この度、本作の初日舞台挨拶が、本作で本格的スクリーンデビューを果たした梅崎快人や水月ゆうこ、脚本・総合プロデューサー・主題歌歌唱・出演と 4 役を見事に務め上げた大川宏洋。さらに、新人キャストたちを支えた手塚理美、黒田アーサーのベテラン演技派俳優陣、TV ドラマ界の名匠で、本作が映画初監督作となった赤羽博監督の 6 名が登壇し実施されました!

日時:5月20日(土)12:05-12:35(上映後)
受付場所:シネマート新宿スクリーン1(新宿区新宿3丁目13番3号 新宿文化ビル6F)
登壇者:梅崎快人(23)、水月ゆうこ(27)、大川宏洋(28)、
    手塚理美(55)、黒田アーサー(56)、赤羽博監督(65)

5月20日『君のまなざし』初日舞台挨拶が本編上映終了後に行われた。主題歌がかかる中、盛大な拍手に迎えられ登壇した。

【挨拶】
梅崎快斗:お越しいただき誠にありがとうございます!楽しみましょう!
水月ゆうこ:本日はお忙しい中お越しくださりありがとうございます!
大川宏洋:ありがとうございます!よろしくお願いします!
手塚理美:こんにちは!私の幽霊役はいかがでしたか??本日はよろしくお願い致します。
黒田アーサー:映画はいかがでしたか?今日はよろしくお願いします!
赤羽監督:こんなに集まっていただきありがとうございます。内容いかがでしたでしょうか?いいセリフがいっぱいあったと思いますが、ラストシーンでよくわからなくなった方もいっぱいいるのでは無いでしょうか?想像して持ち帰って、いろんな人に広めてくださいね。お願いいたします。

今回の舞台挨拶は上映後ということもあり、ネタバレも何も関係なく、撮影秘話や裏話などが期待される舞台挨拶となった。まず、梅崎が初の映画主演に抜擢されて「大変な世界に入ってしまったなと。長台詞も多くあり重圧もありましたが、皆さんに支えて頂いて演じ切れたかなと思います!」。同じく映画初出演の水月は「梅崎君がイケメンすぎて…顔がほころばないように気をつけました(笑)。お芝居自体が初めてだったので自分の殻を破るところから始めました。いろんな経験をさせていただきました。」それに対し梅崎は「最初は僕も目が合わせられなくて、腰が引けてましたね…恥ずかしくて(笑)」水月「目を合わせずにコミュニケーションをとる方法を考えてましたね。」自らの役所に関して大川は「一番難しかったのは、日常の時と感情が盛り上がった時のギャップを出すのが難しかったですね。どこまで表現しきるのか?を努力してまいりました」と答えた。
今作が映画初出演の3人(梅崎、水月、大川)の印象を手塚と黒田に聞くと、手塚「本当に爽やかで!

今時、全然擦れてなくて。本当ですよ!大川さんは初めてなのに一人で何役もされて大変だったんじゃないかなと」黒田「梅崎君がイケメンすぎちゃって!映画は初めてなのにこんなにできるものかと!最初は固かったですが、日に日によくなっていって。スポンジのように一生懸命吸収しているので伝わるものがありますね。素直さだとかを思い出させられました。最後は立派な役者になっていましたね」そして梅崎が先輩二人から学んだことは「お二人からはプロとは何かを学びました。幽霊のシーンが始まる前に、話しかけづらい雰囲気を出されていたりして、始まる前から怖いなあ(笑)と思っていました。そう言った役作りのところや、黒田さんが本気で演じてくださったおかげで、自分の演技を出せる安心感を感じました」
赤羽監督に3人へのアドバイスを聞くと「主人公の快人くんを見ればわかるように本当に素直で、最初は大変でしたが(笑)だんだん端正な顔になってきて。男性俳優は徹底的に褒めちぎれば大丈夫なので(笑)。女優は褒めても勘が鋭いので、叱るようにしてます。この映画は新人3人が演じたことによって映画の良さが出たのかなと思います。この出会いに感謝しています」
現実と夢が交差する展開に関し、脚本担当もしている大川に聞くと「現実だったんでしょうかね?解釈としてパラレルワールド的なものがあって、悲惨な運命のひともみんないい方向に行くようになったと捉えていただければ。見て頂いた皆さんの解釈が正しいのだと思います。」
撮影中のスピリチュアルな出来事を聞くと、水月「黒い蝶がロケの先々で出てきたり、閉まっていた扉が開いたりとか…」大川「スタジオの重い防音扉があるんですが、私が呪文を唱えるシーンで本当に開けてしまいました!偶然かとも思ったんですが、本番でも開けてしまったので、私が本当に門を開けてしまったという(笑)」水月「あと、オールアップした時に心の中で感謝を唱えたら近くのチャペルの鐘がなったんです! 」黒田「それは偶然でしょ」赤羽「5時までに仕上げなくちゃなんなかったんでね!」とそれに関しては否定されてしまった水月であった。

3人のこれからに関しエールを聞くと、手塚「今のままで突き進んでください。でも、汚れることも必要ですよ!」黒田「舞台も一緒に上がっていますが、スキルが上がっていてこれからが楽しみな3人です。頑張ってください!」と二人から期待を寄せられる新人3人。そして最後に新人3人から一言を頂くと、大川「皆さんに幸せがお届けできる作品になりました。観て感じて思ったこと、考えたことを周りの人にお伝えください!水月「初めての演技経験でしたが、なんとか作品の一部になれたかなと思います。
映画の中の多くある素敵な言葉の中で、皆さんの心に残る言葉がひとつでもあれば嬉しいです!」梅崎「何度もくじけそうになりましたが、その時は監督に言われた「お前、なんのために主役張ってるんだ?」という言葉を思い出しました。その時思ったのは皆様の幸せのためにやっているんだと強く思いました。皆様が幸せになるその日まで僕の俳優人生は終わりません!よろしくお願い致します!」
最後は梅崎の「君のまなざし!」、観客「大ヒットー!!」の掛け声で祝砲が発射され、盛大に締めくくられた。