『ダンケルク』ワールドプレミア開催!豪華キャスト登壇&ヘンリー王子も駆けつける!
『ダークナイト』『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督が、実際に起きた史上最大の救出作戦を描く、大傑作が誕生した。1940年、海の町、ダンケルクを舞台に、ドイツ軍によって追いつめられた英仏軍40万が撤退を決断。陸海空から敵の襲撃が迫る中、若き兵士トミーは、絶体絶命の窮地から脱出できるのか!? 軍艦だけではなく、民間船までもが救助に関わった“史上最大の救出作戦”が幕をあける。
ノーラン監督&キャストが結集! ヘンリー王子も登場、まさに国民的イベントに!
実話「史上最大の救出作戦」を描いた映画『ダンケルク』ワールドプレミアが開催されました。
ヘンリー王子も登場! 『ダンケルク』一色に染まるヨーロッパツアーの幕開け!
全世界が注目するクリストファー・ノーランが初の実話に挑んだ『ダンケルク』。7月21日の全米公開を間近に控え、7月13日(現地時間/日本時間14日)英ロンドンのレスター・スクエアでワールドプレミアが行われた。『インターステラー』以来となる最新作の初披露、その歴史的瞬間をおさえようと、全世界から多くの報道陣やファンが詰めかけた。
世界最速上映となったプレミアには、クリストファー・ノーラン監督を始め、本作の主役に抜擢されたシンデレラボーイ、注目の新人フィオン・ホワイトヘッド、本作で俳優デビューを果たしたワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ、ジャック・ロウデンなどの若手俳優から、オスカー俳優のマーク・ライランス、トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、ケネス・ブラナーなどベテラン俳優に至るまで、英国を代表する名優たちが集結した。
主役に大抜擢されたフィオンは、「最高の気分だよ。アメイジングだったね。僕にとって『ダンケルク』は最初の映画だった。僕同様に『ダンケルク』のような大作の出演経験がない彼ら(ハリー・スタイルズ達)と一緒に仕事に取り組め、このような素晴らしい経験を彼らと共感できたよ。」と大興奮。シルクハットで決めたマーク・ライランスは、この映画は
「我々が社会としてまだ団結していた頃のことを思いださせる。無私無欲というのがまだ美徳とされていた頃のこと」とし、「ノーランは日本の黒澤明のような存在。脚本も書き、メガホンも取る。そして映画を心から愛している。IMAX映画館で体験すべき作品で、あまりにビッグな作品だから圧倒されるでしょう」と自信をのぞかせた。ケネス・ブラナーは、「近年稀にみる最もアドレナリンを感じるアクション満載で、エモーショナルで、打ちのめされる体験として楽しんでいただけると思います。」と語った。
日本でも大人気のハリー・スタイルズは黒のスーツをスマートに着こなして、俳優として初めてファンの前に登場。完成した作品について、「このストーリーを伝えることは、とても重要だと思った。とてもエモーショナルな作品。過去の戦争映画のほとんどが描くことのなかった、これまでとは反対の部分を描いていると思う。とても人間的で、キャラクターたちに引き込まれていき、彼らと共に進んでいく。監督の撮影の仕方によって、まるで彼らと共に走り、水の中で泳いでいるかのように感じる。とても素晴らしい直感的な経験だ」と語った。「僕はノーラン監督の大ファンで、彼の作品を観るのに興奮していたように、この作品の一員となりたかった。自分がファンである人たちと一緒にいて、俳優として彼らから吸収したいと思い臨んだ。とても楽しかったよ。素晴らしい俳優陣、そして監督と一緒に仕事ができて光栄だったし、とても贅沢なことだよね。」と、ノーラン作品に出演できた喜びを口にし、「僕達一同とてもスペシャルな作品だと思っている。みんな楽しんでくれることを祈っているよ。どうもありがとう!」とファンへメッセージを送った。
ノーラン監督が「イギリス国民のDNAに組み込まれている」と語る通り、現在でも「ダンケルク・スピリット」として英国人の魂に刻まれた実話を映画化した『ダンケルク』は、イギリスでは早くも国民的イベントな盛り上がり。プレミアには英国王室からヘンリー王子(通称ハリー王子)が、退役軍人たちと会場に駆けつけた。歓声に笑顔で応じた王子は、レッドカーペットで出迎えたノーラン監督やキャストたちと和やかに歓談、固い握手を交わして最新作の完成を祝福した。ヘンリー王子の来場についてレケネス・ブラナーは、「ご存知のように彼も兵士だった。そして彼は他の紛争の退役軍人を同伴する。彼らが本作についてどう思うかというのはとても大切だ。監督がやったこと、我々がやろうとしたことが戦争体験の現実に対して 敬意を払うものとなっていることを願っている」とコメントした。また、ヘンリー王子と共に1940年当時、兵士としてダンケルクに従軍したジョージ・ワグナー氏や軍支援団体なども本イベントに参加し、国を挙げて映画『ダンケルク』を応援するなど、大盛況なワールドプレミアとなった。
<ワールドプレミア詳細>
■現地時間:7月13日(木)午後17:00頃~
■会場:英 ロンドン “レスター・スクウェア”
■出席者:クリストファー・ノーラン(監督)、フィオン・ホワイトヘッド、ジャック・ロウデン、
ハリー・スタイルズ、アナイリン・バーナード、バリー・コーガン、ケネス・ブラナー、
キリアン・マーフィ、マーク・ライランス、エマ・トーマス(プロデューサー)
『ダンケルク』ワールドプレミア@ロンドン<登場キャストコメント翻訳>
★フィオン・ホワイトヘッド
最高の気分だよ。アメイジングだったね。僕にとって『ダンケルク』は最初の映画だった。僕はまだ新人だけど、僕同様に『ダンケルク』のような大作の出演経験がない彼ら(ハリー・スタイルズ達)と一緒に仕事に取り組め、このような素晴らしい経験を彼らと共感できたよ。(ヘンリー王子について)王子は何人ものダンケルクの退役軍人を連れてくると聞います。それはとても素晴らしいこと。彼らに会って握手したりするのが待ちきれないよ。彼らにはぜひお礼が言いたい。日本のみなさん、こんにちは!『ダンケルク』は素晴らしいタイムサスペンスに仕上がっています。ぜひご覧ください!
★ケネス・ブラナー
とても興奮している。そしてノーラン監督のためにも興奮しているよ。芸術的な作品を世に送り出すというのだからね。(ヘンリー王子出席について)ご存知のように彼も兵士であったわけだ。そして彼は他の退役軍人の皆さんを同伴する。彼らが本作についてどう思うかというのはとても大切だと思う。監督と我々がやろうとしたことが、戦争体験の現実に対して 敬意を払うものとなっていることを願っているよ。監督はその点に関してはとても敬意を払っていたし、戦争を描く手法にとても情熱を持っていた。近年稀にみる最もアドレナリンを感じるアクション満載で、エモーショナルで、打ちのめされる体験として楽しんでいただけると思います。巨匠が送る素晴らしい作品です。観に行っていただけるのであれば、みなさんにお礼を言いたいです。
★マーク・ライランス
オハヨウゴザイマス!この作品は敵に攻撃され、海辺で家に帰りたくても帰れないでいる人たちについての作品です。これは歴史の勉強ではありません。我々が社会としてまだ団結していた頃のことを思いださせる。無私無欲というのがまだ美徳とされていた頃のこと。どこの国の人でもあり得るはず。共感できる、とても感動的なものです。王室は、お国のために尽くした軍隊そして一般市民のことを思っていらっしゃり、いつも彼らの名誉を称えようとされている。だからヘンリー王子が今晩いらっしゃるというのも驚きではない。ノーラン監督は、日本の黒澤明監督のような存在。脚本も書き、メガホンも取る。そして映画を心から愛している。IMAX映画館で体験すべき作品で、あまりにビッグな作品だから圧倒されるでしょう。皆さんにも、きっとこの作品を気に入ってもらえるでしょう。ドウモアリガトウ!
★アナイリン・バーナード
公開されて嬉しいよ。観てくれる皆さんにとってこのサプライズが、公開を待つだけの価値があったと思ってくれることを願う。楽しんでもらえるといいな。(同世代のハリーやフィオンとの共演については)とにかく素晴らしい経験だった。同世代といってもこれからビッグになる俳優たちばかりで、彼らはこの映画出演を必死に勝ち取った人たちだ。そして今まで何年にもわたって素晴らしい演技を見せてくれたベテラン俳優の方々。とにかくすごい俳優たちばかりだ。彼らと共演できたことは本当に光栄で、一人の若者として、そしてまだ駆け出しの若い俳優として、彼らベテランから学ぶところは大きかった!日本のみなさん、こんにちは。こうしてお話できるのを嬉しく思います。この映画を是非楽しんでください。観る価値は絶対ある作品です。激しくもノーランらしい作品になっていると思います。
★ハリー・スタイルズ
僕はノーラン監督の大ファンで、彼の作品を観るのに興奮していたように、この作品の一員となりたかった。自分がファンである人たちと一緒にいて、俳優として彼らから吸収したいと思い臨んだ。とても楽しかったよ。素晴らしい俳優陣、そして監督と一緒に仕事ができて光栄だったし、とても贅沢なことだよね。このストーリーを伝えることは、とても重要だと思った。とてもエモーショナルな作品。過去の戦争映画のほとんどが描くことのなかった、これまでとは反対の部分を描いていると思う。とても人間的で、キャラクターたちに引き込まれていき、彼らと共に進んでいく。監督の撮影の仕方によって、まるで彼らと共に走り、水の中で泳いでいるかのように感じる。とても素晴らしい直感的な経験だ。この作品に携われてとてもラッキーだと感じるね。そして(撮影を通して)本作を始めた頃よりは水泳が上手くなったよ。今では軍服ではなく、トランクスを履いているというのが、なんて開放的なんだと感じるようになった(笑)。本作を応援してくれる方ありがとう!みんな、ワンダフルだよ!大好きだ。僕達一同スペシャルな作品だと思っているから、みんな楽しんでくれることを祈っているよ。