『BLAME!』 世界最高峰の舞台で大絶賛、アヌシー国際アニメーション映画祭にて舞台挨拶を実施
講談社「アフタヌーン」にて1997年から2003年に連載され、「シドニアの騎士」で第39回講談社漫画賞を受賞した弐瓶勉氏のデビュー作「BLAME!」(講談社「アフタヌーン」所載)。今なお世界中のクリエイターを魅了し続ける鬼才・弐瓶勉の原点――。
5月20日(土)から2週間限定で公開された際には、満席が続きミニシアターの興行成績ランキングで3週連続1位を記録するほど大ヒットし話題となりました!!!
そしてこの度、世界最高峰のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2017」に『BLAME!』が招待作品として正式出品されました。また6月16日20:30~(日本時間)、Bonlieu Grande Salle (会場のビッグホール(945人収容)にて、本作品の上映前に瀬下監督と吉平”Tady”直弘副監督が舞台挨拶を行いました!
現地時間の16日には、監督陣による現地ファンに向けたサイン会及び映画本編の特別上映が開催。上映会場となったBonlieu Grande Salleには約1,000人もの観客が集まり、上映開始前から度々歓声があがるなど熱気に包まれた。舞台挨拶には瀬下寛之監督、吉平“Tady”直弘副監督、ポリゴン・ピクチュアズ塩田周三社長をはじめとするプロデューサー陣が登壇。
冒頭、瀬下監督は「伝説的SFコミックをアニメ化することが出来、そしてこのようにフランスの皆さんに紹介できることを光栄に思います。そして本日こういった機会が設けられたのも、一重に弐瓶勉先生のお陰です」と挨拶すると、観客にコール&レスポンスをリクエスト。瞬時に会場が一体となり、場内は「ツトム、ありがとう!」の歓声で埋めつくされた。
続けて、吉平“Tady”直弘副監督が「素晴らしい映画祭に招いていただき、また夢が叶って非常に興奮しています。僕らの大好きなジャパニメーションをさらに進化させて、皆さんにお届けしたいと思っています。新たしいアニメーションの夜明けを一緒に楽しんでください」と挨拶。
また、舞台挨拶の最後には、ポリゴン・ピクチュアズの塩田周三社長が「BLAME!に乾杯!」と挨拶。
会場に集まった1,000人の観客からは大歓声が起こり、場内はお祝いムードに包まれた。
本編上映中は感嘆の声や笑い声があがるなどリアクション旺盛な観客からは、上映終了後には割れるような拍手が贈られ幕を閉じた。
【アヌシー・アニメーション国際映画祭】とは
ザグレブ、オタワ、広島と並ぶ世界4大アニメーション映画祭の一つ。
カンヌ映画祭からアニメ部門が独立し1960年に設立、世界最大にして、
最も歴史の古いアニメーション映画祭として知られている。
毎年6月に、フランスのアルプスのふもとの街・アヌシーで開催される。
昨年度は、長・短編をあわせ、85カ国の約500作品が上映され、
9,150人の来場者があった。映画祭には、マーケット・MIFAが併設され、
68カ国より2,800人以上の業界関係者が集う。
アヌシー・アニメーション国際映画祭
■開催地:フランス・アヌシー
■開催期間:2017年 6月 12 日(月)~6月17 日(土)
■公式サイト http://www.annecy.org/home