山田孝之&長澤まさみW主演、映画『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などで知られる福田雄一監督が初めて手掛けるラブストーリー『50回目のファーストキス』が現在大ヒット公開中。22日には神奈川県のイオンシネマみなとみらいで、出演者で横浜出身の俳優・ムロツヨシが“凱旋”舞台挨拶を行った。

ハワイ・オアフ島を舞台に、事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱える瑠衣(長澤)と、そんな彼女に一目惚れした元プレイボーイのツアーコーディネーター・大輔(山田)との、一生に一度の恋を描く大人のラブストーリー。ムロは大輔の親友・ウーラ山崎を演じている。

舞台挨拶の場合、司会者と登壇者の掛け合いで展開していくのが通常だが、この日はムロによる“凱旋”舞台挨拶だけに、司会者不在のムロ独壇場として観客とのQ&Aを実施。ムロは「はっきり言いますが、山田孝之と長澤まさみがサプライズで来るとかありません!絶対に来ません!中身も何も用意していない、ずっと質問コーナーでいきます」と宣言しつつ「あと玉木宏と木南晴夏の質問はダメです!私は一切関係ありません」とホットな話題を差し込んで冒頭から爆笑を巻き起こした。

玉木と結婚報道が出た木南とは、福田監督のテレビドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズで共演しており、「質問はダメ!」としながらもムロは自ら「木南の結婚が本当だとしたら…ビックリした。だって玉木宏だぜ。生で聴いてもいい声をしているんだよ。めちゃくちゃナイスガイ」と結婚の話題を持ち出して祝福していた。

そんなムロは、自身の結婚願望を聞かれると「願望はないわけではない。3年前はないと答えて、去年はないわけでは…と答え、現在はないわけではないと答えています。50代目前で結婚された堤真一さんからは『焦らなくてもいい』と言われたので、その言葉を信じています」としばらくは独身を楽しむ構え。木南との結婚報道で“玉木ロス”が広がっているが「自分の時は“ムロロス”とか言われるのかな?そんな日がくるのかな?ムロロスって言ってくれるのかな?」と来る日の反響を想像していた。

さらに自身が過去に恋人に対して行ったロマンチックすぎるバースデーサプライズを告白するくだりでは「今日は客席に妹とその子供もいるし」と大テレで「記事に書かないで!」と報道陣からペンを取り上げて“強制記事化NG”をするなどシャイな一面もチラリ。また長澤まさみの可愛さを聞かれると「よく笑うので、こっちまで明るくなる。とにかく可愛い、どう表したらいいのさ、あれは可愛いぜ~。何ていったらいいのかわからない」とメロメロだった。

この日の舞台挨拶は、質問者ではないファンからツッコミがあがり、それに対してさらにムロがツッコムという終始笑いの絶えないアットホームな雰囲気。学生時代に神社で当時の恋人としたキスを改めて俯瞰で見たいというムロの願望に客席が一気に凍り付くという一幕もあったが、客席にはムロの名前が書かれたお手製うちわが揺れ「うちわとか作るの大変でしょ?アイドルじゃないんだから!嬉しいじゃない、恥ずかしい。妹と姪っ子が引いている」と苦言も満面の笑み。

最後はムロの「今後も映画で、できることならば喜劇を作りたい。その時は今日のように変な服を着て、観客から洋服のコンセプトを聞かれるような役者でいたい」と笑いにこだわったメッセージで、単独ライブと化した舞台挨拶は幕を降ろした。

ストーリー
ハワイでコーディネイターをするプレイボーイ弓削大輔(ゆげだいすけ)はある日、カフェで藤島瑠衣(ふじしまるい)という女性と出会い恋に落ちる。
しかし、翌日同じカフェで会った彼女は大輔の事をまるで覚えていない。
実は彼女は交通事故の後遺症により、新しい記憶は1日で消えてしまう短期記憶障害を負っていたのだ。
彼女を想う父と弟の手で、その事実を隠され、同じ日を繰り返す瑠衣。
事情を知った大輔は、毎日、自分を覚えていない彼女に一途に愛を告白し続ける。瑠衣にとっては毎日が大輔との初対面。
大輔の機転と努力により結ばれた二人だが、大輔の本当の夢を知った時、瑠衣はある行動に出るー

主演:山田孝之 長澤まさみ
ムロツヨシ 勝矢 太賀 山崎紘菜/大和田伸也 佐藤二朗
脚本・監督:福田雄一 
プロデューサー:北島直明 松橋真三 製作:『50回目のファーストキス』製作委員会  制作プロダクション:Plus D  
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (C)2018 『50回目のファーストキス』製作委員会 公式サイトURL: 50kiss.jp 公式Twitterアカウント: @50kissjp
 大ヒット公開中!!