この度、菊地健雄監督作品『ハローグッバイ』(配給:アンプラグド)が7月15日(土)よりユーロスペース他全国順次公開致します。本作は菊地監督が、正反対の立ち位置に存在する女子高生2人の日常と心理を儚くリアルに映し出し、第29回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門に正式出品された青春傑作ストーリーです。

公開に先立ちまして7月5日(水)に菊地監督、主演・萩原みのり、久保田紗友のトークイベント付き女子高生限定試写会をSME六番町ビルにて執り行いました。女子高生30名以上と、20歳になりたての萩原みのりと現役JK久保田紗友によるイマドキの若い女の子事情が赤裸々に語られ、女子たちに囲まれ菊地健雄監督は終始タジタジのご様子!

映画『ハローグッバイ』萩原みのり×久保田紗友×菊地健雄監督トークイベント付き女子高生限定試写会
■日時:7月5日(水) ■場所:SME六番町ビル
■登壇者:萩原みのりさん、久保田紗友さん、菊地健雄監督

映画『ハローグッバイ』がいよいよ7月15日(土)公開となる。この公開に先立ち、『ハローグッバイ』女子高生限定試写会が5日(水)にSME六番町ビルにて執り行われ、主演の萩原みのりさんと久保田紗友さん、本作の監督を務めた菊地健雄さんが登壇した。

女子高生試写会とあってか、どこか緊張している様子の3人。本作のキャッチコピーにもなっている“友達ってなんですか?”にちなみ、それぞれの高校時代の友情エピソードを聞かれると、萩原さんは「韓国ドラマを見てキュンキュンしたり、ちゃんと高校生していた気がします。あとは放課後ひたすら食べていました!油そばだったりクレープだったり…今日放課後何を食べに行くか友達と考えていましたね」と当時のエピソードを明かした。久保田さんは「みんなでダラダラ過ごして、教室の窓の外のきれいな夕陽を見ながら“青春だね~”ってひたすら喋ったりしています。ラストJKなので、プリクラを結構撮ったりもしていますね!」と現役女子高生ならではのエピソードも。男子校出身の菊地監督は、「2階からプールに飛び込んだり、馬鹿ばっかりしていましたね。あとは近くの女子高の横をドキドキしながら歩いて女子高裏の図書館に勉強をしに行ってました」と懐かしむ様子も。

それぞれの経験を振り返りながら少しずつ緊張が解けてきた3人。女子限定試写会ということもあり、話の流れは“恋バナ”へ。好きな男性のタイプを聞かれた萩原さんは「寂しそうな顔をしている人が好き。どうしたんだろう、大丈夫かなと気になってしまいます」と意外なタイプに驚きの声が上がった。一方久保田さんは「私は白Tシャツが似合う人が好きです!分かる人いますか?」と質問を会場に投げかけ、多くの女子高生たちがうなずき、共感を得ていた。それに対し萩原さんは「白Tシャツよりも黒Tシャツを着ている方が好き!」と自分の好きなタイプを熱論。映画で演じた役柄が正反対だったように、素の2人の性格や趣味趣向も実は正反対だということが判明し、会場は笑いに包まれた。
時間も最後に女子高生へのメッセージを聞かれると、萩原さんは「私自身とても好きな作品。こんなにも心の底から観てほしいと思う素敵な作品に出会えました。みんなで大事に作ったこの作品を観て、何かを感じてもらえたら嬉しいです」と語る。久保田さんは「この作品を特に同世代の方に観てもらいたかったので、今日それが叶うのでとても嬉しいです。みなさんSNSで感想などつぶやいてください」と現代ならではSNSでの呼びかけをした。最後に菊地監督は「みなさんと同年代の役者さんが生き生きと演じてくれた作品。なのでみなさん自身の手で同世代の友達にこの作品を広めていただけたら嬉しいです。この映画を観て、若い人がどんどん自分自身で表現したいと思えるようになれば日本ももっと面白くなると思います」と感慨深げに語った。

映画『ハローグッバイ』は7月15日(土)より渋谷ユーロスペース他、全国順次公開。