東京・銀座 ソニービル 8階 コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)では、
映画『アングリーバード』展を2016年9月17日(土)より開催しています。
 その映画『アングリーバード』展の特別イベントとして、クリエイティブトークイベントが2016年9月22日(木・祝)開催されました。
 アメリカより来日中の、映画『アングリーバード』製作、原案のJohn Cohen(ジョン・コーエン)氏と監督のClay Kaytis(クレイ・ケイティス)氏がゲストとして登場。
モデレーターを務めた日本の若手クリエイター上田 広太郎さんや、日本の中高生31名も参加し終始、会場は大いに賑わいました。

前半の「クリエイターズトークセッション」では、John Cohen氏とClay Kaytis氏によるトークディスカッションが行われ、クリエイターを目指したきっかけや映画製作についてお話いただきました。John Cohen氏は、お話の中にジョークも交えながら、子供の頃からアニメや映画が大好きで、この職業に就きたいという思いを持ち続け、子供時代から描くことを欠かさず、
ニューヨーク大学で学んだりとこの道に携わってきたことが今の自分に繋がったと話されていました。
Clay Kaytis氏は、映画『アングリーバード』の製作で大変だった点について、鳥の羽の質感を表現したり、似たキャラクターでも一つ一つ個性を出すのに苦労したと語っていました。

 後半の「フューチャー セッション」では、ゲストとより近い形で意見交換のできる場が設けられました。
これまで2人が影響を受けた映画作品についてや、映画作リの現場はスキルの高い人たちが若い人たちにどんどん教え、シェアしていく文化が備わっていることなどが話されました。
その後、中学生の男の子からの持ち込み作品について語られる機会があり、「ストーリー性があり素晴らしい。」「普通は平面な画だけしか描けないもの。」とJohn Cohen氏、Clay Kaytis氏共に大絶賛されていました。
その返答に、持ち込まれた中学生の男の子もとても嬉しそうでした。
この他、中高生からの質疑応答にもお二人のこれまでの経験を交えながらお答えいただきました。

 最後に、参加した中高生との記念撮影が行われ、惜しまれながら終了いたしました。
映画の本場ハリウッドで映画製作を行うゲストの話しを聞くことで、参加者の中高生は自身の将来への期待感が膨らむと同時に、夢や目標への大きな刺激となったようでした。