映画『ダブルミンツ』初日舞台挨拶
6月3日(土)より全国公開の映画『ダブルミンツ』の初日舞台挨拶がシネ・リーブル池袋にて行われました。
主演の淵上泰史さん、田中俊介さんらが登壇し、本作にかけたアツい想いを語っていただきました。
【イベントの様子】
6月3日より全国公開の映画『ダブルミンツ』の初日舞台挨拶がシネ・リーブル池袋にて開催。
本日当館で行われる舞台挨拶は3回とも完売となっており、入手困難となったチケットを手にしたファンが朝から劇場に詰めかけました。
主演の淵上泰史さん、田中俊介さんをはじめとするキャスト陣も、満席の劇場に感無量といった表情を浮かべ、撮影にかける熱い想いを語ってくださいました。
【コメント】
▼淵上泰史さん(33)/壱河光夫役
ようやく初日を迎えることができて嬉しい反面、作品に関わることが少なくなってきて寂しい想いがあります。監督に「こういう映画で主演をしてみたかった」と伝えた通り、とてもいい作品になっています。
この作品が独り歩きしていけるように、応援してもらえたら嬉しいです。
▼田中俊介さん(27)/市川光央役
制作スタッフだけでなく、クラウドファンディングで応援してくださった方々など、皆さんのお陰でこの日を迎える事ができました。完成披露の日には反応が気になってソワソワして、エゴサーチもできずにいましたが(笑)愛を込めて作った作品が巣立っていく特別な今日は感無量の一言です。
1人ひとりが役に魂を吹き込んで作り上げた作品です。観客の皆さまと大きくしていければ嬉しいです。
▼須賀健太さん(22)/高校時代の市川光央役
「本当の須賀を撮る」と監督から言われて、役者として新しい挑戦でした。今までの自分の中にないような役をやらせていただけたことはチャレンジであり、役者冥利に尽きます。
初日の1日だけで、大人版ミツオ役の二人の演技を見ずに演じたので、緊張の連続でしたが、(光夫に向かって)「俺の犬になれ!」と言うシーンはちょっと楽しかったです(笑)
『ダブルミンツ』の輪が広がっていくと嬉しいです。
▼川籠石駿平さん(22)/高校時代の壱河光夫役
台本を読んだとき、人間誰しもが持っている感情が詰まっている作品だと思いました。
技を嫌う監督から、本当の自分で立つように言われ、根本的な自分を引き出してもらったと思います。
身体的より精神的に辛い撮影でした。僕たちは1日だけの撮影でしたが、2週間もこの役をやりきった【大人のWミツオ】のお二人はすごいと思いました。
色んな人に観て頂きたいと思います。
▼冨手麻妙さん(23)/麻美
監督とはこの作品が3回目だったので、ドSで鬼のようだという覚悟はしていましたが、田中さん演じる光央と対等に殴り合うシーンは本当に辛かったです。
観客の方に、観ていて「麻美キライ!」と思われるくらいにやろうと思って演じました。
原作に捉われず、一つの素晴らしい映画作品として観てもらえたら嬉しいです。
▼内田英治監督(45)
こうして初日の舞台に立つと、監督という立場から、過酷な指示を出したことを思い出します(笑)
キャストの皆さんの持つ”本性”を引き出したいと思ってやりました。
人は誰しもが内面に別人を持っていて、それを引き出せたときいい映画になります。
この作品ではそれができたんじゃないかなと思います。
この企画がスタートしたときは、2〜3館での上映しか決まってなかったのが、30館ほどにまで広がりました。
全国の人に届くようにするために、映画を観た方は宣伝の一員となって応援していただけたら嬉しいです。