スティーブン・スピルバーグのアンブリン・エンターテインメントが提供を務め、“ハリー・ポッターの原点”ともいわれる、ジョン・ベレアーズ著書<ルイスと魔法使い協会>シリーズ「The House with a Clock in Its Walls」が、この度、『ルイスと不思議の時計』として、2018年10月12日(金)に日本公開いたし最もます。
ポンコツ魔法使いのジョナサンおじさんを演じるのは、幅広い演技で定評のあるジャック・ブラック。魔女のツィマーマンはアカデミー賞に2度輝いたケイト・ブランシェットが演じます。監督を務めるのは、鬼才イーライ・ロス。スティーブン・スピルバーグのアンブリン・エンターテインメントが贈る、マジックファンタジーがこの秋を彩ります。

全米で9月21日に公開され、初登場1位!早くも続編の話も噂される本作は、日本の秋を盛り上げる作品になること間違いなし!そんな話題作の日本公開を前に、豪華キャスト登壇による特別試写会イベントが行われました!
本イベントには、ルイスのおじで、“ポンコツ魔法使いジョナサン役“を演じ洋画声優初挑戦を飾った佐藤二朗、
そして9月24日に行われた吹替版完成会見で、“一流魔法使いツィマーマン役”の演じることが解禁され、話題となった
宮沢りえという豪華俳優陣が再集結したスペシャルなトークイベントが行われました!
また、前回のイベントで佐藤さんは、“時計の中から宮沢さんを登場させる魔法”に挑戦するも、演じたキャラクターの通りマジックは大失敗!!「次こそ魔法を成功させます!」とリベンジを宣言した佐藤二朗が、短い期間で魔法の修業を積み、この特別試写会の場で、再び魔法に挑みました!しかしその結果は、前回と同様ポンコツそのもので、うなだれる佐藤さんに会場からは笑いが。宮沢さんと息の合った掛け合いもみせるなど笑いの絶えない大盛り上がりのイベントとなりました。

まずレッドカーペットに登場したふたりは、続くサウンドバイツで、先日行われたイベントではじめて会ってからの印象について聞かれると、「りえちゃんの映画を昔から沢山観ていて、お芝居に誠実といった印象を持っていたので、そのことを本人に伝えたら、「まぁ、お芝居だけだけどね」って仰っていて(笑)素敵だなと思いました」と明かす佐藤さんですが、一方の宮沢さんが「思っていた通りの方でした。ユーモアに溢れているし、純粋で色んな面を持っていらっしゃる。あと、存在がなんだか“人間”じゃなくて、キャラクターのようで(笑)超越した存在感を持つ、唯一無二の方だと思います」と明かすと佐藤さんが「まぁ白い壁みたいってよく言われますからね」と自虐し宮沢さんは爆笑!息の合った様子をみせました。
場所は変わり、舞台挨拶の会場には、佐藤さんが宮沢さんをエスコートする形で登場。佐藤さんは「りえさんをエスコートできたので、この思い出を胸にこれから生きていきます!ジャック・ブラックさんは元々とても好きな俳優さんだったので、吹き替えを務めることは本当に光栄でした」、また宮沢さんは「私も尊敬するケイト・ブランシェットさんの吹き替えを務めることができてとても貴重な時間を過ごさせていただきました。いつも初めて作品を観ていただくのはドキドキするのですが、今日は是非楽しんでいってください」とそれぞれに挨拶。

次にもし魔法で時間を操れるとしたら過去に戻りたいですか?未来に行きたいですか?という質問が及ぶと、佐藤さんは「過去」と回答。その理由について「10代、20代の頃に戻って、大人になっても全然ちゃんとしていないから、それでもこうやって生きているから大丈夫だよって伝えたいです(笑)」と明かし、宮沢さんもどちらかといえば「過去」の方がよいそうで「わたしは、中学生の頃にデビューして、そこからお仕事を初めたので、中学~大学にかけてのキャンパスライフを楽しんでみたいですね。娘の学校に行くと素敵だなと思うので」と明かしました。

またどんな人に観てもらいたいですか?という質問に対し、佐藤さんは「魔法やファンタジーの要素があるので、子供は存分に楽しめるし、普遍的なテーマも描かれているので、大人の方も胸にぐっとくる部分があると思います。あと、他と違っていてもいいんだよというメッセージが込められているのもすごくいいんですよね。なので、老若男女、性別問わずいろんな方に観て欲しいです」、宮沢さんは「冒険をしながら自信がついていくルイスの顔つきが最初と最後では全然違っていてるんです。そんなルイスの姿に勇気を貰えるんじゃないかなと思います。あと、ジョナサンとツィマーマンのののしり合いもリズム感があって好きです」とそれぞれに映画をアピール。

屋敷に隠された魔法の時計の秘密を解き明かすストーリーである本作ですが、子供の頃に秘密していて、今だったら言えることがあれば教えてください。という質問については、佐藤さんは「高校生のときに好きになった女の子がいて、修学旅行かなんかの卒業写真を撮るときの場所が隣だったんです。それで、言うのがすごい恥ずかしいんですけど…松任谷由実の『卒業写真』を聞きながら、自分とその子のところだけハサミで切り取っていました(笑)」、宮沢さんは「ユリ・ゲラーが流行っていた時代に、親戚での集まりがあって、そこでみんなでユリ・ゲラーごっこをやっていたんです。それで、こっそりとスプーンを机に押し当てて折り曲げていた私は、冗談でできたー!と言ったんですね(笑)そうしたらみんな信じてしまって…あまりにも盛り上がってしまって、引くに引けなくて、本当のことを言えなかったんです。なので、親戚にはなんか力をもった子と認識されていました(笑)」とそれぞれに明かし、会場の笑いを誘いました。

するとここで高山さんが演じたルイスから「ジョナサンおじさん!ポンコツ魔法使いは卒業できたの?練習してたって聞いてたけど?」と天の声が!前回のイベントでは、“時計の中から宮沢さんを登場させる魔法”に挑戦するも、演じたキャラクターの通りマジックは大失敗してしまった佐藤さん。しかしそこで、今回は必ずや成功させるべく短い期間で魔法の修業を積んだ成果をみせるという設定だったにも関わらず「練習はしておりません」と断言する佐藤さん。すると宮沢さんが「テスト前に勉強やってないっていって、実はやっているっていうパターンでしょ?」とすかさずフォロー!佐藤さんは「出会ってちょっとの時間なのになんでわかるの?!」と驚いた様子をみせ、その息の合った掛け合いに会場からは笑いが起こりました。

そして遂に佐藤さんの魔法を披露する時間に!目の前に置かれた植物に向かって佐藤さんが魔法をかけると、なんとその植物からみるみる内に花が咲き始め、ドヤ顔で「植物の時間を進めました」と説明する佐藤さん。しかし、修行を積んだ成果はこれだけではなかったようで、今度は「この私の時間を戻したいと思います」といい次の魔法を披露!佐藤さん自身が映るポスターを箱の中にいれてみせ、魔法をかける佐藤さんですが、この魔法は宮沢さんも参加!すると身体だけ子供になった佐藤さんの姿が登場!その不気味な姿に「りえちゃんが一緒に念じたから乱れが起きたのかも…」「怖いという感想以外出てこない…」といい、畳みかけるようにルイスに「おじさん!ポンコツ魔法使いのままじゃないか!」と突っ込まれると、佐藤さんは「そうだなという意外に言葉が出てこない…」とうなだれた様子をみせ、会場は笑いに包まれました。

最後に、佐藤さんは「この映画に出てくる、ルイスとジョナサンとツィマーマンの三人は、それぞれどこかしら負の要素があるんですが、そんな三人が敵に立ち向かっていく姿に勇気をもらえるはずです。繰り返しにはなりますが、老若男女、性別問わず楽しめる作品になっていますので、是非みなさ劇場に足をお運びください」、宮沢さんは「時がたってふと思い出したとき、楽しかったなと思えるような素敵な作品に仕上がっていますので、是非楽しんでください」とそれぞれに挨拶をしイベントは終了しました。

上映終了後には、上映前は声のみで登場していた高山みなみさんご本人がサプライズ登場!大歓声が沸き起こるなど大盛り上がりのイベントとなりました。

以上。

【STORY】
両親を亡くした少年ルイスは、叔父であるジョナサンの古い屋敷に住むことになるが、なんと、おじさんは、二流のポンコツだが、不思議な力を使える魔法使いだった。そして、隣に住むきれいで優しいツィマーマンも魔女。ただし、こちらは一流。ルイスはそんな二人と時計がいっぱいの屋敷で不思議な暮らしを始める−。ある日、屋敷に世界を破滅へと導く“時計”が隠されていることを知ったルイス。
果たして、二人の魔法使いと “時計”を探し出して謎を解き、世界を救うことができるのか!?

■出演:ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェット、オーウェン・ヴァカーロ、カイル・マクラクラン 他
■監督:イーライ・ロス  ■提供:アンブリン・エンターテインメント  ■原作:ジョン・ベレアーズ「ルイスと不思議の時計」(静山社)
■原題:The House with a Clock in Its Walls  ■全米公開:9月21日  ■配給:東宝東和 
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