映画『栞』初日舞台挨拶 三浦貴大、阿部進之介、白石聖ら登壇!
本日10月26日(金)より全国公開された映画『栞』の初日舞台挨拶が、新宿バルト9にて実施されました。
主演の三浦貴大はじめ、阿部進之介、白石聖、といった豪華キャストが舞台挨拶に登壇しました。
■日程:10月26日(金)
■時間:18:30開演 ※上映前舞台挨拶
■場所:新宿バルト9 スクリーン8
(東京都新宿区新宿3丁目1−26 新宿三丁目イーストビル13F)
■登壇者:三浦貴大、阿部進之介、白石聖、池端レイナ、
前原滉、池田香織、榊原有佑監督
スペシャルゲスト:西川悟平
理学療法士をテーマにした映画『栞』の初日舞台挨拶が26日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の三浦貴大、阿部進之介、白石聖、池端レイナ、前原滉、池田香織、榊原有佑監督が出席した。
献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士の高野雅哉役の三浦は「映画は観てもらって完成とよく言いますが、今日がその日。自分としても凄く思い入れのある作品なので、こうやって皆さんと…なんですかね…感慨深くて言葉にならないです」と胸いっぱいの表情。すかさず阿部が「“言葉にならない”ということを、言葉にしてしまいましたね」といじると、照れた表情の三浦は「今日からどういう反応が返ってくるのか楽しみである一方で、怖い部分もあるけれど、感想をTwitterに書いてほしいです。Twitterは僕が一番チェックするもので、検索しやすいので。エゴサーチします」と宣言していた。
また三浦は、阿部との2度目の共演に「デビュー2年くらいの時に共演した際に、阿部さんから教えてもらったことが自分の芝居の基盤になっているので、一番尊敬しています」とリスペクト。その阿部は「その共演から8年くらい会っていなかったけれど、時間を経ても自然にやれたし信頼関係もお互いの中にあった気がする。とてもいいセッションが出来た」と相思相愛だった。
高野雅哉の妹役の白石は「重厚な内容で、榊原監督が長年温めてきた作品。丁寧に表さなければいけないと思いながらも、経験の浅い中での撮影だったのでガムシャラでした。父親役の鶴見辰吾さんや三浦さんという家族の中でのやり取りが多かったけれど、嘘なく演じられたと思います」と手応え十分。池端は公開を迎えた気持ちと作品アピールを、北京語で披露し、キャストや観客から拍手喝采を浴びるも、やや長文ゆえに三浦と阿部からは「なげ~よ!」と一斉にツッコまれていた。
前原は「三浦さんよりも7つ年下なのに同僚役って…と不安でしたが、三浦さんが気さくに話しかけてくれて、やりやすい場を提供してくれた。阿部さんも熱い方で、真ん中にいる人が熱さとやりやすさを作ってくれたので、皆さんに感謝」とニッコリ。池田は「役の心境を自分の人生に置き換えて、役を体感するように演じました」と役作りを回想し、息子役の子役との交流を明かすと、三浦は「凄くいい子で、僕ともすぐに仲良くなった。撮影中に寝ちゃったりして、その寝顔も可愛かった~」と親心を芽生えさせていた。
本作の主題曲「Winter」は、18歳で亡くなったLiam Pickerさんが残した譜面を、ピアニストの西川悟平が完成させた曲で、その背景を知った榊原監督が映画主題曲として採用した。スペシャルゲストとして登壇した西川は「今作を観たLiamのご両親は涙を流しており、キャストの皆さんの演技については国際的だと絶賛されていた」と報告した。
最後に理学療法士の経歴を持つ榊原監督は「医療現場の現実を知ってもらいたいと映画監督になり、この作品を完成させました。内容は実際に自分が体験した話を基に描いているので、映画的な脚色は一切排除しました。皆さんにも毎日のように起きている現実の話だと受け止めてほしい」とアピール。主演の三浦は「監督の思いを一つ一つ丁寧に演じようと芝居をしました。映画を観て自由に感じてもらって、その中で自分の近しい人を思い浮かべてもらえれば嬉しい。この映画は人との繋がりの話だと思います。それは人間の生活であり命。それを描いた作品です」と力を込めた。
出演:三浦貴大、阿部進之介、白石聖、池端レイナ、前原滉、池田香織 / 福本清三 / 鶴見辰吾
監督:榊原有佑 脚本:眞武泰徳 共同脚本:岡本丈嗣 音楽:魚返明未 主題歌:「Winter」作曲:Liam Picker/西川悟平
制作プロダクション:and pictures 制作協力:プラスディー 特別協賛:公益社団法人 日本理学療法士協会 協賛:beachwalkers
宣伝協力:POST 配給:NexTone 配給協力:ティ・ジョイ
©映画「栞」製作委員会 公式サイト:shiori-movie.com