『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第二章 最速先行上映会レポート
2017年6月7日(水)『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第二章 発進篇の最速先行上映会が行われた。第一章の上映から3ヶ月。待望の第二章が6月24日(土)からの一般上映より半月も早く観られるとあって、会場である新宿ピカデリー最大の観客席となるシアター1は、入場開始当初からファンの期待感に包まれていた。
登壇したのは、テレサ役の神田沙也加さん、岬百合亜役の内田彩さん、桐生美影役の中村繪里子さん。そして、監督の羽原信義さんと、シリーズ構成の福井晴敏さん。
今回は“ヤマト女子会”というテーマのもと、女性キャスト3人が登壇。「女性でも楽しめることをもっとアピールしよう」という目標を掲げ、それに沿うように、まず最初の質問は、女性アニメファンの中で当たり前になった「推しキャラ」について。内田さんは「色々あって悪いキャラにみられますが、伊東さんには伊東さんの正義があって。最期のシーンは切なかったです。でも、なんで好きかというと顔が好みだから」と前シリーズ『2199』以来推している伊東真也をプッシュ。続く中村さんは「一人に絞るのが難しくて。でも、目移りしていると(私も)行き遅れてしまいますから」と会場からの笑いを受けつつ、ヤマト艦載機コスモファルコン・チームからパイロット篠原弘樹をプッシュ。「出てくるだけで場を和ませてくれる空気感」を持ちつつ「職務には忠実に励む姿に戦う男の色気を感じる」のが理由だという。この二人の発言に、司会の松澤(千晶)さんからおもわず「古代さんや島さんというのは出てこないんですね」とツッコミが入り会場が笑いに包まれた。続く神田さんは、あえて「私が本当にこういうふうにならなきゃなと思っている存在」と、自分が演じているテレサをプッシュ。「いつも平和を願いたいし、ミステリアスを部分も兼ね備えた大人の女性になっていきたい」とその理由を述べると、羽原監督も「大いなる愛(を象徴する存在)ですからね」も納得。この機会にと、神田さんは「じつは(テレサについて)私も知らないことがあるんです。これからどうなるんですか?」とマイクを向けるが、監督からは「だって言えないんだもん」という一言と笑顔が得られただけで上手くスルーされてしまった。
また、マスコミ向けのフォトセッション内では、結婚したばかりの神田沙也加さんへ、アニメスタッフからサプライズプレゼントが用意。キャラクターデザインの結城信輝さんによる、古代進と森雪をモチーフにした神田沙也加さんと、お相手の村田充さんの似顔絵色紙に鳥肌がたつほど驚き感激したようで「(結婚式をした時は)ちょうどこういう髪型で髪の色でした」「家宝にします」と興奮を隠せないでいた。
女子会のように、終始明るい笑い声と華やかな話題で盛り上がった最速先行上映会・舞台挨拶。会場ではこの後、第二章「発進篇」が上映されたが、その模様や観客席の反応は、6月24日(土)からスタートする上映でで確かめて欲しい。第二章「発進篇」の上映開始まであとわずか・・・