日本アカデミー賞、ブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにした大ヒット映画『百円の恋』から3年。同スタッフが再集結して制作された武 正晴監督オリジナル作品である最新作『リングサイド・ストーリー』が、今週末10月14日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国公開致します。

本作は、4年ぶり主演を務める佐藤江梨子と実力派俳優の瑛太をW主演に迎え、武藤敬司・武尊・黒潮“イケメン”二郎など、K-1×プロレス界のトップアスリートたちが豪華出演。また、近藤芳正・余 貴美子・田中要次・有薗芳記・高橋和也など日本映画界の名優たちが脇を固めているファイト・ラブコメディ。
主題歌は、結成から28年目を迎え、日本のロックバンドとして咲き誇り続けるフラワーカンパニーズが楽曲を提供。身も蓋もない現実を代弁するかのような「消えぞこない」をはじめ、エンディング・挿入歌ともに彼らの楽曲が劇中で使用されております。

第22回釜山国際映画祭が、10月12日(木)17:30(韓国現地時間)より、今年も華々しく開幕いたしました。本作は、「A Window on Asian Cinema部門」招待作品に決定しており、オープニングセレモニーのレッドカーペットには、主演の佐藤江梨子×瑛太、そして武正晴監督が登場。
佐藤・瑛太ともに、釜山国際映画祭への参加は「初」。
花柄をポイントにした真っ白なパンツスーツで登場した佐藤。抜群のプロポーションと華やかさに、韓国だけでなく世界のメディアが魅了されておりました。
真逆なカラーのブラックジャケットでレッドカーペットを颯爽と歩く瑛太は、韓国でも人気の俳優で、女性ファンから握手や写真を求められておりました。
そして、蝶ネクタイの武正晴監督は、W主演を両手に花にして威風堂々とレッドカーペットを歩き、「監督冥利につきる」という表情を浮かべながら、記念日となった釜山国際映画界を楽んでおりました。

瑛太扮する売れない俳優・村上ヒデオの夢は、10年同棲している彼女・江ノ島カナコを「カンヌ国際映画祭」に連れていくこと。
映画のキャッチコピー通り、まだカンヌ国際映画祭の夢は叶っておりませんが、本日、釜山国際映画祭のレッドカーペットをパートナーのカナコと歩けたことは、まさに「特別な景色」を二人で見たと言えます。

13日(金)は、AM10:00よりCGV Centum City2にて上映を予定しており、日本からの参加作品が多い中、本作が邦画としてはトップバッターでの上映となります。
上映後、佐藤江梨子×瑛太×武正晴監督が登壇する舞台挨拶を行いますが、すでにチケットは完売しており、国際的に、作品・キャストともに注目を集めていることがわかります。

釜山国際映画祭は、昨年の2016年度は、釜山市内の5つの劇場で69カ国299作品(ワールドプレミア94作品)が上映され、17万人の来場者数を記録するなど、アジアを代表する国際映画祭として世界から注目を集めております。