『きみの声をとどけたい』 かわいい女の子たちの初日舞台挨拶
湘南を舞台にした高校生たちの青春を描いた劇場用オリジナルアニメーションを公開いたします。テーマは“声の力”。“声”にはメールやSNSなどにはない“力”がある―。そんな“声”の力を今の時代だからこそもう一度信じてみたい。本作『きみの声をとどけたい』はそんな想いから制作を開始しました。メインキャストに2016年8月にオーディションを勝ち抜いた新人声優ユニットの“NOW ON AIR”の6人と『探偵オペラ ミルキーホームズ』『ラブライブ!』の三森すずこが担当、高校生たちが起こす小さな“キセキ”の物語です。制作は『時をかける少女』『ちはやふる』のマッドハウスが担当します。
本日8月25日(金)についに「きみの声をとどけたい」公開となり、初日舞台挨拶を開催いたしました。新人声優ユニット“NOW ON AIR”の6名と、三森すずこ、伊藤尚往監督が登壇し、NOW ON AIRのオーディションからの一年に渡り活動してきた、「キミコエ」と本作に賭けてきた一年をの喜びや、今の気持ちなどを熱く語っていただきました!
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「きみの声をとどけたい」初日舞台挨拶
■日程 8月25日(金) 舞台挨拶:11:10~11:40 ※上映後イベント
■場所 TOHOシネマズ新宿 スクリーン4 (新宿区歌舞伎町 1丁目19-1 新宿東宝ビル3階)
■登壇者 片平美那(行合なぎさ役)、田中有紀(龍ノ口かえで役)、岩淵桃音(土橋雫役)、
飯野美紗子(浜須賀夕役)、神戸光歩(中原あやめ役)、鈴木陽斗実(琵琶小路乙葉役)、
三森すずこ(矢沢紫音役)、伊藤尚往監督
〇片平美那さん(行合なぎさ役)コメント
――初日を迎えて
ついに、この日がやってきたかという気持ちと、本当なのかな?って戸惑いもあり、よくわからない気持ちになってます。すごく嬉しいけど、言葉に表せない気持ちです。
――いま思い浮かぶのは…?
オーディションで名前を呼ばれた時を思い出しました。その時は、(1年後にこんなことになるとは)思ってませんでした。本当に幸せ者だなって改めて感じています。
――お気に入りのシーンは?
和むのでなぎさがカエルさんとお話しするところが好きです。カエルさんがお気に入りなので、今日も爪をカエルさんにしてきました(笑)。あとはスイカの種をペッて吐くところもすごく好きです。
――いま、かなえたい夢、目標をコトダマにしてください。
この映画をたくさんの人に見ていただきたいです!
〇田中有紀さん(龍ノ口かえで役)コメント
――初日を迎えて
本当に1年前のオーディションから今日まで、体感時間が早かったです。アフレコで、できなかったこととか、悩んだことも多かったけど、公開を迎えられて嬉しいし、これまで悩んだこともどうでもよくなりました(笑)いまこの瞬間が幸せです!
――お気に入りのシーンは?
かえでのお気に入りのシーンがたくさんあって迷うんですが…かえでの笑顔ですね。最初に見たかえでのビジュアルが、笑ってないないものが多かったので「笑わない子なのかな…?」って思っていたんです。そうしたら本編では冗談も言うし、笑っている女子高生だったので優しくて笑う子なんだ!ってびっくりした記憶があります。きついことも言うけど、日常を過ごす中で笑顔がたくさんあって、かわいい子なので見てほしいです。
――いま、かなえたい夢、目標をコトダマにしてください。
「夏といえば『きみこえ』」になってほしい! 夏はいろんな映画が思いつくと思うけど、これから何年先も「夏だ、『きみこえ』を見よう!」「湘南に行こう!」って思える映画だと思います。
〇岩淵桃音さん(土橋雫役)コメント
――初日を迎えて
ついにこの日が来たんだなという気持ちです。たくさんの人の努力や愛に支えられて迎えられた初日なので感謝でいっぱいです。ありがとうございます!
――お気に入りのシーンは?
雫がパティシエになりたくて、フランスに留学したいと打ち明けるシーンです。雫の落ち着いた行動から、強い信念、しっかりした部分が見えると思います。普段はふんわりニコニコした優しい子なんですけど、カッコいい部分が見えたと思います。芯の強いところは共通するのかな…(笑)?
※メンバーからは「するする!」という声が上がる
――いま、かなえたい夢、目標をコトダマにしてください。
世界中の人に、良いコトダマを届けたいです。言葉の力でみなさんをいい気持にできたらと思います。この映画に出会ってくださったみなさんにコトダマの奇跡が起これば嬉しいです!
〇飯野美紗子さん(浜須賀夕役)コメント
――初日を迎えて
オーディションに合格してからアフレコまで半年、アフレコが終わって今日までさらに半年――こんなに1年があっという間に過ぎたことに驚きでいっぱいです。10年分くらいいろいろやったと思えるくらい、毎日充実していて、たくさんの方に出会えて、数えきれないくらいの力や愛をいただいて、人生で最も濃い1年を過ごせたと思います。
――お気に入りのシーンは?
アクアマリンが壊されちゃうってことで、かえでと言い合いになるシーンで、高飛車な気持ちではなく、みんなを助けるためにおじいさまに掛け合ときに「みんなの思いを無駄にしちゃいけないわ」というセリフで、音響監督さんから「優しさを前面に出すんだ!」と指導をされました。つらいシーンだけど自分が気持ち込めたところなので、注目して見てほしいです。
――いま、かなえたい夢、目標をコトダマにしてください。
地元の長野でお仕事がしたい! この映画は地域の人とのかかわりもテーマのひとつなので私も、子どもの頃から支えてもらった長野県でお仕事をして次は私が支えたいです。
〇神戸光歩さん(中原あやめ役)コメント
――初日を迎えて
昨年の8月にオーディションに合格してから1年間、この映画をひとつの目標に突っ走ってきたので、ついにこの日が来たかという気持ちですが、ここがゴールじゃないので、まだまだこれからもみんなで突っ走っていきます。今日も足を運んでくださったみなさま、応援していただいているみなさま、支えてくださったスタッフのみなさんへの感謝の気持ちが大きいです。
――お気に入りのシーンは?
あやめの登場シーンが好きです。(途中から出てくるので)出てきたときのインパクトが、いじらしくてかわいらしい子だなって思いました。あやめは、動くときやメガネを上げるときにかわいらしい効果音がついたり、コミカルな女の子なのでかわいらしくて気に入っています。私は裸眼なので、役が決まった時にまずはメガネを購入して日常でも掛けて、(あやめのように)メガネをくッと上げる動作していました。
――いま、かなえたい夢、目標をコトダマにしてください
この映画が口コミで広がってほしいです!
〇鈴木陽斗実さん(琵琶小路乙葉役)コメント
――初日を迎えて
昨日の夜、眠れなくなるまで現実味がなかったんですけど、自分の中で集大成といえる作品の公開となるこの日を迎えられてよかったです。たくさんの人の真心が詰まった映画に携われてうれしいです。
――お気に入りのシーンは?
乙葉がなぎさに歌をお教えるシーンです。雨の音、風の音って即興で弾くシーンは、私がピアノで作曲をしてレコーディングしたので、どのシーンよりも乙葉ちゃんとシンクロできたところだと思います。
――いま、かなえたい夢、目標をコトダマにしてください。
小さなことですが、自分の感情を周りに素直に吐き出せるようになりたいです。イベントとか舞台挨拶で映画の魅力伝えるとき、自分の感情をプラスしながらみなさんに伝えていけたらと思います。
※これに対し、三森さんは「1年ですごく変わったと思います。以前はもっとシャイだったけど、自分の気持ちを伝えるようになって、感動しています!」
〇三森すずこさん(矢沢紫音役)コメント
――オーディション時から見守ってきた6人が初めて出演する映画が初日を迎えて
まだこの6人に決まる前からずっと見守っていて、本当に1年の間にこの6人が、たくさんのことを経験して、グンっと成長したんだなって間近で感じることできて、この1年、私にとってもみんなのおかげで濃い時間だったなって改めて感じます。2月の寒い時期に収録して、早くに完成していたので、まだかな? まだかな?ってこの日を待っていたので、感無量です。油断すると涙がこぼれそうです。
――お気に入りのシーンは?
たくさんあるけど紫音は話の中でいろんなきっかけになる存在です。いま、ひとつ挙げるなら、なぎさと出会って、自分がどういう人間かを海辺で打ち明けるシーンです。同じ高校生だけど、背負ってきたものが全然違う2人、対照的な2人がここにいるっていうのが印象的だなって思います。紫音は、心の中は早くから成長して大人みたいだけど、まだあどけない部分も持っているんだろうって思い、リアルな高校生の片平さんの芝居に引っ張られようと頑張りました!
――いま、かなえたい夢、目標をコトダマにしてください。
いま、浮かんだんですけど、NOW ON AIRのライヴに行きたい! 歌っているところは見てきたけれど、まだお客さんの前で歌っているところは見てないんです。打ち上げのとき、みんながみんひとちゃん(=鈴木さん)のピアノの演奏で歌っていて、なんて素敵! って思いました。みんなの清楚系のオーラとピアノの演奏が相まって素敵な空間でした。
※この三森さんの言葉に、感動のあまりメンバーは泣き出す!
〇伊藤尚往監督 コメント
――初日を迎えて
1年前に彼女たちがオーディションを合格していろいろ同時進行で映画を作っていって、それぞれどんどん役にシンクロしていくのを肌で感じました。プロモーションをやる中でトークも歌もどんどんうまくなっていって、ズルいですよね(笑)。
――お気に入りのシーンは?
何となく「こうなるんじゃないか?」と思っていたシーンが想像以上に、いい感じになっていて音楽も入ったものにウルッとなりました。