宇都宮を舞台にバツイチ子持ちの出戻りシングルマザーが、実家の餃子屋の再建に奮闘しながらも、イケメンゴルファーに恋をするラブコメディ『キスできる餃子』。主演は、ドラマやバラエティーに幅広く活躍し、2017 年は主演映画が 2 本公開された足立梨花。相手役を務めるのは、東海地方を中心とした活動から、一昨年の日本レコード大賞<新人賞>受賞、昨年には日本武道館でのワンマンライブを大成功させ、大ブレイク中のエンターテイメント集団「BOYS AND MEN」の田村侑久。監督は、小説家・劇作家・演出家・作詞家としてもマルチに活躍し、2016 年公開『クハナ!』につづき、本作が2作目の監督作品となる秦建日子。『アンフェア』の原作、『HERO』『救命病棟 24 時』『ドラゴン桜』『そして、誰もいなくなった』など数々の大ヒットドラマの脚本を手がけてきた秦自身が、完全オリジナルとなる本作の脚本も手掛けます。

この度、本作の宇都宮先行上映イベントをMOVIX宇都宮にて行いました。舞台挨拶には、先日の「キスできる餃子宇都宮号」イベントでの車掌姿が“餃子制服姿でカワイイ!”と宇都宮市民をメロメロにした、本作の主演足立梨花、そして親友役の倉橋麻里を演じた佐野ひなこ、宇都宮出身で本作にはイベントMC役で出演した佐藤美希が登壇!そして、本作の監督で地方創生ムービーの仕掛人秦建日子監督も登壇!今だから話せる制作秘話や、映画の舞台裏を語り、最後には足立さんからお客様に口コミのおねだり。また宇都宮をメロメロにする餃子美人3人でした。
また、本作の舞台挨拶の後に、インターパークビレッジにて開催されている餃子イベントにて、足立・佐野・監督が本作の撮影にご協力頂いた宇都宮市民に感謝を込めて直接餃子をお届けし会場には多くの市民がキャストの方からの餃子手渡しに笑顔溢れるイベントとなりました。

◆日 程:6月17日(日)
◆場 所:MOVIX宇都宮 シアター8(栃木県宇都宮市インターパーク6丁目1−1)
◆登壇者:足立梨花、佐野ひなこ、佐藤美希、秦建日子監督、佐藤栄一宇都宮市長、宇都宮商工会議所会頭 関口快流
  

満席の会場から拍手を頂き、キャストの一言ご挨拶について、足立「今日は本当に沢山の方に来ていただき嬉しいです。」と地元先行のやや緊張感ある表情から安堵の笑顔の足立。続けて、佐野も「お客さんいて安心しました!今日はよろしくお願いします。」本人役で登場する佐藤は「初めて本人役を演じて不思議な気持ちでしたが、今日はよろしくお願いします。」監督「本日はありがとうございます。この準備で何年もかけ、この地元の宇都宮で満員のお客様に観ていただいて、ありがとうございます。」

お客さんに対してMCから面白かったですか?と問いかけがあり、大きな拍手の後、足立「このタイミングで面白くないとは言えないですよね(笑)でも、ありがとうございます!
宇都宮に何回も来たことはありましたが、あんなに毎日、宇都宮にいることがなかったので、初めてだらけで不安もありましたが、皆さんが協力的で感謝していた日々でした。餃子もいっぱい頂けて嬉しかったです。(作品中に出てくるお店について)私たちがお店貸し切っていたので、駐車場で臨時営業して頂いて心優しくお店を貸していただいて、お昼休憩にはいつも餃子を持ってきてくれて、焼き餃子だったり、水餃子だったり、毎日餃子食べてましたね。」
佐野も「毎回おなかいっぱい餃子いただいて宇都宮の餃子は他の行財に比べて、比べられない位おいしい!」と宇都宮の餃子をかなり堪能した様子。

足立が宇都宮の餃子について興味津々に対し、宇都宮出身の佐藤が「本当に2、3日に1回は餃子を食べるんですよ、作るより買ってきて、冷凍庫には常にストックがありますね。」というと足立から「本当に?盛ってない?」との突っ込みも。自信満々に「盛ってない!」と答える佐藤に、会場も同感の様子。

佐藤「私は宇都宮出身なので、撮影場所が知っている場所ばかりで、楽しめて観れる作品でした。監督、よく選んでいただきました!ありがとうございます!」と宇都宮市民もロケ地が楽しめる作品と太鼓判を頂き、監督「地元の方とディスカッションし、単なる観光の作品ではなくて  いろいろな場所を決めました。本来の生活感が出るように、ロケハンも時間をかけて1人で歩き回りました。」 使い切れなかったロケ地も多いそうで、監督「いろいろなお店からオファーが撮影地に使ってほしいと沢山お声を頂いたのですが、そこまでシーンの数に限りがあって、、パート2を作ることがあればぜひ!」という声に会場からは拍手が。

撮影中は、足立が自分でメイクをしているという話に、足立「役作りの一つとして、すっぴんに見えるように気を付けました。餃子に集中したいし、お母さんですし、餃子のスチームを常に浴びてましたね(笑)」佐野もご自身でメイクしていたようで、佐野「私も役作りの一環でしてましたね。足立さんの友人役で、足立さんは先輩なのですが、まっすぐ背中押すかっこいいセリフ言わさせていただきました。理想的な役ができましたね。」また同じく役作りを聞かれた佐藤は「本人役なので、逆にいつも通りにするというのが緊張しました。急にセリフも増えて、お客さんもたくさんいたので、とにかく緊張でした。」と、二人とは違う本人役に苦戦だった様子。

ト書きには最後のシーンの詳細がなくシーンの変更が多かった様子に、監督「知らない方が楽しくできるかなと思ってあえて直前に変更を伝えていました(笑)最後のシーンはセットの出来上がりを見た時に、ステージがあるならこれも使いたい!と思って直前にお伝えしました。キャストのレベルが高いので、直前に伝えても対応してくれました。佐野さんにも役のイメージを直前にぶっきらぼうで、男っぽい方がいいなとキャラクター変更を伝え、それに合わせて足立さんも合わせてくれる。演技力のあるキャストが集まってくれたので、おもしろくなったと思っています。」と、監督のアドリブがかなり現場ではあった様子。

サプライズゲストとして、鑑賞したばかりの宇都宮市長と会頭が客席から登場。市長「皆さんがゲストなので、私はマイナーです、劇場をを出たら餃子を早速食べたいと思います!宇都宮をPRしていただき、宇都宮に来なくても宇都宮の良さが全国の人に知って頂け、嬉しいです。反対されながら作った甲斐あったオリオンスクエアや大谷石資料館も先日、日本遺産に選ばれ、多くの方に観ていただきたいですね。」会頭も「宇都宮を映画を宣伝できる素晴らしいものを作っていただき嬉しいです。是非、続きが見たいので続編を作って頂きたいですね!」と宇都宮の良さが詰まった作品にまだ余韻冷めやらぬ様子。足立「(足立の演じた)陽子は続編はさらにイケメンを出していただきたいですね(笑)宇都宮市民の皆さんの誇りになれるような映画になっていると嬉しいです。皆さんにSNSなど口コミを広げていただけると、その際は可愛い写真でアップしてくださいね!」と一般のお客様にもフォトセッションもあった為、お客さんにおねだり。大歓声の中、舞台挨拶は終了しました。

また、舞台挨拶にはインターパークビレッジにて開かれている餃子イベントに足立・佐野・監督が登場。3人からの餃子のお渡しと聞き、会場には多くの方が。焼き上がった餃子の振る舞いに会場は大盛り上がり。劇場も餃子も熱々のイベントとなりました。