この度7月15日より渋谷シネパレス他全国順次公開が決定しております映画『世界は今日から君のもの』の完成披露試写会が公開前にユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて実施致しました。

試写会前には舞台挨拶も行われ、引きこもり女子を演じた主演・門脇麦、門脇演じる真実が恋心を抱く?!会社の上司役・三浦貴大、真実の同居人でスタイリスト役の比留川游。そして、本作で主題歌を務めた藤原さくら、人気脚本家で監督第二作品目となる尾崎将也監督が登壇致しました。

【日時】  7月5日(水) 19:00〜19:30
【場所】  ユナイテッド・シネマアクアシティお台場 スクリーン3
【登壇者】  門脇麦、三浦貴大、比留川游、藤原さくら、尾崎将也監督

門脇麦が三浦貴大に「大好き!」な訳とは

満席御礼の客席から大きな拍手で迎えられたキャスト、主題歌を務めた藤原さくら、そして監督。昨今、実写化が多い映画作品の中でオリジナル脚本で完成させた本作。オリジナルに込めた想いはと問われた尾崎監督は「色んな映画を作りたいと思っているので、その中でも風変わりな女の子の映画を作りたかったんです。門脇さんとは以前にテレビドラマの仕事で一緒になった時に、門脇さん主演で(映画を作ろうと)決めたんです。」それに対し門脇は「あてがきの台本ということで、女版監督を演じている気持ちになりました。歩き方や姿勢、手をぶらぶらする感じとか。気がついたら尾崎さんになっていました笑」と答えた。本作品で引きこもり女子を演じた門脇は、演じたキャラクターと似ている部分について「流行に興味がないところと、こだわる所はこだわり、こだわらないところはこだわらないというのが似てますかね。引きこもりの部分は似ていなくて、私はアウトドア派なので山登りとかに出かけたりします。人見知りというところも似ていますが、一度喋り出すと自分のことをベラベラ喋るので(笑)」と可愛らしい一面を見せてくれた。門脇演じる真実の会社の上司役を演じた三浦は、役の共通点を問われると「共通点がなくて困ったんですよ。サラリーマンの経験してないので、いつも(会社で)働く役は困りますね。どちらかというと僕は性格的に真実に似てると思いますよ(笑)真実みたいな生活が送れたら最高だなって思いますね(笑)」と会場の笑いを誘った。スタイリスト役を演じた比留川は「私が演じた役のエリカは物事をはっきり言うタイプですが、そこは共通しているのかなって思います。何に対しても前向きなエリカみたいになれたらいいな~と思いました!」と答えた。

今回、本作品の主題歌を担当した藤原は「自分の作詞・作曲した曲が初めて映画の主題歌になりました!この作品を観て明日から頑張ろう!と思えました。主人公の真実とは漫画を描いていたり、模写をしていたり、私は人見知りしないタイプですがとても真実のことを愛おしいと思いました!」と可愛らしい回答に会場からはさくらちゃん!と沸いた。

本作品のキャッチが「笑顔まで、あと少し。」ということにちなみ、皆さんが笑顔になれるものとは?という質問に対し門脇は「美味しい食べ物!卵が好きなので、オムレツが来たら笑顔になれますね(笑)量は食べないですが、量より質ですね!」と会場の観客を笑顔にさせてくれた。三浦は「僕も食べ物ですね。焼き鳥です!家にいると暗いので、意識的に外に行って喋るようにしてます(笑)誰とも喋らなくて現場に行くと喉が動かない時があるので(笑)」と会場からは笑いが起こり、意外な一面を見せた。比留川も同じく「私も食べ物なんです!ラム肉が凄く好きで」と答え、藤原は「この流れだと私も食べ物ですよね~!牛タンですね!見ても可愛いし、食べてもおいしい(笑)」と答えた。

同じく本作品にちなみ、主人公の真実は殻を打ち破ったが、殻に閉じこもりがちの方々にアドバイスを問われると、門脇は「私も破れてないですね。。殻は破っても破っても出てくるものなので。」三浦は「殻って大事なものだから、せっかく殻っていうものがあるので上からちょこって出て、殻は残しておく。逃げ場はあった方がいいと思うんですよ!」と門脇と対照的な答えをした三浦に門脇は「本当大好き!いつも面白いですよね~」と爆笑。比留川は「殻を破りたいっていうことは、変わりたいってことですよね?色んな人と知り合って、喋って世界観が変わると思います!」と答え、藤原は「小学生のころから人前で歌うのが夢で。でもお父さんの友達に歌ってと言われて、恥ずかしくて歌えなくて。。一歩踏み出すっていうことが大事だと思います!殻も大事だけど、一度外に出たら(殻の中が)全てじゃなかったんだって思えます!」と各々個性のあるアドバイスを向けた。

主演の門脇より「繰り返しになりますが、女版尾崎監督を演じました!是非皆さんほっとしに来てください!」と締めの挨拶を述べ舞台挨拶は無事終了した。