日本アカデミー賞、ブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにした大ヒット映画『百円の恋』から3年。同スタッフが再集結し、盟友・足立紳の実話をヒントに生み出されたオリジナルストーリーをひっさげた武正晴監督・最新作『リングサイド・ストーリー』が10月14日(土)に初日を迎え、2日目となる15日(日)にキネマ旬報シアターにて舞台挨拶を実施いたしました。

【  日 時  】 10月15日(日) 13:10〜13:40
【  場 所  】  キネマ旬報シアター
【  登壇者  】  佐藤江梨子(さとう えりこ)、武 正晴(たけ まさはる)監督
【  司  会 】  八雲ふみね(やくも ふみね)

≪レポート≫
佐藤江梨子、キネマ旬報シアター「初」来館女優として武正晴監督と登壇!

10月14日(土)より全国で初日を迎えた『リングサイド・ストーリー』
2日目の15日(日)、主演の佐藤江梨子と武正晴監督がキネマ旬報シアターに登場。
上映後、トークイベントを行い、初日に続き観客の笑いを誘いました。

佐藤江梨子はトークイベントが始まると、「実は、キネマ旬報シアターがある柏のこの高島屋ビルに、1年間、ラジオのお仕事で通った事があります。先ほど、こちらの劇場に私が初めて登壇する女優とのお話ききました。「聖地」を汚しているみたいで、すみません!」と、なぜか謝罪からスタート。観客の笑いを誘いました。
監督も、「「百円の恋」「イン・ザ・ヒーロー」とこちらの劇場で映画を流していただき、トークショーもしました。
普通に映画を観に来る劇場なので、今日はやっぱり新作で佐藤さんとトークショーできるのは嬉しいです!」と喜びを語った。

余貴美子さんと親子役の佐藤は、「親子に見えるようにするにはと悩んでいたら、余さんがタレ目メイクをして私の目に寄せてきてくれました。すごく有難かったです。」と話すと続けて、「余さんとカニを食べるシーンがあるのですが、新鮮なカニを準備してくれていたので、夕飯前ということもあり、二人で夢中になってカニに頬張っていたら、『カット!』の声とともに監督が走ってきて、映像チェクする前に私たちが食べていたカニをつまみぐいしました。それほど美味しそうに見えたようです。」と撮影エピソードを暴露。監督も、「3杯カニを準備していたのですが、二人がすごい勢いでカニを食べていくし、美味しそうだったので、つい。毛ガニの食べ方は、親子な感じでした。」と笑って答えていた。また佐藤と瑛太の共演に関しては、「部屋の中の場面のリハーサルのとき、二人の佇まいや歩いている姿など空気感が抜群でした。キャスティングした時点で完成しているといってもいいくらいで、長く付き合っているカナコとヒデオが仕上がっていました。」と話した。

最後に佐藤は、「この作品に出演できてよかったと心から思っています。この映画がどんどん育ってくれたら嬉しい。映画をみることは、経験が増えることだと思うので、この作品をみて経験を増やしてください!」と話し、監督は、「この映画を選んでくれてありがとうございます。普段みられない世界を見ることのできる作品です。ちょっとした発見があると思いますので、そんな発見を楽しんでいただけたらと思います。」と締めました。
『リングサイド・ストーリー』は10月14日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか絶賛上映中!