この度、10月27日(土)公開 『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』(配給:東映)より、10月27日(土)新宿バルト9にて、初日舞台挨拶が開催されました。

 今年、2018年で15周年という節目を迎える「プリキュア」シリーズ。15周年を記念して、現在放送中の「HUGっと!プリキュア」と初代「ふたりはプリキュア」が力を合わせて戦う劇場版最新作には、総勢55人のプリキュアが登場!55人のプリキュアが踊るエンディングダンスや、ゲスト声優に宮野真守の演技が話題の予告編、そして応援隊長&ゲスト声優に山本美月がお披露目となり、イベントが開催されるなど盛り上がりをみせております。

 そんな本作が、ついに公開!初日の観客動員数は前年比191.4%(10月27日(土)15時現在)という好調を記録し、春・秋を通じてもこれまでの「プリキュア」シリーズ歴代No1の大ヒットスタートをきりました。 ※前年比:『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ』(2017年10月28日(土)公開)最終興行収入8億円と比較しての数字になります。 ※全国の主要映画館76館の集計結果となります。

 初日舞台挨拶には「HUGっと!プリキュア」より引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯、田村奈央、田村ゆかり、「ふたりはプリキュア」より本名陽子、ゆかな、映画のゲスト声優である宮野真守が登壇致しました!当日の朝は生憎の雨模様でしたが、会場となった新宿バルト9には、いち早くプリキュアを観ようと駆け付けてくださったお客様で賑わいを見せ、舞台挨拶が始まる頃には今日この日を祝福するかのように天気も晴れ渡りました。上映後の舞台挨拶ということで、本編からの熱気冷めやらぬ中、キャスト陣が登場すると会場は割れんばかりの拍手に包まれました。

 それぞれの挨拶では、引坂が「今日は映画楽しかったですかー?」と呼びかけると、客席からは大きな拍手が起こりました!また、本泉は「皆さんのアスパワワがこちらにもたくさん届いています! 」とはぐプリに絡めてコメント。小倉は「是非、SNSで「素敵な作品だった!」って広めていただいて、みんなで作品の魅力を伝えていければと思います!」と客席に呼びかけ、田村奈央は「映画を観させていただいたんですが、素晴らしかったですよね!初日を迎えられてとても嬉しいです!」とまっすぐに気持ちを語り、田村ゆかりは「皆さんライトを持ってくださっているので、たくさんフレフレしてくださったんだと思うと、とても嬉しいです!」と客席でふられているミラクルライトを見つめて述べました。また、本名は「朝は雨でしたが、すっかり晴れて皆さんの熱意が天気まで変えてくれたようです。今日は25度、夏日になるそうですよ!」と直前に変わった天候に触れて、公開を喜びました、そして、ゆかなは「もしかしたらずーっと応援してくださってた方も来てくださってるのかな、と思います、直接届けることができて嬉しいです。今日ここから新しい想い出できたよね、って感じですよね?ミデン?」と宮野に突然会話を振る場面も観ることができました。宮野は「ええ!?」とゆかなからの振りに驚きつつも、「いっぱい想い出を奪ってごめんね。」と、キャラクターになり切って返答し、ゆかなもまたキャラクターになりきって「いいの、これから想い出をいっぱい作っていこうね。」と、言葉を結びました。ゲスト出演となった宮野は、客席を眺めて「素晴らしい景色です!これを老若男女と言うんでしょうね。プリキュアが色んな世代のかたに愛されて色んな想いを今日抱いていただいたと思います。僕たちも一生懸命立ち向かった作品です!」と、15周年映画となった本作をアピールしました。

 ゲスト声優を担当すると決まったことについて、宮野は「すごい老若男女感を見てました笑。15年前「ふたりはプリキュア」と出会って楽しく観てました。色んな世代の方に愛されているのを感じましたし、念願叶って記念すべきタイミングでゲストに呼んでいただいてうれしかったです。とてもメッセージ性が深い役だったので、頑張って収録に挑みました。」と語り、歴代プリキュアを演じたことについては、「たくさんの役をさせていただいたので、最初は「マジか…」と思ったんです。男の自分の声でこんなカワイイ台詞を言っても…と思っていたのですが、ミデン自身が楽しんでいるイメージで挑んだら自分も楽しくなりました。色々な伝説の台詞を言えたので「ぶっちゃけありえな~い!」でした!」と演技についても振り返りました。

 作品の魅力について、引坂は「どこも魅力いっぱいなんですが、私が好きなところ、きっと皆さんも好きだと思うんです。みんながちっちゃくなるの…何がとは言わないですが、すごくなかったですか?特にこの子。」とキュアマシェリを演じた田村奈央を見ると、宮野からも「収録のときもすごかった!鼻水出るんじゃないかと思った!」と、話はマシェリの泣きっぷりについ話題が膨らみ「マシェリちゃんほとんど泣いていて、元気なキャラクターなので、頑張らせていただきました。」と、収録を振り返った田村奈央に、引坂が「大爆笑でした。収録のテストのときに、後ろで激しくえみるが泣いていて自分の台詞がまった聞こえないという場面もありました。」と、付け足すと田村奈央が「お世話になりました。」と、返す一幕もありました。それぞれが小さくなるシーンについては、小倉や本泉も「キャラクターのまま小さく」「どこかそのキャラクターの幼少期が感じられるように」と工夫した部分について述べ、さらに見どころとして、引坂が「ルールーの衝撃のボルト!」と、言葉を出すと、映画を観た客席からもどっと笑いが起きました。ルールーを演じた田村ゆかりが「ボルトじゃなくてよかった!あとでちゃんと出てきてよかった!」と笑いを誘った。衝撃の場面については是非、映画本編をチェックしてください。

 また、本名からは完成披露の際に明かされた「ふたりはプリキュアのロゴが映画に使われるのが初めて」ということについて、「今ではMaxHeartが一年目の作品だと思っていらっしゃる方もいるそうで。15年の月日を感じます」と、したうえで、ゆかなが「ロゴについては、うっかり鷲尾プロデューサーも初代のスタッフも誰も気が付いていなくて、完成披露のときの私たちの挨拶で『そういえば!』ってなったんですよ。」と、裏話を語りました。さらに、今回の映画ではキュアブラック&キュアホワイトの名乗りのシーンもいつもとは違う、15周年バージョンということで、そこも見どころだと述べました。

 宮野は「リアル『デュアル・オーロラ・ウェイブ!』を聞いたときは、僕も『本物だー!』って言いました。」と、初代プリキュアとの共演について収録を振り返り、「15周年に「想い出」をテーマにするってなんておもしろいんだろうと思いました、それを奪うとんでもない役をさせていただいたんですが、最後になぜミデンはプリキュアの「想い出」を奪っていたのかという理由がわかるシーンが見どころかなと思います。アニメーションのいいところで、例え「物」でも魂が宿った時点で一個人なんですよ。なので、ミデンが最後のシーンに至るまでどうつなげていこうか考えながら演じました。」と、自身の演じたミデンについても語りました。

 本作の公開に先立って、試写などを観た人から「キュア泣き」という単語が広がっているということをMCから伝えられ、泣けるシーンについて聞かれた引坂は「映画を観ていると何も考えなくても、自然と涙が溢れる。どこがどうっていうことじゃないですが、この映画のすごいところだなと思います。自分もみんなのためにと思って演じさせていただいたんですが、演じているときよりも映画を観て感動しました。」と、本作の泣ける要素について述べると、田村奈央からは「個人的にキュア泣きしたシーン」として「ミデンとエールの最後の二人きりのシーン」があげられ会場中から共感を得ました。「あそこは毎回泣きます。うおー!って」という田村奈央に、ミデンを演じた宮野も「あそこは辛いよね。台本読んでても辛かった。」と賛同しました。

 ゆかなは「55人も出てくるのに、みんながヒロインで、それぞれのシリーズの印象的な部分が観れるシーンがあったので、そこは自然と泣ける、感動するところかなと思います。」と、見どころを紹介。本名は「プリキュアが、少女向けアニメで初めて一本立て映画になったところからスタートして、今回のエンディングでは、もともと歌を歌っておられる五條さんが振り付けで踊っていらっしゃった振り付けをキャラクターが踊るようになっていたり、歌詞1つ1つも感動的なんですが、でも55人みんなが映っているのを観ると笑いがこみ上げてきました。多いなあ!って」と、笑って見せ、ゆかなも「最初は2人しかいなかったもんね、みんなカラフルだしね」と続き、本名が「先週の横浜パレードもでしたが、圧巻で!本当に皆さんに支えられてきたんだなと感じました。」と締めくくりました。

 そして、なんとイベントではギネス世界記録®にも挑戦!事前に「アニメ映画に登場するマジカル戦士の数」として申請しており、この日結果発表の場が設けられました。認定される条件として「魔法を使って戦う、名前と台詞のあるキャラクターが50人登場する」というものとして、50人以上を目指しました。ギネス世界記録®公式認定員である石川佳織様より結果が伝えられ、見事55人で記録認定となりました!認定書を受け取った東映アニメーションの社長である高木勝裕は、「大変嬉しいです。東映アニメーションとして初の快挙となります。ギネス世界記録®はもらった覚えがありませんので、大変幸栄に思っております。15周年プリキュアをこれだけ長く続けてこられたのは、プリキュアのファンの皆様に支えていただいたからだと思います。これからも長く続けていきたいと思っておりますので、ご声援、ご協力これからもよろしくお願いいたします。」と感謝と喜びを述べました。
 
 ギネス世界記録®達成の快挙について聞かれた引坂は、「申請すると聞いた時は、皆さんと同じように「ギネス世界記録® !?」という驚きがあって、言葉しか聞いたことないよ…と思っていましたが、このタイミングでプリキュアに関わることができてうれしかったです。」と述べ、宮野は「(ゲスト出演した作品がギネス世界記録®に認定されたことについて、)棚からぼた餅!と述べ、「ギネス世界記録®認定された作品に参加できるなんてないことですし!マジカルウォーリアーズっていうんだって、初めて知りました。55人が認定…僕認定されてませんね!?マジカルウォーリアーズなれるように頑張ります!」と述べ、会場はど大きな笑いに包まれました。

 最後にコメントを求められた本名は、「映画を観たこと忘れちゃうくらい濃厚な舞台挨拶となりました。社長の口から「長く続けて…。」と、聞けましたので、またどこかでみんなで集まれたらいいね!なんて夢を持ちつつ」目の前のことを一生懸命がんばっていけたらなと思います!」と、今後の意気込みを述べ、引坂も「私たちも、マジカルウォーリアーズとして頑張っていきたいです。」としつつ、この映画、一回では物足りないですよね?怒涛のラストにむけてのバトン、私は胸に手をあてて観ていたくらいだったんですが、国歌を聴いているような…、あ、私個人はですよ?(笑)なのでみなさん、これからも映画を何度も観てください!」と作品をアピールし、あたたかな拍手に包まれたまま、イベントは幕を閉じました。