この度、8月19日公開の話題の感動ドキュメンタリー『ギフト 僕がきみに残せるもの』のジャパンプレミア試写会が、本日6/21の<世界ALSデー>に行われました。

難病ALS を宣告された元アメリカン・フットボールのスター選手が、やがて生まれてくる息子に贈るために撮影しはじめたビデオダイアリーから生まれた感動ドキュメンタリー『ギフト 僕がきみに残せるもの』。全米で30 近い映画賞を受賞&ノミネート、全米映画批評No.1サイト「ロッテントマト」で驚異的な97%というハイスコアを記録している、この話題作が、8月19日の公開に先駆け、6月21日の<世界ALS デー>を記念したジャパンプレミア試写会でお披露目された。試写会には、主人公スティーヴ・グリーソンの妻ミシェル・ヴァリスコ、ミシェルの父親でチーム・グリーソンの代表であるポール・ヴァリスコがアメリカから駆けつけ、日本のALS 患者の方々とともに上映後のトークショーに参加した。難病ドキュメンタリーの枠を超え、ありのままの家族の姿に“全米が共感し、涙した!”と言われる感動作だけに、上映中から客席は感動の涙であふれ、ミシェルさんらの登場には大きな拍手が響いた。トークでは、すでに自分の声での会話が出来なくなったALS患者さんたちが“口文字”という方法で感想を伝えると、アメリカでは見られない手法にミシェルさんポールさんも驚いた様子。現在のスティーヴ氏についてミシェルさんは「彼は素晴らしいケアスタッフに恵まれて、今やりたいことを全てできるくらいです。息子のリヴァースは今5歳になりました。スティーヴとリヴァースの関係は彼が成長するごとにどんどん良くなっています」とコメント。壇上のALS当事者からは「発病して10年経ちます。私の家で起きていることに似ている。身近に感じました」(酒井ひとみさん)、「発病して3年9ヶ月。映画を見て僕には一つ夢ができました。僕らも子供を持って、車椅子にソリをつけて、子供を乗せてみたいです。(笑)」「私は見ていて他人事に思えなくて、本当につらかった。子供を持つことに対してもどちらかというと私が自信がなかったんです。夫の看病と子育てができるのだろうかと。でも大丈夫なんだと勇気をもらえました。」(武藤さん奥様の木綿子さん)各々の感想に会場では感極まる観客が多数、映画の余韻に包み込まれた。

イベントでは、漫画『宇宙兄弟』ALS サポートプロジェクト「せりか基金」とのコラボイベントである関係で、歌手のカサリンチュも宇宙兄弟コラボソング「あと一歩」を披露。会場全体が手拍子と優しい歌声に包まれた。最後にミシェルは「この映画はALSのことを知ってもらうのにすごく効果があると思います。ALSを知らない人たちにこの映画を見てもらい、ALSを理解してもらえたらと思います。今日見てくださった方々も周りの人たちに広げていってくれたら嬉しいです。」と締めくくり、作品がたくさんの人への贈り物となることに期待をしていた。

オフィシャル写真は、左から酒井健雄さん(酒井ひとみさんのご主人)、酒井ひとみさん(日本ALS協会)、橋本操さん(日本ALS協会)、ポール、ミシェル、岡部宏生さん(日本ALS協会)、武藤将胤さん(WITH ALS代表)、武藤木綿子さん(武藤正胤さんの奥様)、カサリンチュさん。

※ALSとは=筋肉への伝達機能が徐々に失われ、歩行や会話や呼吸ができなくなる。認知能力は残り、患者はすべてを感じるが体を動かせない。診断後の平均余命はアメリカでは2~5年と言われている。