マドリード国際映画祭最優秀作品賞3年連続受賞、モントリオール世界映画祭招待上映、ミラン国際フィルムメーカー映画祭最優秀監督賞受賞で高い評価を得ております柿崎ゆうじ監督の長編第1作目となる『第二警備隊』。
本作は、ロンドン国際フィルムメーカー映画祭最優秀編集賞を受賞、ニース国際映画祭2018にて出合正幸が最優秀助演男優賞を受賞、アムステルダム国際フィルムメーカー映画祭にて最優秀作品賞と最優秀撮影賞の2部門がノミネートし、本作でもモントリオール世界映画祭フォーカスオンワールドシネマ部門に正式招待が決定して注目を集めております。
6月30日(土)から大阪のシネ・リーブル梅田にて初日を迎えた本作。公開を記念して、主演・筧利夫、前田耕陽、出合正幸、竹島由夏、芦川誠、柿崎ゆうじ監督が登壇の舞台挨拶を7月1日(日)に行いました。

■日程:7月1日(日)
■時間:16:30開演  ※上映後 舞台挨拶
■場所:シネ・リーブル梅田(大阪府大阪市北区大淀中 1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト 4F) 
■登壇者:筧利夫、前田耕陽、出合正幸、竹島由夏、芦川誠、柿崎ゆうじ監督 
MC:森川みどり


アムステルダム国際フィルムメーカー映画祭にて最優秀作品賞・最優秀撮影賞2部門がノミネート!
警備会社社長役の筧利夫など出演陣、住職役を身辺警護しながら登場

柿崎ゆうじ監督が自ら経営する警備会社が関わった事件の実体験をもとに、構想17年の時を経て世に送り出す衝撃作「第二警備隊」。身辺警護員たちの極限の生き様が描かれている本作は、6月30日(土)よりシネ・リーブル梅田にて公開がスタートいたしました。翌日の7月1日(日)梅田にて公開を記念し、主演・筧利夫、前田耕陽、出合正幸、竹島由夏、芦川誠、柿崎ゆうじ監督が登壇。
筧・出合・竹島は劇中のエステックの警備員の出で立ちで、刑事役の前田とともに、大恩寺住職役の芦川を劇中内のように身辺警護をしながら客席から登場。
登場と同時に、登壇者のサプライズに歓声があがりました。

大阪の思い出を聞かれた筧は、「大阪芸大出身で、大阪に4年いました。馴染みのある土地です。」と答え、本作が国際映画祭での受賞やノミネートが続いていることを受け「ロンドンで4部門、ニースで6部門、マドリードで2部門、アムステルダムで2部門、そしてモントリオールとすごい話です。モントリオール、行きます!

招待作品なので、賞の対象にはなっていないのですが、なんか受賞しますよ!なんかもってかえります。」と冗談をとばすと、前田も「僕もモントリオール行ったほうがいいですか?スケジュール空けておきます」と筧にツッコミをいれ、観客の笑いを誘った。続けて、実話を基にした作品へどう向き合ったかについて前田は「監督から、このような話があったと聞いていましたし、監督が出したかった空気感などをだいぶ前からうかがっていたので、雰囲気や空気感を分かった上で撮影インさせていただきました。緊張感ある内容ですが、撮影は楽しかったです。」と振り返っていた。
出合は「大阪は自分の地元でもあるので、スタッフやキャストや関係者のみんなの思いが詰まった映画をこうして大阪の地でお披露目できて万感の思いです。ニースでの受賞も、スタッフとキャストの皆さんと一丸となって作り上げたことが評価されたので、けして自分だけが受賞したとは思いません。筧さんの胸にすがって演技ができたので、受賞できたのです!」と共演者やスタッフとの一体感から手にした賞であることを語った。

もし身辺警護されるならの質問に竹島は、「警備されるなんて皆さん考えたことありますか?実際、私は危ない思いをしたことはないのですが、最近はストーカーなどの事件も多いので、そばにイケメンの警備員がついていたなら、きっと夜道とかでサッと守ってくれたりするのでしょうね。危ない人を制圧してくれたら嬉しいです。」と答えた。

芦川は、「ジンベイを着て登場したのですが、天神祭のたこ焼き屋ではないのです。」と開口一番に話すと、筧から「どんな挨拶ですか(笑)」と突っ込まれ、「映画を観終わったばかりで、お客様が涙をふいていらっしゃるので、舞台挨拶をするのに、ちょっと空気を変えようかなあと。」と、おどけてみせました。舞台挨拶の後半で、「16まで大阪で育ちましたが、高校から東京で生活しています。映画の登場人物の一人が、本当に自分の通っていた高校の後輩で事件に関わっていたようなので、ビックリしました」と共演者も知らなかった事実を告白し、「たこ焼き屋のことじゃなくて最初からドラマティックな事実を話してよ!」とさらに筧に迫られていました。
監督は「ご覧頂いた通りですが、自分が体験してこの目で見て、この身に起きたことです。今でもリアルに思い出します。こうして映画が大阪でも公開えきたこと、本当にありがとうございます。これから世界の映画祭でワールドプレミアが続きますが、そのあと、また日本で凱旋公演できるようにと願います!」とちから強く話した。

筧 利夫
出合正幸 竹島由夏 久松信美 河合龍之介 芦川 誠 橋本じゅん 柳 憂怜 関根大学
   伊藤つかさ 石橋 保 前田耕陽 伊吹 剛 麿 赤兒 赤座美代子 出光 元 野村宏伸
監督・脚本・エグゼクティブプロデューサー:柿崎ゆうじ
プロデューサー:古谷謙一 齋藤浩司 ラインプロデューサー:山口 誠 
撮影監督:佐藤和人(J.S.C.) 照明:金村悟史 録音:甲斐田哲也 美術:畠山和久 助監督:荒川栄二 
編集:鳥居康剛 柿崎ゆうじ
音楽:西村真吾 主題歌:内田あかり「遥か」 特別協力:ビーテックインターナショナル
協力:カートコーポレイトグループ カートプロモーション エーチーム・アカデミー 日商 オーガニックレストラン・セタ
サムライインターナショナル 特定非営利活動法人 知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会 特定非営利活動法人 日本防犯防災協会
企画・製作・配給:カートエンターテイメント 宣伝プロデューサー:廿樂未果 配給協力:REGENTS
2017/カラー/日本/112分/ビスタサイズ/5.1ch
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