湘南・鎌倉を舞台にした『きみの声をとどけたい』は、「鎌倉花火大会」や「街の大掃除」に続き、8月5日(土)・6日(日)の2日間、劇中に登場する龍口寺の「龍の口 竹灯籠」との連動企画として、江ノ島駅と腰越駅から龍口寺に続く商店街や龍口寺境内に【オリジナルデザインの竹灯籠】や【竹灯籠のオリジナルアーチ】を設置いたしました。

★「コトダマメッセージ」が刻まれた竹灯籠が、江ノ島の夜を灯しました!

本企画は、映画『きみの声をとどけたい』に登場する龍口寺(神奈川県藤沢市)で毎年行われている「龍の口 竹灯籠」の開催期間である2017年8月5日(土)・6日(日)の2日間に、同じく映画の舞台となった龍口寺と、そこから続く商店街(神奈川県藤沢市、鎌倉市)にも竹灯籠のあたたかい灯りを灯し、街の活性化につなげていくことを目的に実施。
設置する竹灯籠は、鎌倉高校の皆さんにも製作を協力いただき、一つひとつ心を込めて製作しました。
【オリジナルデザインの竹灯籠】は、映画にちなみ、「コトダマ」をイメージしたもの。この竹灯籠が設置されたのは、龍口寺境内および、江ノ島駅と腰越駅から龍口寺に続く商店街。江ノ島電鉄(以下江ノ電)の沿線で商店街の中を車両が走る唯一の区間も含まれています。
江ノ電が腰越へ続く商店街に竹灯籠が立ち並んだほか、竹灯籠で作られたアーチのオブジェも登場しました。あたたかい灯りの中を走る江ノ電の姿は、江ノ電ファンのみならず、たくさんの方が足を止め、写真を撮る姿が見受けられました。
映画のストーリーにちなみ、コトダマラジオで“叶えたい想い”を「コトダマメッセージ」として募集。その中から集まった30名の「コトダマメッセージ」が刻まれた、世界で一つだけの竹灯籠も並び、商店街を彩りました。一般募集された“叶えたい想い”には「みんなが笑顔で過ごせますように」といった温かな願いから、「9月には大学卒業できますように」といった切実なものまで様々! 通りがかりの人たちも、灯篭の前で立ち止まり、その思い思いの“コトダマ”に笑みがこぼれていました。その中で一番目を引いたのは「アニメーターになる!」というメッセージ!これには『きみの声をとどけたい』のスタッフもビックリ! こうした多くの人たちの“コトダマ”が、映画と同じように実現してほしい…そんな人々の想いが一杯詰まった2日間でした。
今年の龍口寺「龍の口 竹灯籠」の来場者は2日間でなんと約6000人!来場の方に感想を聞くと「初めて見に来たが、とても綺麗で驚いた」「商店街の竹灯篭は今年限りとしても、来年も龍口寺の灯籠は見に来たいと思った」「映画を見に行きたいと思った」など、映画へ関心を示す声も多くいただきました。また商店街の方からも「今回のコラボのおかげで例年より人が多く来てくれた」「今回をきっかけに、商店街が盛り上がってくれれば嬉しい」という感想をいただくなど、地元と映画のコラボによって、お互いが活性化し、盛り上がることができる、ひとつの実例を築くことができたように思います。