池松壮亮主演、キム・コッピ、満島真之介、大倉孝二共演の超衝撃作『君が君で君だ』が 7 月 7 日の七夕より全国公開いたします。
本作は、好きな女の子の好きな人になりきって、自分を捨て去り、10 年間彼女を見守ってきた 3 人の男たちの愛の結末を描いた恋愛譚です。日本の伝説のロックシンガー「尾崎豊」になりきるのは、映画俳優として唯一無二の存在感を示す池松壮亮。
そして、世界中の誰もが知るハリウッドの名俳優「ブラッド・ピット」になりきるのは、確かな演技力で頭角を現す満島真之介。さらに、日本の歴史を大きく変えた人物「坂本龍馬」になりきるのは、独特の個性が光る大倉孝二。ヒロインを務めるのは、映画『息もできない』での演技で世界中の注目を集め、多くの熱烈なファンを持つ韓国人女優キム・コッピ。

監督・脚本は、国内外で高い評価を受ける松居大悟。疾走感ある映像に今という時代を映し出し、観る者の恋愛観を試す、松居大悟監督が長年温め続けてきた完全オリジナルラブストーリーです。国境も常識も越えた愛の物語は、観る者の恋愛観を揺さぶります!
そして 7 月 4 日(水)渋谷 LOFT9にて松居大悟監督、監督の大学時代の同級生であり本作の企画・プロデュースを担当した阿部広太郎、お笑いコンビ ニューヨークの屋敷裕政、WEB マガジンチェリー編集長の霜田明寛ら 4 名による『君が君で君だ』公開記念トークイベント“シュガーティーチャーの放課後 3 学期”が実施されました。

松居大悟監督、阿部広太郎、ニューヨーク屋敷裕政、霜田明寛らが登壇すると大きな拍手で会場が包まれた。
4 人の乾杯の音頭から始まり、松居らがこの 4 人による異色な組み合わせで行うトークイベント“シュガーティーチャーの放課後”の由来が 2 年前の合コンの失敗がきっかけだと語り合うと会場から大きな笑いが起こった。
そして映画『君が君で君だ』の話題に移ると、開口一番に屋敷が「この映画を見に行くっていう人どれくらいいますか」と挙手を求める。会場の半数ほどが手を挙げると、松居は「残り半分を口説けばいいのか」と気合十分。試写会で作品を鑑賞していた屋敷は「めっちゃ面白かった。松居大悟純度100%(笑)。鼻ピアスで泣いた。だけどクライマックスのときにトイレに行ってしまった」と衝撃告白。松居、阿部が驚く中、霜田が「どう考えてもクライマックスが来るだろうというところで席を立っていた」と続けると屋敷は「漏らしてもいいと思えるほど、目が離せなくて面白かったけれど、劇場の人や阿部さんたちにも迷惑かけるから」と答え、笑いを誘った。
そして屋敷が、女性が本作にどんな感想を持ったのかを聞くと、「男女はあまり関係ないけれど、高校生が全員テンション上がっていた」と松居が答える。すると、屋敷、霜田、そして会場からも驚きの声が上がった。続けて松居は「鳥取県の高校で試写会を行ったとき“なんか、なんかわからないけれど 3 回泣けました”という感想をもらった」と嬉しそうに語り、阿部は「女子高生から“心が八つ裂きにされそうになりました“という感想ももらいました」と、本作の衝撃を受けた高校生たちのエピソードを語った。松居監督作品を見続けている霜田は「自分としては、アズミ・ハルコで行方不明になった松居大悟が下北沢を一周回ってきて、やっと戻ってきた感じ」と松居大悟らしさ溢れる本作を讃えた。
屋敷が「俺たちは会場のお客さんをできるだけ笑かしたいと思ってネタを書くけれど、大悟はこの映画のゴールはどこなのか」と聞かれると、松居は「生きづらい人が救われるような、見た人の数だけ感想が上がって映画が育っていってほしい」と熱弁した。
この映画を“どんな言葉で薦める?”というトークテーマに移ると、屋敷が「この映画は大コケすると思う(笑) “コケてコケてコケた”になるよ。人に簡単には薦められないけど、俺は 2回見る」とタイトルをもじり、本作の成功への一抹の不安を吐露すると会場から大きな笑いが起こった。更に松居が、「この映画がちゃんと刺さるのか不安。でもこれが刺さる人とは仲良くなれると思う」と熱く語り、阿部が「大丈夫。『アルマゲドン』に感動した僕にも刺さっているから、多くの人に刺さるはず」と胸を張った。
最後に松居は「このイベントほんとに楽しかった(笑)」と満足気な笑みを見せ、続けて「この映画見たいと思う人」と会場に呼びかけるとほとんどの観客の手が上がり、トークイベントは大成功のうちに幕を閉じた。