株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント及び、株式会社ピクチャーズデプトは、
映画『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』(監督:マイク・マイヤーズ)の公開記念イベントとして、
日本のDJ界の第一人者であり、本作で描かれている音楽シーンを語るには欠かせない、
ラジオDJの小林克也さんと、テレビ・ラジオ・CM・映画などで幅広く活躍するギタリスト、
マーティ・フリードマンさんをゲストとしてお呼びし、新宿シネマカリテにてトークショーを開催いたしました。

本作は米テキサス州・オースティンで開催されるサウス・バイ・サウスウェスト映画祭(SXSW FILM)の
24 Beats Per Second部門正式出品作であり、70年代ハリウッドのミュージックシーンを牽引した
伝説のプロデューサー、シェップ・ゴードンのあまりにも破天荒な半生を描いたドキュメンタリー映画です。
公開初日のトークイベントでは、本作で描かれている様々な世代の音楽シーンについて、
時代背景やご自身の経験談、また実際に出会ったアーティストに関するマル秘エピソード等を披露いただきました。

■「アリス・クーパーは実はシャイだった!?」小林克也さんが明かした、大物スターの裏話とは?
数多くのアーティストにインタビューを行ってきた小林克也さんには、ご本人しか知らない
「あの有名なニュースの裏側にはこんなエピソードがあった」といったような、
当時のエンタメの裏側を垣間みることができるエピソードを語って頂きました。
「オールナイトニッポンの外国人アーティスト第一号ゲストがアリス・クーパーだった。
彼がまだ26歳のとき。『ハンサムだから女の子にモテるでしょ。』と言うと、彼は顔を真っ赤にして照れていた。
ハードなイメージと違って可愛かったよ。」と、本作にも登場する、70年代に活躍した大物スターの裏話を語り、
さらに、「スティーヴン・タイラーにも会った。エアロスミスのメンバーを取材して、色んな話を聞いたけど、
彼が何か言うと皆が口を閉じる、竹を割ったような人だった。」と実際に本作に出演している
アーティストとのエピソードも語り、会場からはどよめきが起こりました。

さらに、ギタリストとして活躍するマーティ・フリードマンさんは、司会から「この世代のアーティストの中で、
影響を受けられた方はいますか。」という質問を受けると、「間接的に影響を受けた人は多い。
特にKISSの影響をすごく受けた。この作品を観たら、KISSは4人のアリス・クーパーだったのか、と感じた。」
と自身の経験談と共に、影響されたアーティストについて語りました。

会場のお客さんは、エンタメの裏側を語るお二人の話に興味津々の様子で、
「この映画の時代をリアルタイムで生きてきた人と、アーティストとして活躍する人から、とても興味深い話を聞けた。」
「笑って泣ける映画で面白かったし、お二人のトークでより作品の魅力がわかった。」と、トークショーを楽しんでいました。
「スーパーメンチ-時代をプロデュースした男!-」は新宿シネマカリテにて絶賛公開中。