全人類が待ち望んだ、映画を超えた史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」。全米興行収入ランキング歴代No.1を記録し歴史に名を刻み、日本でも社会現象級の大ヒットとなった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。この作品のその後を描いた最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が、12月15日(金)に公開となる。このたび、ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統行事「博多祇園山笠」にて、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場するキャラクターが飾られた山笠がお披露目され、そのお披露目式にC-3PO、そしてカイロ・レンが3体のストームトルーパーを従えて登場した。

776年の伝統を誇る国の重要無形民俗文化財で、昨年末には、「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統行事「博多祇園山笠」。日本三大祇園祭にも数えられ、日本を代表する祭りの1つであるこの行事に『スター・ウォーズ』が参戦!ルーカスフィルムが監修し、お馴染みのC-3POとR2-D2やキュートな姿で大人気のBB-8らドロイド、ダークサイドを思わせる真っ赤な炎の中のカイロ・レン、そして前作で“フォース”を覚醒させたヒロイン レイといったキャラクターが描かれる<スター・ウォーズ山笠>は、“走る飾り山笠”とも言われる「八番山笠 上川端通」で、高さ13メートル、重さ2㌧を誇り、「博多祇園山笠」で実際に走る山笠では史上最大。

お披露目式が行われた福岡市の上川端商店街/アーケード内には、巨大な山笠の荘厳な姿を一目見ようと多くの人が駆けつけ、アーケード内は熱い熱気と興奮で大盛り上がり。 式典には博多祇園山笠 八番山笠 上川端通 本年の代表帆足直之氏を始め、<スター・ウォーズ山笠>の制作を担当した博多人形師 田中勇氏が登壇し「自分なりに今までみてきたスター・ウォーズの世界に近づけたので、皆さんがどのように思われるのかが気になります。今回、伝統的な青の波に対し、ダークサイドの赤の世界を表現するために山笠では初めて赤い波を作りました!また、C-3POの金属感を彩色で表現し、レイの顔の彩色を工夫しました。」とコメント。

続いて「スター・ウォーズ」全作品に登場する人気ドロイドC-3POが応援に駆けつけ、長年の相棒R2-D2と共に仲良く描かれた山笠飾りを満足そうに見上げる様子に会場からは拍手が起こる。しかし、ダース・ベイダーを受け継ぐ存在 カイロ・レンがストームトルーパーを従えて登場すると空気が一変。早々に会場を恐怖に包み込んだカイロ・レンは強力なフォースで威嚇するかのごとく赤い十字のライトセーバーを振り下ろすと、山笠に描かれた巨大な十字のライトセーバーが怪しく光り輝き、ダークサイドを思わせる真っ赤な炎から煙が立ち込めた。会場もカイロ・レンのサプライズ演出に集まった観客達は感嘆の声を上げていた。
「八番山笠 上川端通」でハリウッド映画を題材にした山笠の制作は史上初の試み。大迫力の<スター・ウォーズ山笠>は、7月1日(土)~7月14日(日)まで上川端商店街(福岡市博多区)に飾られ、同12日(水)の<追い山馴らし>、同15日(土)の<追い山>で、初夏の博多の街を駆け巡り、日本のみならず世界中に発信される事になる。

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