新情報も多数解禁! キャスト裏話や制作秘話も盛りだくさん! 『機動戦士ガンダムNT』 公開目前イベント
1979年にTV放送された富野由悠季監督の『機動戦士ガンダム』を原点に、広がり続けてきたガンダムシリーズ。その宇宙世紀シリーズ最新作にして、大ヒットシリーズ『機動戦士ガンダムUC』のその先を描く、宇宙世紀サーガの最新作『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』が、11月30日より全国90劇場でロードショーされます。富野監督が描いた“ニュータイプ”という概念に対し、果たして本作はどのような答えを見出すのか・・・。
物語は、『機動戦士ガンダムUC』より、一年が経過した、宇宙世紀0097年。世界的な商業ネットワークを構築する華僑の商業集団、ルオ商会が調整し、実戦投入した新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」。果たして彼らの真の目的とは何なのか?
この度、映画の公開に先駆け、「公開目前イベント」が10月16日に東京・Zepp DiverCityにて開催されました。
イベントには、主人公のヨナ・バシュタ役の榎木淳弥、ミシェル・ルオ役の村中知、リタ・ベルナル役の松浦愛弓に加え、音楽を担当する澤野弘之、脚本を担当する福井晴敏、プロデューサーを務める小形尚弘らが出演。『機動戦士ガンダムNT』の本編冒頭23分が最速上映されるほか、キャストによるトークセッション、劇中歌の生演奏も行う豪華3部構成、一夜限りのスペシャルな催しとなりました!
◆日 程 :10月16日(火)
◆場 所 :Zepp DiverCity TOKYO
◆登壇者 :榎木淳弥、村中知、松浦愛弓、澤野弘之、mpi、Gemie、Tielle
福井晴敏(脚本)、小形尚弘(プロデューサー)
主人公を演じた榎木は、「僕も冒頭映像を一足先に見させてもらいましたが、本当に完成度が高い。音もすごいクオリティだし、ビームが飛んでくるときの音は、鳥肌が立つくらいかっこよくて、素晴らしいな、と思いました。あとはやっぱりガンダムがせまってくるところは男の子としては、燃えざるを得ないですね!アフレコ時も完成した映像が早く見たい、と楽しみにしていたので、それを観られて満足です。早く続き観たいな、という気持ちです。」と、本作の感想を興奮気味に語った。
村中は、ポスタービジュアルがネットで“ナラティブ組体操”と話題になったことについて触れ、「最初の衝撃がすごくて、(榎木さん・松浦さんは)初めてご一緒する方だったので、『組体操みました?』と話すきっかけにつかいました(笑)先ほど完成した映像を観させていただいて、個人的に、あるシーンの音楽が鳥肌が立つというか…いい意味で、身の毛がよだつというか。闘わねば、という命をかけていく想いを感じてぞわざわっとしたので、戦闘力があがっていく感じがすごく感動しました。こうしてがっつりガンダム作品に携わらせていただくのは今回初めてなので、とってもうれしいです。」と話した。
松浦は「映像の、特に戦闘シーンの光がすごくきれいで、3Dをみているんじゃないか、というくらい映像がきれいだったので、20分があっという間だったな、と思いました。」と、初々しさいっぱいにコメント。
福井は「さっきから皆さんの、『早く続きが観たいです。』という言葉が胸に刺さります・・・。最近は公開日の11月30日の3日くらい前の夢をよく観ます。」と、観客・キャストからの良い反応を受けて、喜びを表現。
今回のお話は2年前に消息不明となっていたRX-0(アールエックスゼロ)ユニコーンガンダム3号機フェネックスが、地球圏に再びその姿を見せ始めたというところからお話が始まっており、“UC Next 0100プロジェクト”に紐づく第一弾ということで、プロデューサーである小形は、「端的にいうと、ガンダムの空白の部分をどんどん作っていこうというプロジェクトで、これはみなさんに劇場でどれだけ観ていただけるかで、次回作が作れるかが決まるので。」とプレッシャーをかけられると、ファンは爆笑。「今回はゲームとも連動していて、いろんな展開を用意しているので、劇場だけではなく、皆さんが四六時中ガンダムに浸っていられる、というプロジェクトになっています。」とユーモアたっぷりにプロジェクトをわかりやすく解説した。
ここで、音楽を担当した澤野が登壇し、音楽についてのトークへ。
小形は「宇宙世紀に澤野さんの音楽がかかせないと思っていて。澤野さんの音楽の力が8割、他が2割くらい。」と、澤野の作る音楽世界に絶大な信頼を寄せる。
今回は「UC」とテイストを変えてほしいというオーダーだったそうで、澤野は「これまでは、テーマを持った曲はオーケストラをつかってというのが多かったのですが、今回のメインテーマはEDM重視でつくってほしいというオーダーだったので、他のオケの曲もシンセサイザーの音を使っていたりします。」と音づくりでのポイントを語った。音楽を聴いた感想について榎木は、「澤野さんの曲が劇中で流れた瞬間、一気に盛り上がるというか、物語が熱をおびだして…書かかれる曲が全部名曲なんですよね。『UC』も音だけでも泣けます。」と感動しきり。福井も、「今回物語が、すごくメロドラマな要素があって、いつものようにオーケストラだとしっとりとした感じになってしまうと思ったので、今の楽曲だとすごくちょうどいい塩梅になっていると思います。」と、大満足の様子。
そして今回の主題歌「narrative」を澤野のボーカルプロジェクトの「nZk」とLiSAがコラボすることが解禁に。小形は「これ以上の組み合わせはないと思っています。」と自信をのぞかせた。LiSAからの動画コメントも到着し、松浦も「LiSAさんの歌声可愛かったです!」と瞳をキラキラさせながら、LiSAが主題歌を担当する喜びを等身大で語った。
最後に村中は、「ガンダムは、人間の人生や欲望、夢だったり、生々しさがすごく素敵だなと思っていて、
この作品のキャラクターもそれぞれの人生が濃くなっているので、この時代のガンダムの目撃者になっていただければと思います。」、と作品の魅力をアピール。榎木は「ナラティブ組体操は一見面白い感じに見えますが、実はすごく作品のイメージに沿っているなと思っていて、キャラクターがそれぞれの想いに向かって手を伸ばしていて、見ている方向は違うんですが、そのみんなの想いが絡まり合って一つの物語となっていて、そういった人間ドラマが「NT」では楽しんでいただけたらな、と思います。ぜひ劇場で観て下さい。」と締め、トークパートのイベントは終了。その後、澤野とmpi、 Gemie、Tielleによるライブが披露され、イベントは終了した。