死んだはずの人間達と謎の星人との壮絶な死闘を描いた奥浩哉による大ヒットSFアクションコミック「GANTZ」。その中でも特に人気を誇るエピソード「大阪編」が、フル3DCGアニメーションで再始動。『GANTZ:O』は、10月14日(金)全国ロードショーとなります!
原作コミック「GANTZ」の中でも最も人気の高いと言われている「大阪編」。映画『GANTZ:O』はその「大阪編」を完全映画化。原作では、主人公の玄野計が死亡した世界で、加藤勝を筆頭に、東京と大阪のガンツチームが「妖怪軍団」に闘いを挑むストーリー。
主人公である加藤勝役を小野大輔、ヒロイン山咲杏役をM・A・O、西丈一郎役を郭智博、レイカ役を早見沙織、鈴木良一役を池田秀一、ぬらりひょん役を津嘉山正種、木村進役を小野坂昌也、平参平役を津田健次郎、原晢夫役を小川輝晃、そして原作「GANTZ」の主人公・玄野計役を梶裕貴と、豪華な顔ぶれが揃いました。

いよいよ10月14日(金)より公開となります『GANTZ:O』。日本での公開に先駆け、第73回ヴェネツィア国際映画祭にて正式上映が、9月8日(木)22:50(現地時間)に行われ、川村泰監督が登壇、上映に先出ちプレス・カンファレンスが行われました。
 会場のSALA GRANDEの前には、世界最速のプレミア上映を待ちわびる、映画ファン、アニメファン約300名が列を作りました。年齢層は幅広く20代〜60代まで、男女も半々といった割合で、およそ500名の観客が劇場に駆けつけました。

○『GANTZ:O』 第73回ヴェネツィア国際映画祭 正式出品

■会場:ベネチア リド島 SALA GRANDE
■上映日時:9月8日(木)22:50(現地時間)から上映
■上映劇場:SALA GRANDE

ヴェネチア映画祭に正式上映となった日本映画の中で唯一のジャパアニメーションということで、必然的に映画祭のシネフィルからも注目を集めた形になりました。
 大阪を舞台にしたGANTZチームの活躍、愛する者を守るために闘う姿に、映画祭の観客はどのように見たのか。結果はスタンディングオベーションと拍手が約5分間のエンドロール中に鳴り響き、日本が誇るSFの世界、3DCGアニメーションの力を証明する形になった。
上映後のロビーでは、川村監督にサインと写真を求めるファンが長蛇の列を作り、サイン会&撮影会ような様相を呈しました。海外映画祭の熱気を肌で感じた川村監督は、以下のようにコメントしました。

「夜中の上映にも関わらず、非常に沢山のお客様に観て頂き、しかも歴史ある映画祭なので物凄く感動しました。
レッドカーペットを歩かせて頂いた時も、文字通り夢のような気持ちでした。とても最高の経験をさせて頂きました。映画祭のお客様のリアクションがとてもよく、エンドクレジットが始まったところからスタンディング・オベーションが起こり、すごく感動しました。そして、上映後にサインや握手、写真を求められ、その熱さが伝わってきて、この5年間やってきて良かった、私自身も報われた、との思いが込み上げて来ました。この気持ちを日本に持ち帰って、支えてくれたスタッフの皆様にも伝えたいと思っています。本当にありがとうございました。」
 
いよいよ10月14日(金)より公開となる『GANTZ:O』。海外映画祭で確かな手ごたえを得ることができた映画祭になりました。