『最強のふたり』の製作陣が初のアニメ映画に挑み、『カンフー・パンダ』『マダガスカル』などの名作アニメーションを世に出してきたアニメーター、パリ・オペラ座の芸術監督が集結し、花の都パリを舞台にバレリーナになることを夢見る少女の物語を描いた『フェリシーと夢のトウシューズ』が 8 月 12 日(土)より全国公開となります。
日本語吹替版で主人公フェリシーを演じる土屋太鳳さんの公開アフレコ会見を行いました。

♦︎日時:7 月 10 日(月) 12 :30 ~13:00
♦︎会場:アバコクリエイティブスタジオ(東京都新宿区西早稲田 2-3-18)
♦︎登壇者:土屋太鳳(22)

今や国民的人気女優となり、映画・ドラマに全力で取り組む姿が多くの支持を得ている土屋は、夢に向かってまっすぐな主人公フェリシーにぴったり!ということに加え、土屋自身もバレエを習っていた経験があるという共通点があることから日本語吹替版のキャスティングが実現。
公開アフレコ会見イベントに登壇した。
「本日は、未熟者ながらこのような機会を頂きお集まりいただきましてありがとうございます。
この作品は、今まさに夢をみつけようとしている人、また夢を見失いかけている人も、誰もが共感できて心を動かされると思います。その素晴らしい魅力を少しでもお伝えできるように頑張ります!」と意気込みを語り、いよいよ公開アフレコがスタート。今回初めてということで緊張した面持ちの土屋だったが、いざスタートすると顔つきが一変。<幼馴染のヴィクターと初めてパリに到着したシーン>、<フェリシーのライバル・カミーユとの出会いのシーン>、<バレエを教えてくれるオデットに嘘をついていたことを謝るシーン>それぞれシチュエーションの異なる3つのシーンを熱演し、迫真の演技を披露した。
映画について「アニメーションならではの動き、ストーリーがとても素晴らしく、年齢、性別、(その人が)どんなことをしていたとしても皆が共感できると思いました。以前お仕事で1度だけヨーロッパに行かせてもらったのですが、街並みや風景が本当に素敵で、まるで芸術(画)の中に溶け込んで生きているようで(この映画でも)その雰囲気が味わうことができると思います。」とパリを舞台にしたアニメーションならではの魅力を語った。
洋画アニメーション映画初吹替に挑んた土屋は「言葉に独特なリズムがや空気感がありました。文化や言語が違うので(画の表情に)自分の声をあてるのがすごく難しかったです。
物語の後半になるにつれ、登場人物たちの表情が少しずつ変わっていくことに気づきました。
そんな成長過程を表現できたらいいなと。良い所も悪い所も真っ直ぐなのがフェリシーの魅力です。彼女の真っ直ぐさを大切にしながらフェリシーと一体となれるように練習しました。」と振り返る。

フェリシーと自分と似ている所は?という質問に対し、「(女優になりたいという)わたしが夢の第一歩を踏み出した時と、フェリシーがバレエを始めた年齢が一緒です。あと、思春期の心の揺れ動きは『わかるー!!』という感じでした。(笑)」
そして最後に本作の見どころについて聞くと「夢を追いかけることは生きることだと思います。夢を見失うことは自分を失うことよりもつらいかもしれません。夢と現実の厳しさ、その両方が描かれていていて、この大切なメッセージが伝わったらうれしいです。」真っ直ぐに走り続ける、土屋らしいコメントで締めくくった。