。世界累計 900万部を突破し、「東野圭吾史上、最も泣ける感動作」と発売より高い支持を受ける小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が待望の映画化!いよい本日 23 日より全国公開となります!
一夜を明かすため、悪事を働いた敦也が幼馴染みと一緒に忍び込んだ古い家。そこはかつて店主・浪矢雄治が悩み相談を請け負っていたナミヤ雑貨店だった。廃業したはずの店内に、突然 32 年前からの悩み相談の手紙が舞い込んでくる。時を越え、手紙のやり取りをはじめる敦也たち。次第に雑貨店の秘密と相談者たちと自分たちの共通点が明らかになり・・・。時間と空間を越えて、繋がりの謎が明らかとなる時、思いもよらない感動と衝撃のラストが待ち受ける――。
主演に Hey! Say! JUMP の山田涼介。雑貨店主に西田敏行。共演に、尾野真千子、村上虹郎、寛 一 郎、林遣都、成海璃子、門脇麦、萩原聖人といった豪華俳優陣が顔を揃えました。監督は『余命1ヶ月の花嫁』の廣木隆一。
本日23日(土)、公開初日を記念して豪華キャスト陣による初日舞台挨拶イベントを開催させていただきました。

【日時】 9月23日(土)
【場所】 丸の内ピカデリー1
【登壇者】山田涼介、西田敏行、村上虹郎、寛 一 郎、成海璃子、門脇麦、廣木隆一監督

MC の呼び込みによりキャスト陣と監督が登壇すると会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。まず初めに公開初日を迎えた気持ちを聞かれると、山田「公開初日はとてもドキドキするのですが、こうして沢山のお客さんに見に来ていただけて、嬉しい気持ちでいっぱいです。」と会場の観客へ感謝の言葉を述べ、西田も「早く皆様にご覧頂きたい作品でしたので、たった今作品をご覧いただいた皆さんのお顔が笑顔で満たされているようでとてもよかったです。」と満足そうに語った。その後、撮影中に印象的だったことを聞かれた廣木監督は、「山田君が走るシーンで、山田君の足が速くてカメラが追い付かないほどでした。」と撮影の裏話を披露すると、山田も「監督が曲がり角の突き当りで走るのを終えていいと言っていたのですが、角を曲がってもなかなか突き当りにつかなくて、ずっと全力で走っていました。」と撮影当時を振り返っていた。また虹郎が「寛 一 郎が撮影前にチョコレートを食べ過ぎて走れなくなっていました。」と暴露すると、寛 一 郎は「食べ過ぎちゃいました」と照れながら回答。それをみた山田も「役のキャラそのままなんですよ。」と述べるなど 3 人のチームワークの良さが伺えた。ここで本作の重要なアイテムである「手紙」にちなみ、キャスト陣がこれまでに体験した手紙にまるわるエピソードを聞かれると、山田「事務所に入ったころに埋めていたタイムカプセルを母親が先日偶然掘り返したら、20 歳過ぎの自分への手紙が入っていました。そこには東京ドームでライブをしている、家族に白い家を買っているなどの内容が書かれていて、このタイミングで母が偶然掘り起こしたことに、なにか映画と繋がっているなという不思議な感じがしました。」と述べると、門脇も「以前母親と手紙のやり取りをしていたのを思い出しました。内容に関わらず、後になって当時自分がこんなことを考えていたのだと読み返すと面白くて、やり取りしてよかったなと思います。」とそれぞれの手紙に関するエピソードを披露した。そんなエピソードが披露される中、西田は内ポケットから手紙を取り出すと「山田くん宛に手紙を書いてきました。」とまさかサプライズが!西田本人によって読まれたその手紙には、「これまで山田君は“アイドルである自分”と“俳優である自分”のバランスに悩んだこともあるのではないかと思っていました。周りから色眼鏡で見られることもあっただろうし、決して弱みを他人に見せない人柄の山田君は、それを自分の中だけで消化することもあっただろうと想像します。」とグループ活動などが多忙な中でアイドルと俳優という 2 つの活動をこなす山田の心中を察すると同時に、「あなたは本作を通じて俳優として堂々とスクリーンに存在しています。年齢や芸歴など関係なく、私とあなたは、同じ俳優として、同じ土俵に立っていると思っています。今後、あなたがもっともっと、俳優として大きくなることを、心から願っていますし、私も負けないように頑張らないといけない。

この先、壁や障害にぶつかったり、葛藤したり、人から色んなことを言われることはあると思います。でも、これまでと同じように、決して心折れることなく、どうか前を向いていってください。大丈夫。あなたの未来は明るい。そう、私は確信しています。また、共演できる日が来る事を心から願っています。」と大先輩の西田から若手山田への世代を超えた暖かいメッセージが送られた。それを聞いた山田は感無量の表情を浮かべながら、「これはずるいですね。共演させていただくシーンが多くないにも関わらず、心の中を読まれているような内容だったのでグッときましたし、西田さんはすごく心の支えになってくださいました。また西田さんとご一緒できるように精進していこうと思います。ありがとうございました。」と涙ながらに感謝の言葉を述べていた。西田から山田への暖かい手紙に会場全体も感動に包まれた。

最期に山田と西田から締めの一言があり、西田「この映画が皆様の人生のエポックになってくれればと思います。ありがとうございました。」山田「この作品はものすごい力を持っている作品だと思います。見終わった後に人から人へこの作品の良さが伝わっていけばいいなと思います。ありがとうございました。」と会場の観客へ感謝の言葉が送られ大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。