「あいあい傘」舞台挨拶、会いたくても会えなかった親子役を演じた倉科カナと立川談春が登壇
この秋、時間を越えた家族愛に涙するー!
いよいよ10月26日(金)より、TOHOシネマズ日比谷をはじめ、全国公開される映画『あいあい傘』。主演の倉科カナ演じるさつきが、恋園神社のある小さな田舎町へ、25年前に姿を消した父の六郎(立川談春)を探しにやってくる物語の本作。
本日15日(月)、会いたくても会えなかった親子役を演じた倉科カナと立川談春が、一般試写会(報知新聞主催)に登壇いたしまた! 初めて親子そろっての舞台挨拶となります。さらに原作となった舞台と監督・脚本を務める、宅間孝行監督も登壇。舞台挨拶では、撮影時のエピソードや作品に込めた思いなどを語っていただきました。
■倉科カナ(高島さつき役)コメント
役者として自分となかにある経験を活かした演技をしてみたと思っていたところに『あいあい傘』のお話をいただきました。主人公であるさつきと私との共通点があり、とてもご縁を感じ出演することを決めました。
「父に会いにいく」というシンプルな気持ちを大切にしながらさつきを演じました。演じ終えて私も救われた気がしました。
今日はお越しいただきありがとうございます。本作はたくさん愛の詰まった人間味のある映画となっております。大切にしたいと思っているはずなのに忘れてしまっている存在がみなさんにもいると思います。この映画を観終えた後に、すこし立ち止まってその人に愛を伝えていただければと思います。
■立川談春(東雲六郎役) コメント
お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。下町ロケットに出ていた僕を観たプロデューサーにキャスティングしていただき、何度かオファーを断ったのですが熱意に押され、こうして出演させていただいたことにご縁を感じております。
“涙笑”と書いて、“縁(えにし)”と読む言葉を考えました。泣いたあとにもちょこっと笑いたい。そうすると明日も頑張ろう。って思える。縁というのは泣いても笑っても繋がるときはつながるし、切れるときは切れます。そういう意味を込めて考えました。この映画も僕と倉科さんが対面する素晴らしいシーンも含めて、笑って泣ける作品です。観終わったあとに両親や家族にメールではなく電話の1本も入れてあげてください。
■宅間孝行監督 コメント
映画は企画してもポシャることが多いですし、撮影してもお蔵入りすることもある。
なので、こうして舞台挨拶までくれば、もう公開できるだろうと思うと安心しますね。
後々になって知ったことなんですが、この映画の中のように、僕が子供の頃に住んでいた場所と、
談春さんが初めて弟子入りして住んでいた練馬区の場所が100メール近辺で、
すれ違っていたんだろうなと。ご縁ですよね。
<ストーリー>
生き別れてしまった父と娘の
切なくも心に沁みる5日間の物語
恋園神社のある小さな田舎町。年に一度の祭りが近づいた日、さつき(倉科カナ)は25年前に姿を消した父の六郎(立川談春)を探しにその町へやって来た。宿に向かう途中、偶然にも六郎を知るテキ屋の清太郎(市原隼人)と出会い、祭りの取材をしたいという嘘をついて町を案内してもらうことにする。散策しながら次第に明らかになる現在の六郎の生活。さつきは意を決して、父の新しい家族──奥さんの玉枝(原田知世)と彼女の一人娘に会いに行こうとする。
倉科カナ 市原隼人
入山杏奈 高橋メアリージュン やべきょうすけ
布川隼汰 永井大 金田明夫 大和田獏 / トミーズ雅
立川談春 原田知世
監督・脚本:宅間孝行
主題歌:竹内まりや『小さな願い』
(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:S・D・P
©2018映画「あいあい傘」製作委員会
公式サイト:aiai-gasa.com 公式Twitter:@aiaigasamovie