『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』ついに迎えた公開初日! ファン歓喜!等身大⁉ オリジネート・ゼロの前で、舞台挨拶 2作目は2018年秋 公開決定!
感動のTVシリーズから12年―新たに描かれるレントンとエウレカの物語『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』が、劇場3部作として待望の映画化を果たします。
本作は2005年4月よりテレビ放送され大ヒットを記録した伝説のアニメ。英雄アドロックを父に持つ主人公レントンが、鬱屈な日々をおくる中、ヒロイン・エウレカと出会い、世界を知る旅に出る――というストーリーは多くの視聴者の共感を呼び、2000年代を代表する作品となりました。そして、2017年。『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』が、9月16日本日より全国107館にてロードショーとなりました。
この度、『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』の初日舞台挨拶が新宿バルト9で行われました。イベントでは、主人公・レントン役三瓶由布子さんと、ヒロイン・エウレカ役名塚佳織さんの“交響詩篇コンビ”と、2005年のTVシリーズからのオリジナルスタッフ、京田知己総監督が登壇。さらに、レントンの父である、英雄・アドロック・サーストンを演じた古谷徹さんが登壇致しました!イベント中は本作の苦労や12年のテレビシリーズを経た今の心境など、様々なことを語っていただきました。そしてエンドロール後の次回作にまつわる重要なヒントなど、次回作への期待も高まります。フォトセッションでは、ほぼ実物大のオリジネート・ゼロの顔をプリントしたバックパネルの前で、フォトセッションを行いました。そして、最後に京田総監督から次回作が2018年秋の公開に向けて制作が進んでいると発表があり、イベントは大いに盛り上がりました。
◆日 程:9月16日
◆場 所:新宿バルト9 シアター9(新宿区新宿3丁目1−26 イーストビル9階)
◆登壇予定:三瓶由布子、名塚佳織、古谷徹、京田知己総監督 ※敬称略
<いよいよ本日から全国上映が開始され、今日を迎えての感想は?>
【三瓶さん】本当に感無量です。今回テレビシリーズから12年ぶりにエウレカセブンが新しい劇場作品となって皆様にお届けできるのは、この作品を愛してくださっている皆様のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。もう、胸がいっぱいです。
【名塚さん】いま三瓶ちゃんがいってくれたとおり、ついに公開ということで、先週くらいまでは不安ではあったんですけれど、これだけ皆さんが集まってくれているのもすごく嬉しいですし、こうしてやっと皆さんの元へお届けできるんだなぁ、という気持ちです。公開してここからがスタートだと思うので、いろんな感想をいただきながらこれからも『エウレカセブン』がんばっていきたいです。
【古谷さん】『エウレカセブン』というビッグタイトルで、初めて登場するアドロック・サーストンという、とても重要な役を仰せつかりまして、非常に緊張していました。自分では納得のできるお芝居ができたと自負しておりますが…みなさんはいかがでしたか?(会場から大きな拍手)ありがとうございます。ちょっとホッとしました(笑)
【京田総監督】この『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』が完成するまでにすごく紆余曲折があったので、たどり着けるのか?と思ったこともありましたが、こうしてみなさんにお届けすることができて本当によかったなと思いつつ、今、始まったばかりだなとも思います。これから皆さんに数年の間楽しんでいただけるものを作る、ということで、やっと始まったなぁという感触が強いです。
<注目の一つでもある、今作でやっと描かれた『サマー・オブ・ラブ』にて、やっとアドロックの声を聞くことができました。演じられての感想は?>
【古谷さん】プレッシャーでした。僕はひげをはやした親父というのは今までほとんどやったことがないんですよ。しかも、息子がいる父親で。ずっと少年役が多かったので、キャラクターのルックスに僕の声は合わないんじゃないかと思いました。でもきっちりお芝居ができれば、皆さんに納得してもらえるんじゃないか、という想いであまりルックスにはこだわらずにやりました。結果、アフレコでは自分の頭が真っ白になってしまうくらいのめり
込めたので、よかったんじゃないかな、と自負しております。
<古谷さんと共演しての感想は?>
【名塚さん】本当にすばらしかったです。私達がテレビシリーズから作ってきた、作品に対する想いをすごく大事にしてくださっていて、収録前から監督たちとたくさん話し合いをしてキャラクターを作っていらっしゃいました。いざ収録がはじまると、思い出すと鳥肌がたちます(笑)強さとあたたかさの中に人間らしさがあり、レントンの父親なんですが、レントンのような少年らしさも持っていて、というのをあの短いシーンの中すべて見えてしまうというか。今までレントンが思い描いていたものが実体化されたような感じがしました。
エウレカにとってアドロックという存在の大きさを収録で体感することができ、とても幸せな時間でした。
【三瓶さん】その感想を聞いて思うのは、かおりん、ずるいよ…。(笑)私は親子としての会話はすることはなかったので、今回の映画で初めて実際にアドロック生きていている姿を見て、涙がとまりませんでした。それは私の中のレントンなのか私自身なのかはわからないんですが、やっとアドロックに会うことができてすごく感動しました。
<古谷さんにアドロックを演じてもらっていかがでしたか?>
【京田総監督】アドロックは、レントンにとって会ったことのないお父さんであると同時に、レントンの物語が始まる、前の物語の主人公なんです。なので、あんな結末になりましたが、主人公だったお父さんがどういうことをがんばっていたかを今回は見せる、という話だと思ったんです。主人公というのは、ただ強いだけではなく、いろいろな迷いや壁にぶち当たったりするということを感じさせつつ、最終的には人を救ったりすることができる存在だと思うんです。そういう意味では古谷さんにお願いするしかない、と思いましたし、最初の第一声を聞いたときに、本当にグッとつかまされました。
<最後に一言ずつご挨拶をお願いいたします。>
【三瓶さん】まだまだエウレカセブンの世界、続きます。今回レントンの気持ちにすごくフォーカスしていただいて、2、3とどうなっていくのかわかりませんが、今後のエウレカセブンにもぜひ期待していただきたいです。
【名塚さん】いま三瓶ちゃんの話を聞きながら、テレビシリーズでもレントンのことをがんばって受け止めていたなぁ、と思い出しました。これからも精一杯、レントンを受け止めながら最後までがんばっていきたいとおもいますのでこれからもよろしくお願いいたします。
【古谷さん】せっかく素敵なキャラクターをやらせていただいたので、ぜひまたやりたい!と。なので、なんとか監督に考えていただいて、皆さんにも映画をたくさん観ていただいて、Blu-rayをたくさん買って頂いて(笑)そうすれば、また皆さんにお目にかかれる日が来るのではないかと。
【京田総監督】『2』は、ちょうど稼働しはじめたところなんですが、今回よりもさらにエウレカらしいエウレカセブンをやろうと考えてつくっています。
新しい雰囲気を醸し出しながらも、みんなが思ってくれていたエウレカを描きたいなと思っています。