湘南を舞台にした高校生たちの青春を描いた劇場用オリジナルアニメーションを公開いたします。テーマは“声の力”。“声”にはメールやSNSなどにはない“力”がある―。そんな“声”の力を今の時代だからこそもう一度信じてみたい。本作『きみの声をとどけたい』はそんな想いから制作を開始しました。メインキャストに2016年8月にオーディションを勝ち抜いた新人声優ユニットの“NOW ON AIR”の6人と『探偵オペラ ミルキーホームズ』『ラブライブ!』の三森すずこが担当、高校生たちが起こす小さな“キセキ”の物語です。制作は『時をかける少女』『ちはやふる』のマッドハウスが担当します。 
8月25日(金)からの全国公開に先駆け、本日7月26日(水)には鎌倉での【地元特別試写会】が行われ、スタッフ・キャストによる舞台挨拶が行われました。声優ユニット“NOW ON AIR”の6名と、三森すずこ、伊藤尚往監督が登壇し、映画完成の喜びや、見どころなどを熱く語りました!

■日程:7月26日(水) 舞台挨拶:18:00~18:30 ※上映前イベント

■場所: TOHOシネマズ湘南 スクリーン2 (神奈川県藤沢市辻堂新台1-3-1 Terrace Mall湘南)

■登壇者:片平美那(行合なぎさ役)、田中有紀(龍ノ口かえで役)、
岩淵桃音(土橋雫役)、飯野美紗子(浜須賀夕役)、神戸光歩(中原あやめ役)、
鈴木陽斗実(琵琶小路乙葉役)、三森すずこ(矢沢紫音役)、伊藤尚往監督
※スペシャルゲスト:松尾崇(鎌倉市長)、鈴木恒夫(藤沢市長)

●三森すずこさん(矢沢紫音役)
――キャラクターや見どころについて

紫音は、夏休みの間だけこの街にやってきて、とある事情で少し早く大人にならざるを得なかった女の子です。そのせいで、現実に醒めていたりします。彼女がどういう風にみんなと打ち解けていくのかを注目してほしいです。

――鎌倉、藤沢の街について

映画を見るみなさんの目に、普段暮らしてる街がどのように映るのか楽しみです。私は鎌倉の景色が好きでよく遊びに来ていたし、以前は花火も見に来たことがあります。最近では、ロケ地巡りで龍口寺に行ってきましたが、作品の中に出てくるそのままでした! 早くほかのロケ地も巡りたいです!

――メッセージ

さわやかな作品ですが、湘南の街の風景が、より一層さわやかさを盛り上げてくれています。地元のみなさんは「あそこの○○さんの家が映ってる!」なんて目線でも見ていただけると思います。私以外の6人は、オーディションで受かってこの作品に参加しているので、ついに映画が形になってみなさんに見ていただけるので、すごくドキドキしているんじゃないかと思います(笑)。

●片平美那さん(行合なぎさ役)
――キャラクター、見どころについて

なぎさは、コトダマを信じている女の子で、それゆえに言いたいことや、本音が言えなかったりします。でも行動力があって元気で明るい女の子です。

――映画の舞台となった鎌倉、藤沢の街を実際に訪れて

(映画では町並みなどが)そのまま描かれてます。私も、実際に映画でなぎさがやっている“あれ”をやってきました(笑)!

――メッセージ

舞台になった街で舞台挨拶ができて嬉しいです。この作品を通して、見ていただいたみなさんに「コトダマってある!」と思っていただけたら嬉しいです。

●田中有紀さん(龍ノ口かえで役)
――キャラクター、見どころについて

かえでは、ちょっと男勝りでカッコいいけど、言葉にトゲのある女の子です。言葉遣いから少し怖い印象があるけれど、友達想いの優しいところもあるのでそのギャップ楽しんでもらえたらと思います!

●岩淵桃音さん(土橋雫役)

――キャラクター、見どころについて

雫は、お菓子作りが大好きなみんなの癒しの存在です。優しく微笑んで、なぎさたちを見守っている女の子です。お菓子に対する愛情があふれているので、そのシーンに注目してほしいです!

●飯野美紗子さん(浜須賀夕役)
――キャラクター、見どころについて

夕は、文武両道のお嬢様で、日常にはいないような無敵な強めの女の子だからこそ周りに疎まれたり、うまくいかないことがあります。そんな彼女なりの悩みがどうなるかが見どころです!

――舞台となった藤沢、鎌倉の街を訪れての感想

アフレコを前に舞台となった腰越地区、鎌倉に足を運びました。なんといっても海がすごくキレイでした! 劇中のお気に入りの夕焼けの海で夕となぎさが話すシーンは、海を見たあの時の気持ちを乗せて演じればいいんだなと心の支えになりました。

●神戸光歩さん(中原あやめ役)
――キャラクターや見どころについて

あやめは、見た目はメガネで真面目な委員長っぽいんですが、実際はラジオオタクの変わった女の子です。見どころは、他の女の子と違って漫画の中にしかいないような女の子なので動きや面白い効果音がついているので注目してほしいです。

――舞台となった藤沢、鎌倉の街を訪れての感想

腰越の商店街が映画に登場します。あやめは干物屋の娘という設定なので、それを聞いてすぐ干物屋に行って干物を買いました! 家に持って帰る間、カバンの中に入れていたら、干物の匂いが充満して使えなくなっちゃったんですが…(苦笑)。でも干物はすごくおいしかったです!

●鈴木陽斗実さん(琵琶小路乙葉役)
――キャラクターや見どころについて

乙葉は、音楽高校に通っている天才ミュージシャンで独特の雰囲気を持っていますが、普段は穏やかで優しい女の子です。演奏シーンに注目してほしいです。

●伊藤尚往監督
――映画について。この地を舞台にしたことについて。

僕らが直接取材をし一生懸命この地の風景を描いていますが、住んでいる方には見慣れた風景なので、「そこ違うんじゃないの?」ってツッコミが入るんじゃないかと緊張しています(笑)。この土地を選んだ理由は、脚本家が提案してくれたことや、ロケハンをして、写真を撮りながら街を歩いたら、面白いロケーションや景色があり、映画の中でそれを形にしたいと思いました。この映画は仲違いしたり仲直りしながら頑張って生きていく女子高生たちの物語です。真摯な思いで作りましたので、それが伝われば嬉しいです!

――コトダマについて

なぎさはおばあちゃんからの言い伝えとしてコトダマを教えられるんですが、コトダマが見えちゃいます。それが不幸の始まりでもあるのかもしれませんが(笑)、“奇跡”として繋がっていきます。

●松尾崇(鎌倉市長)

この映画が、多くの方に感動と勇気を与えるような成功をご祈念しております。お祝いに花火をお渡ししたいと思います。(※サプライズで花火を飯野さんに贈呈)

●鈴木恒夫(藤沢市長)

映画のパンフレットを見ても、鎌倉、江の島がよく映っています。江の島は藤沢市にございます(笑)! 龍口寺も藤沢です(笑)。藤沢にはフィルムコミッションがありますが、市民が藤沢の街をもっと好きになると同時に、映画を見られた方がその場所に訪れ、経済の活性化につながる循環を大事にしていけたらと思います。この映画で藤沢、鎌倉の界隈が魅力的になってくるのではないかと期待しています。