バットマンやスーパーマンらヒーローによって投獄された史上最凶の悪党たちによる、最高にクレイジーでポップな爽快アクションエンターテイメント『スーサイド・スクワッド』が9月10日(土)に全国公開し、土日2日間で、興行収入390,116,900円、動員246,512人を記録。公開週の土日2日間の興業収入では、『バットマンvsスーパーマン』『デッドプール』を超える大ヒットスタートを切った。

そしてこの度、本作の大ヒットを記念して、『スーサイド・スクワッド』公開記念イベントが9月13日(火)ワーナー・ブラザース映画 試写室にて行われ、リオ・オリンピックで柔道90Kg級を制し、見事金メダルを受賞した“世界最強男子”ベイカー茉秋選手が登壇した。

ベイカー選手は、日本代表のオフィシャルジャージに、胸には金メダルをかけて爽やかに登場。オリンピック男子90kg級初の金メダルを獲得したことにMCから労いの言葉が掛けられると、「小さなころからの憧れ舞台で最高の結果を残せました。本当に嬉しいです。次の東京五輪も金メダルをとります!」とその興奮を明かした。続いて、金メダル級の大ヒットスタートとなった本作の感想について聞かれると、「悪役が主役っていうのもアリですね。とにかく最初から迫力が凄くて、ドキドキワクワクする魅力的な映画でした」と語った。さらに、スーサイド・スクワッド一の怪力キャラクター“キラークロック”に対して、「ぜひ勝負してみたい!得意の大内刈りで投げ飛ばしたいですね」と宣言し、会場に集まった報道陣を沸かせる一幕もあった。また、悪党たちが活躍する本作にちなみ、幼い頃の悪さをしたエピソードを質問されると、ベイカー選手は困りながら「がむしゃらに柔道をして、真面目に生きてきたつもりなので」と答え、「あるとすれば子供のころ姉が風呂に入っている時に電気を消したことかな?」と柔道金メダリストとは思えない、可愛らしい悪党エピソードを披露した。

続いて、リオ・オリンピックのパブリックビューイングでその際立ったオシャレさが話題となったベイカー茉秋選手の祖母・小林リナさんと、アメコミ大好き芸人のなだぎ武が登場。本作の悪カワヒロイン、ハーレイ・クインを彷彿とさせる、ホットパンツに網タイツ姿で登場した小林リナさんは「派手好きなのでピカピカするのが大好きなんです」と、この日のファッションポイントを説明。それに負けじと、スーパーヴィラン・ジョーカーになり切ったなだぎも「この格好のまま渋谷を出歩きたいです」と、コスプレの完成度を自己評価しコメントした。さらになだぎは、DCコミックスファンの立場から「引きつけて引きつけて最後に技を決めるところが、ディアブロに似ている」と、ベイカー選手のリオでの戦いぶりを本作の悪党に例えて解説した。

イベント終盤では、「敬老の日」が直前であることにちなみ、ベイカー茉秋選手が祖母・小林リナさんにあらためての金メダル獲得報告と、日頃の感謝を披露。「金メダルはおばあちゃんのおかげでした。これからもオシャレに長生きしてください」という感動的な言葉とともにベイカー選手から金メダルを渡された小林リナさんは、「最高に嬉しい!涙がでそう。体に気を付けて、まだまだ頑張ってね」と、声を震わせながら満面の笑みで喜びのコメントを語った。イベントの最後に、ベイカー選手がMCより見どころを問われると、傍らにいた小林リナさんがこっそりと「大迫力で・・・楽しくて・・・興奮できて・・・」と孫にささやく一面に、どこかで見たささやき会見だぞ!と会場は大いに盛り上がった。