主演:木村拓哉×監督:三池崇史という、日本映画界が世界に誇る“最強タッグ”で挑む、規格外アクションエンターテインメント『無限の住人』がついに公開!!木村拓哉の新境地とも言えるキャラクター像、全キャストが全編ノースタントで挑んだド迫力のアクション、豪華実力派キャストの競演、全国10都市を巡る木村拓哉主演映画史上初の大規模キャンペーン、カンヌ国際映画祭特別招待作品公式選出など、新しい情報が出る度に注目度が高まっており、2017年ゴールデンウィーク必見の“ぶった斬り”アクションエンターテイメントとして話題沸騰中です!!

原作「無限の住人」(沙村広明著)は、1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」(講談社刊)で連載され、その圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により話題を呼び、累計発行部数750万部突破を誇るカリスマコミック。1997年に第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2000年に英語版が “漫画のアカデミー賞”とも言われるアイズナー賞最優秀国際作品部門を受賞し、現在までに世界22の国と地域で刊行され、いまなお人気を博しています。
主役・万次を演じるのは木村拓哉。万次の不死身だからこその苦悩、凜との出会いにより輝いていく魂のありようを、力強く、そしてナイーヴに体現。右眼を潰した状態で、次々と立ちはだかる強敵たちとの凄まじいバトルを、全てノースタントで演じきりました。万次が命がけで守るヒロイン・凜には、『湯を沸かすほどの熱い愛』で第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をはじめとする数々の映画賞を総なめにし、熱い注目を浴びる杉咲花。可憐で一途、そして時には誰よりも勇敢な凜を見事に演じています。

【日時】 4月29日 (土)    
【場所】丸の内ピカデリー1(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン9F)
【登壇者】木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、満島真之介、市川海老蔵、三池崇史監督

満席の会場に、不死身の男・万次(まんじ)を演じた木村拓哉、両親の敵討ちを誓う少女・浅野凜(あさのりん)を演じた杉咲花、万次と凜が追う誇り高き逸刀流(いっとうりゅう)統主・天津影久(あのつかげひさ)を演じた福士蒼汰、極悪非道の剣客・尸良(しら)を演じた市原隼人、最強の女剣士・乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ)を演じた戸田恵梨香、剣術の天才・凶戴斗(まがつたいと)、万次の弱点を知り万次と手を組んで天津を抹殺しようと万次に持ちかけるミステリアスな男・閑馬永空(しずまえいくう)を演じた市川海老蔵、三池崇史監督が登場!黄色い悲鳴が沸き起こり、会場のボルテージはマックスに!!

木村は「今日はお集まりいただき本当にありがとうございます。今日をもって『無限の住人』は客席の皆さんのものとなりますので どうか可愛がってください」と挨拶。実はこの舞台挨拶は全国70館でライブビューイングを実施し、10都市キャンペーンで行った映画館でも上映しているとのことで「この模様が全国70館のスクリーンに繋がっていることに驚いているのですが、是非、全国の皆さんと客席の皆さんと繋がっていきたいと思います」と、全国の観客に向けてコメントを寄せました。

杉咲は「今日は来てくださって本当にありがとうございます。ライブビューイングの方々もありがとうございます。この日を迎えることができて本当に幸せです。沢山の方々に観ていただきたいので、今日観ていただいてよかったと思ってくださったら是非、大事な人や友達に教えていただけたら嬉しいです」と公開初日を迎え、安堵の表情を見せました。

福士は「皆さんのもとにこの映画が届くことを非常に嬉しく思います。この映画で自分の実力以上のものを出せたと思います。監督が指導してくださり、座長・木村さん、そして素晴らしいキャストに支えられたからだと思います。是非楽しんで観てください」と映画の公開を迎えた喜びを明かしました。

市原は「木村さんともお話したんですけど、映画の花形はお客様です。どうか長い間この作品を可愛がってください」とコメントし、
戸田は「無事初日を迎えることができて嬉しいです。今日は楽しんでいってください」とニッコリ。

満島は「全国の皆様、僕の為に集まってくれて本当にありがとうございます。主役の満島真之介です、すみません(笑)。全国で『無限の住人』フィーバーが起きることを願ってやってまいりました」と笑いを誘いながら挨拶しました。

本作のイベントに初めて登壇する市川は「『無限の住人』に参加させていただいて本当に光栄でした。本当は、ここにいるはずではなかったんですが、先輩(木村)と新幹線で会ってしまったのでここに来ることとなりました(笑)。こうして立っていられるのも、大スター木村拓哉が引き寄せたんだと思います。新幹線で会えて良かったなと思います」と先日東京駅で偶然にも木村と遭遇したことを振り返り、舞台挨拶に登壇できた喜びを明かしました。続けて市川はアクションシーンで木村の殺陣への並々ならぬ思いを感じたそうで、「木村さんと僕はお互い死なない役で、閑馬も色々なものを抱えているんで、男と男の向き合う時間があるんです。アクションでは殺陣の方がいらっしゃるんですけど、木村さんは自分のアイディアをもっとこうしたいとより入りリアルで刺激的なものにしたいという感覚があって、その場で意見を交換しました。すごく楽しかったです」と木村とのアクションシーンが白熱したものとなったこと明かした。また、冬の京都で撮影をした本作ですが、木村とともに缶コーヒーで暖をとったエピソードも披露しました。

監督は「ご覧のような野獣のようなキャスト、魅力的な人々に集まってもらって、一つの作品を作るのは大変だろうなとお思いでしょうが、皆さんすごい才能の持ち主で監督としては、そこにいてもらって演じてもらってそれを撮っているという喜びが現場の熱を盛り上げていたと思います。『無限の住人』をじっくり楽しんで欲しい」と感無量の様子で映画の公開をかみしめていました。

全国70館の映画館でライブビューイングを実施している本舞台挨拶。事前に、初日の応援メッセージとともに、全国の住人の方々から公式Twitterで質問を募集。木村演じる万次が“不死身”の身体の持ち主ということにかけ、「不死身だと思う人は?」という問いに対して、キャストに問いかける一幕も。木村は「海老蔵」と即答し「常識を捉えつつこれだけ自由だから」と理由を明かしました。また、杉咲は「寒い時にコートを着られなかったり、毎日疲れていらっしゃったと思うんですけど、東京に帰る時も寝られないので木村さんが不死身だと思う」、福士は「野生に溢れるシーンを演じられているので市原さん」、市原は「今日初めてお会いしたんですけど海老蔵さん。周りから空気を出して、周りを色づけている」、戸田は「満島さん。『イエーイ』と言いながら死んでいることに気づいていなさそう。肉体は滅んでも魂は死んでいないと思う」、満島さん「端っこから見ていて僕が一番最初に死ぬと思います。他の人はみんな生きていると思う」、市川は「とりあえず監督。なんか死ななそうだし、腐っても普通に歩いてそう。撮影現場でうっかりやっちゃったと聞きますが、太秦で車いすで現れましたし、そういう人種だと思います(笑)」、監督は「みんな不死身であろうとしている。不死身であろうと思っていないとここに皆さんここにいないと思います。スタッフ側は弱く、僕は立っているだけで足を折ってしまって(笑)」とコメント。

また、映画のタイトル“無限”と公開が丁度GWにかかる本作にかけて「無限の休みがもらえたら?」と問われ、木村は「失業という事じゃないですよね(笑)?」と笑いを誘いつつ「行っていないところも沢山あるので、今まで行ったことがないところに身を置いてみたいです。日本国内でもまだ行ったことがないところがあるので(満島)真之介を見習って日本を見てみたいです」と自身の願望を明かしました。杉咲は考え込みながら「ずっと寝ます」と大真面目に回答。会場からは笑いが起こり、木村からは「息はしてるの?」と突っ込まれ、「はい」と恥ずかしそうに答えました。福士は「僕はバックパッカーになって世界をグルグルしたいですね。昔からこの夢がありました」、市原は「二輪と写真が好きなので、バイクで旅して写真を撮りたい」と思い思いに中々実現できない夢を語りました。戸田は「海外に行きたいなと思いました。生きていけないなと思ったら木村さんか海老蔵さんの居候したいです」と、面白回答。木村は「なかなか面白そうですね。うちが辛くなったら海老蔵の家に」、それを聞いた市川は「いいですよ!部屋ありますよ」と気前よく戸田の希望に返答しました。さらに、満島は「じっとできないんですよ、一回時間を考えずに座ってみてどれだけおとなしくできることを試してみたい」、海老蔵は「ぐだぐだしますね。好きな時に寝て、好きなところに行きたいですが、お金続くんですかね・・・続かないなら仕事フリしますね(笑)!」、監督は「居酒屋でバイトします!」とそれぞれ思い思いに珍回答を繰り広げました。

最後に木村は「今日を持って『無限の住人』は皆さんのものとなりました。あとは皆さんの中で作品がどれだけ楽しんでいただけるか、繋がっていくかだと思うので、温かく可愛がってやってください。今日は本当にありがとうございました」とこれから映画を観る観客に向けてコメントを寄せ、会場からは熱い拍手が沸き起こりました。鳴りやまぬ拍手に包まれながらキャストは劇場を後にし、舞台挨拶は大盛況の中幕を閉じました。