週刊少年ジャンプを代表する金字塔漫画、全世界シリーズ累計発行部数1億2,000万部を誇る「BLEACH」が映画化! ユウレイが見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、死神を名乗る謎の女・朽木ルキアから力を譲り受け、死神を代行するハメになる。家族と仲間を守るため、人間の魂を喰らう悪霊・虚〈ホロウ〉と死闘を繰り広げる一護だったが、想像を絶する運命が待ち受けていた…。壮絶アクション超大作『BLEACH』が、いよいよ7月20日(金)全国公開!
この度、公開に先駆け主演の福士蒼汰をはじめ、杉咲花、吉沢亮、早乙女太一、江口洋介と佐藤信介監督が集結し、ジャパンプレミアを実施いたしました。ジャパンプレミアでは、福士蒼汰が劇中に登場する死神の武器”斬魄刀”で巨大な悪霊・虚〈ホロウ〉を一刀両断!また、映画の見どころとなっている死神同士の激しい超高速バトルなど、ここでしか聞けない撮影時のエピソードを語り尽くしました!

『BLEACH』ジャパンプレミアイベント 概要
【日時】6月28日(木)
【場所】東京国際フォーラム ホール C(千代田区丸の内 3-5-1)
【登壇者(敬称略)】福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、早乙女太一、江口洋介、佐藤信介監督

<ジャパンプレミアイベントレポート>
 約1400人が集まった熱気に満ちた満席の会場に、主人公黒崎一護(福士蒼汰)に死神の力を譲り受ける死神・朽木ルキアを演じた杉咲花、死神を嫌う滅却師(クインシー)・石田雨竜を演じた吉沢亮、一護を狙う死神・阿散井恋次を演じた早乙女太一、一護の父親役を演じた江口洋介、メガホンをとった佐藤信介監督が客席から登場!悲鳴に近い歓声に迎えられながら豪華キャスト陣がステージへ。そして、最後に本作の主人公である黒崎一護を演じた福士蒼汰が悪霊・虚<ホロウ>であるフィッシュボーンの映像とともに登場し、持っていた一護の武器である斬魄刀で振り斬るアクションも披露し、観客からは黄色い歓声が沸き起こり、場内のテンションは上がりっぱなし!

 福士は「皆さんの熱気が伝わってきます!ありがとうございます!今、熱いといえばワールドカップですが『BLEACH』もどんどん熱くなっていっている気がします!僕と皆さんで一緒に熱くなっていきましょう!」、杉咲は「今日は来てくださってありがとうございます。約2年前に撮った映画を、皆さんに観てもらえるのが本当に嬉しいです」、吉沢は「遂に観ていただけますね。こんなに人がいる舞台挨拶の映画って中々ない!この映画に対する期待値の高さを感じるんですが、皆さんの期待をいい意味で越えていく相当熱いエンターテインメントになっているので、是非盛り上がってください」、早乙女は「今日はお暑い中ありがとうございます。よろしくお願いいたします!」、江口「本当に迫力のある映画ができあがっています。どこかでパンクな侍がありますが、これは“ロック侍”です」、佐藤監督は「撮影が2年前。1年かけてCGなどを作っていて、1カット1カットコツコツと作った作品なので、今日を迎えることができて感無量です」と、思い思いに2年前に撮った作品が遂に公開を迎える喜びのコメントを寄せた。

 本編さながらに斬魄刀を持っての登場となった福士は「衣装も死覇装ぽくしました!ぶった斬って気持ち良かったです!」と、満面の笑みで登場を振り返り、杉咲は「素敵でした」、吉沢は「かっこよかった」、早乙女は「キュンキュンした(笑)!」と福士の登場シーンを大絶賛!江口からは「カッコよかった」と褒められながら斬魄刀の重さを聞かれるととても重かったことを明かした。

 人の魂を喰らう悪霊・虚<ホロウ>や死神との闘いで超絶なアクションが繰り広げられている本作。福士は「ワイヤーアクションもあって大きい刀がワイヤーに引っかかったり、刀の長さに慣れることが難しかった」、杉咲は「刀の扱いに慣れている役で、ここまで上手い役は初めてだったので練習を沢山しました。難しかったです」、吉沢は「弓を打つんですけど、全部CGなんです。弓の先だけ物体があって、何もない中で引いて打っているように見せるのが大変でした!剣道を9年やっていて、(オファーの)話が来た時に遂にこの特技を活かせると『来た!』と思ったらまさかのクインシーだった!」と笑いを誘い、早乙女は「ワイヤーも初めて、CGも初めてでした」と思い思いに撮影時を振り返った。福士は出来上がった本作を観て「自分の想像を超えるアクションシーンになっていて、完成した本作を観て凄いなと思いました!」と、白い歯を見せた。

 劇中で登場する悪霊・虚<ホロウ>はCGの為、撮影時では想像をしながらの演技となった。福士は「見えない中でみんなとイメージを共有することが難しかった」、杉咲は「アクションシーンに沢山練習に付き合ってくださって、相手役を何度もしてくださった」と、福士との撮影時のエピソードについて振り返った。吉沢は「監督の頭の中でイメージが出来上がっていて、的確に教えてくださったので監督に頼りながらやっていました」と、監督の指導に感謝するとともに、「グランドフィッシャーの戦いとか、オープンセットで駅のロータリーのセットを作って外の抜けはグリーンバックなんです。現場でどうなっているのかなと思っていたら、出来上がったものが凄いんです!」と、完成した本作に感無量の様子。

 吉沢が語る巨大なロケセットのアクションシーンは20分間のラストシーンで2週間くらいかけて撮ったそう。福士は「毎日朝から晩まで戦っていた」と語り、「テンションを保っていくのが大変でした。体力的にも大変でした」と苦労したことを明かした。
 
 豪快で一護の良き父親である一心を演じた江口は「福士君は現場でストレートに演じる役者なので、話しながら進めていった。原作の漫画があるので、原作ファンがぶっ飛ぶぐらいいい感じに出来上がっている。夏観るには最高のポップなロック映画です!」と福士との共演シーンを振り返るとともに、本作の出来に太鼓判を押した!続けて福士は「包容力のあるお父さんだなと感じました。江口さんと一心がリンクした部分があって、一護と一心のホッとする瞬間や、くすっとする瞬間があるので全体を通して見て欲しいと思いました」とアクションだけでなく、家族との絆も見て欲しいと語った。

 日本国内だけでなく海外も含め人気のある漫画原作だが、佐藤監督は「いまだに『BLEACH』を撮っていると思われていて世界各国の人から音楽やりたいと売り込みのメールが来る(笑)。世界各国の人から知られていて世界でも見劣りのしないものにしたかった。衣装や虚<ホロウ>など和のテイストを気を付けて取り入れている」と作品を作るうえで心がけたことを明かした。

 熱い男たちのバトルが見どころの本作。福士は恋次とのバトルシーンが見どころと明かし「自分で演じていたんですけど、自分に度肝を抜かれた。観て凄いと思った」、杉咲は「アクションが凄くて動きがある映画なんですが、その中にも友情が描かれていて、一護とルキアの友情ラストシーンが自分の中で感動した」と、アクションだけでなく、友情も描かれていることをアピール。吉沢は「僕はほぼ、福士くんと2人のシーンが多かったのですが、ある一定の人たちからしたらたまらないんじゃないかな。それこそ2人で背中を合わせて戦うところとかは、特撮ファンからしたらたまらないだろうと」とコメントすると会場からは拍手が起こった!

普通の高校生から突如死神へ変わる黒崎一護にちなんで、この夏●●から〇〇に変わりたいという抱負を披露することに!福士は「この夏、海に行く!」とコメントし、杉咲は「柔らかいから固いに変えたい!」という珍回答をし「うどんにはまっていて、自分で手打ちをしているんですが、コシがないのでコシがあるうどんをつくりたい」と説明。吉沢は「ビール好きなんですけど、プリン体をオフにして、体に優しい飲み物に変えたいです(笑)」、早乙女は「ビールを逆に飲めないので、この夏ビール飲めるようになりたい!」と話題がビールに及ぶと、福士は「みんなでBBQいいですね!」、江口も「みんなでキャンプに行こう!」と盛り上がった。
 
そして、今回どうしても来ることのできなかったMIYAVIからメッセージが寄せられ、「伺えないのが残念ですが、一足早く観ていただくということでワクワクしています。福士君はナイスガイでずっと爽やかな風が流れていました。彼の芝居に対する姿勢、取り組み方には好感が持てました」と福士を絶賛した。

 最後に福士は「大迫力のアクションシーンは圧巻です!エンターテインメント作品として楽しんで頂けたら嬉しいです」とこれから作品を観る観客にアピールした。本作に登場するグランドフィッシャーという、福士演じる主人公・一護が壮絶な戦いを挑む虚<ホロウ>の巨大な像も舞台に登場し、観客だけでなくキャスト陣も大興奮するなど、終始イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

出演:福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮/真野恵里菜 小柳友/田辺誠一 早乙女太一 MIYAVI/長澤まさみ 江口洋介
監督/脚本:佐藤信介 脚本:羽原大介 音楽:やまだ豊 
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社ジャンプ コミックス刊 )  主題歌:[ALEXANDROS] 「Mosquito Bite」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)
製作:映画「BLEACH」製作委員会  制作プロダクション:シネバザール 
配給:ワーナー・ブラザース映画 ©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会