ただ今、絶賛公開中の湯浅政明監督作『夜明け告げるルーのうた』(配給:東宝映像事業部)が、【アヌシー・アニメーション国際映画祭】の長編部門にて、見事グランプリにあたるクリスタル賞を受賞致しました!

長編部門のグランプリを日本の作品が受賞するのは1995年『平成狸合戦ぽんぽこ』以来実に22年ぶりの快挙です!長編部門へは本作で初のノミネートにして、初受賞を飾った湯浅政明監督も、「スタッフキャストの皆様おめでとう!!応援してくださった方々もありがとうございます。良かった!! 」
と感激の様子。
『夜明け告げるルーのうた』は寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)を舞台に、心を閉ざした中学生の少年・カイが、人魚の少女・ルーとの出会いと交流を通して、本当の気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる、青春感動ストーリーです。
発表に先立ち現地で行われた上映会では、会場が満席になり、音楽に合わせキャラクターがリズミカルな動きをみせるシーンでは観客もリズムにのって手拍子が起こる場面も。上映後は割れんばかりの拍手が巻き起こりました。

湯浅監督 受賞コメント

スタッフキャストの皆様おめでとう!!
応援してくださった方々もありがとうございます。良かった!!
湯浅政明

【アヌシー・アニメーション国際映画祭】とは
ザグレブ、オタワ、広島と並ぶ世界4大アニメーション映画祭の一つ。カンヌ映画祭からアニメ部門が独立し1960年に設立、世界最大にして、最も歴史の古いアニメーション映画祭として知られている。映画祭に併せて、アニメーション見本市MIFAも同時開催されるため、世界中から関係者が集まり、ビジネスの場としても注目されている。これまで日本作品が数多くノミネートされており、1993年に宮崎駿監督『紅の豚』、1995年に高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』が共にグランプリを受賞、2007年に細田守監督
『時をかける少女』が特別賞を、2011年に原恵一監督『カラフル』が特別賞と観客賞をダブル受賞し、
そして2015年には原恵一監督の『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』が審査員賞を受賞しています。

アヌシー・アニメーション国際映画祭
■開催地:フランス・アヌシー ■公式サイト http://www.annecy.org/home