アカデミー賞®2部門受賞&6部門ノミネートを始め、各賞34部門受賞、102部門ノミネートされた『ハクソー・リッジ』が、6月24日(土)より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショーとなる。
監督はメル・ギブソン。『ブレイブハート』でアカデミー賞®《作品賞》《監督賞》など5部門に輝き、『アポカリプト』以来10年振りとなる本作で完全復活を果たした圧巻の映像は、まるで戦場にいるかのような臨場感で観客を圧倒する。2017年 6月、戦争映画の常識を塗り変える衝撃作が遂に日本に上陸する。
主演は、アンドリュー・ガーフィールド。デヴィッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』、マーティン・スコセッシ監督作『沈黙−サイレンス−』と、作品ごとに俳優として進化を続ける若き名優が、メル・ギブソンの演出によって、戦場の常識を塗り替えた男を体現し、自己初となるアカデミー賞®《主演男優賞》ノミネートを果たした。第2次世界大戦の激戦地、難攻不落の〈ハクソー・リッジ〉。150メートルの断崖を駆けまわり、たった1人で75人もの命を救ったデズモンド・ドス。銃も手榴弾もナイフも、何ひとつ武器を持たない彼が手にしていたのは、モルヒネと包帯だけだった。

6月20日、本作の公開直前イベントにダチョウ倶楽部の3人と野呂佳代が登壇、デズモンド・ドスを目指す特訓を披露しました!笑いを武器に人を、世界を救う、衝撃の爆笑イベントのレポートをお届けします。

『ハクソー・リッジ』公開直前イベント
■登壇: ダチョウ倶楽部(肥後克広(54歳)寺門ジモン(54歳)上島竜兵(56歳)) 野呂佳代(33歳)
■日時:6月20日(火)12時00分~
■会場:パセラ・リゾーツ・グランデ渋谷(渋谷区宇田川町20-15)

MCの呼び込みでダチョウ倶楽部の肥後、寺門、上島、そして野呂佳代の4人が登場。4人とも軍服姿で軍隊風に「今日も元気にハクソー・リッジ!」と掛け声を上げながら小走りでステージを駆け回り、最後に中央で「ハクソー・リッジ、やー!」とぴったりの呼吸を見せる。映画さながらの軍服について、肥後は「僕は上官ですので、皆よりも重い鉄のヘルメットなんです。背筋が伸びますね」とコメント。上島は「今日は主人公のドスを意識した衛生兵の衣装です。ヘルメットが大きくてしっくり来ないんですよね…。ヘルメットが…」といいながら見事な”くるりんぱ”を披露。一人だけ上着なしでTシャツのみの寺門は「俺なんか筋肉の鎧があるからさ」と隆々たる筋肉を見せる。そして、紅一点の野呂は「体が大きいから、似合っちゃってすみません」とコメント。会場を和ませた。
映画について、肥後は「映像がとにかくすごくて、戦争の怖さを感じました」と真摯に回答。寺門は「主人公の”武器を持たない”という信念を貫く強さに感動しました。僕も芸能界で肉が好きだからって変なヤツとか呼ばれたりします。でもそうしながらも認められることもある。今の社会って忖度とか言って、あまり意見を主張しちゃいけない風潮があるじゃないですか。きっと今の世の中に必要な映画、現代だから生まれた作品なんだと思います」。そして野呂は「最初はちょっと作り話っぽいなって思ったのですが、まさか本当の話だったとは。驚きました。」と素直に感動を述べる。3人がそれぞれ感想を語り合う中、置いてきぼりの形となった上島が「上島さんはどうだったの?どうぞどうぞ」と感想を促されるも、3人の勢いに負けてコメントができない。さらに「どうぞどうぞ」と促されて「メル・ギブソン、最高!戦争は絶対にしてはいけません!」と、ようやく発言できたものの、シンプルすぎるそのコメントに3人から激しい突っ込みが起きた。
そしてイベントでは、映画の主人公ドスを目指して肥後を上官とした特訓がスタート。まずは主人公が救った75人という人数の数字にかけて、1分間で75回の腕立て伏せにチャレンジ。寺門は目標を遥かに超える84回の腕立て伏せを達成した。次に上島がチャレンジするも、なんと4回でギブアップ。腹筋なら…と皆の静止を振り切って腹筋を始めるが、1回もできない。背筋なら…と再チャレンジするがこちらも惨憺たる結果となり、最終的には「次の仕事に響くから…」と引き下がった。最近ボクシングをやっているという野呂は、周りの予想に反して、なんと75秒で33回の腕立て伏せを達成!会場からは拍手が沸き起こった。3人が汗だくになる中、一人涼しい顔をしている肥後に対してお前だけずるいぞ!」と、上島の怒りが爆発!肥後と上島はもみ合いながら、顔を近づけチュー。そして皆で「ハクソー・リッジ、やー!」と喧嘩しながらピッタリの呼吸を見せた。
次の訓練は寺門VS上島による”叩いてかぶってジャンケンポン”。武器を持たないドスの信念になぞらえて、上島はジャンケンはせず、ハンマーも持てないという特別ルール付きだ。上島の代わりに野呂がハンマーとジャンケンを担当するも、グーしか出さずに負け続け、上島はハンマーでたたかれ続ける。「おまえ、チョキとか他のも出せよ!」と上島が怒り、次はチョキばかりで負け続ける野呂。段取りが荒れてきたところで、寺門と上島が揉み合いになり再びチュー…、からの「ハクソー・リッジ、やー!」で笑いを誘う。
そしてイベントは最後の訓練に。熱い蒸しタオルに75秒間耐えるという内容だが、スタッフが用意した蒸しタオルから上がる湯気を見て、上島は「イベントのスタッフは加減がわかんないんだよ!」と悲鳴をあげる。それでも、肥後が3人に投げつけるホカホカの蒸しタオルを上島は果敢に顔で受け止める。が、やはりあまりの熱さに後ろにいた野呂を肥後の前に突き出すと、激怒した野呂が「衛生兵なんだから、お前が受け止めろよ!」と大声を出し、上島は「お前だって一回くらい受けてみろよ!」とステージは大混乱!!やがてもみくちゃになった野呂と上島がチュー。ショックに泣き出す野呂だったが、消毒しようと寺門から熱いタオルを顔に乗せられ散々な目に。
めちゃくちゃになったイベントを締めるべく、最後に75秒で映画のPRを促されると、4人は口々にPRコメントを発した。「映像で戦争を体験させてもらえる映画。是非映画館に行ってもらいたいです。とにかく迫力がすごく、現場にいるような感覚になります。そして、戦争なんか絶対にやめた方がいいと実感できるはず。戦争ってこんなに悲惨だったんだと気づかされました。敵味方関係なく命を助ける、その信念が歴史を超えて伝えられたのだと思います。」最後に野呂が「女性からすると、主人公の奥さんの気持ちもよくわかると思います。」と
語ると、4人で「ぜひ劇場へ!ハクソー・リッジ、やー!」とポーズを決めて、イベントを締めくくった。
実話から誕生した驚愕と感動の超大作『ハクソー・リッジ』は、6月24日(土)より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー。