このたび、8 月 19 日(土)より新宿武蔵野館ほか順次公開となります映画『蠱毒 ミートボールマシン』が、7 月 13 日より開催中の第 21 回プチョン国際ファンタスティック映画祭にて招待され、西村喜廣監督、主演の田中要次、ヒロインの百合沙、キャスト笹野鈴々音、プロデューサーの山口幸彦氏がレッドカーペットに登場、アジア・プレミアム上映の初日を飾りました。

本作は、独特な世界観かつ究極の過激描写で描かれ、数々の海外映画祭が絶賛、同時に観客たちの脳天を打ち抜いた伝説のバイオレンス・スプラッター『MEATBALL MACHINE ミートボールマシン』(05/山本淳一監督、山口雄大監督)をモチーフに新たに製作された作品。
孤独でしがない中年男が、最強の戦士ネクロボーグと化し、密かに想いを寄せる女性を守るために、謎の生物に操られたヒトとマシンの複合体“ネクロボーグ”との戦いの渦に飛び込んで死闘を繰り広げていくというバイオレンスムービー。

田中要次が初主演を務める本作は、アクションシーンの凄まじさ、目を覆うようなスプラッターシーンもさることながら、メガホンを取った西村喜廣監督による映像美、美術、造型等、細部への拘りが特色。園子音監督が本作について「迫力まみれの真骨頂!! パワフルな西村映画の集大成を見た気がする!」とコメントを寄せているほど、狂気と映像美に満ちた独特な世界観で描かれている。
3 月に開催されたサウス・バイ・サウスウエスト 2017(SXSW2017)でのワールドプレミア上映を皮切りに、次々と海外の映画祭より上映希望が殺到、ワールドワイドに高い人気と知名度を誇る西村喜廣の作品力は、海外で称賛の声を呼び続けている。

このプチョン国際ファンタスティック映画祭でも、『蠱毒 ミートボールマシン』の上映は、熱狂的な盛り上がりを見せた。また同映画祭の企画マーケットNAFFにて西村監督の次回作『エンバーマー ~遺体の顔~(仮)』(英題『THE EMBALMER~Face of the Dead~』)が Sitges Pitchbox Award(シッチェス・アワード)を受賞。次回作にも大きな期待が寄せられる。
偉才・西村喜廣は、まだまだ躍進中だ。なお監督は、NAFF授賞式後、そのまま次の海外上映地であるカナダのモントリオールで開催されるファンタジア国際映画祭へ旅立った。すでに出品元のキングレコードには同社初の40を超える映画祭からオファをうけており、かるく年内には50を超えるだろうと語っている。西村喜廣監督は、今回のプチョン国際ファンタスティック映画祭では、本作のほか、短編映画「Moses」(「大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン」の一編)も上映されており、今後の活躍が期待されている。秋には、プロデュース作品「全員死刑」(小林勇貴監督)も待機している。

【西村喜廣監督コメント】
プチョンファンタ映画祭は、『蠱毒 ミートボールマシン』メチャメチャ盛り上がったぜ!
韓国そしてアメリカ、ヨーロッパの観客ありがとう!
自分から言うのは恥ずかしいけど、次の三池崇史は西村だ!とみんな言ってくれてます。
企画マーケットでも次回作『エンバーマー』がシッチェスアワード受賞しました!嬉しい!!!