そして吉本興業を代表し、株式会社きょうのよしもと 代表取締役社長・木村深雪より、ご挨拶がありました。
3回目の映画祭を迎えるにあたり、応援してくださる京都の皆様、関わってくださる皆様に感謝の気持ちを伝えます。そして、これまでの映画祭をふりかえりつつ、
「1年目は指先をそっと触れ合って、2年目は手のひらを合わせ、3年目はギュッと手を握り合えたらと思っています」と語りました。

ほかに「映画部門」映画祭連携企画も紹介。「京都国際学生映画祭」「京まちなか映画祭」、「祇園天幕映画祭」、「京都国際インディーズ映画祭」、「京都大学ビジュアルドキュエンタリープロジェクト作品」などを予定しています。

「アート部門」の企画も紹介。
「京都伝統産業ふれあい館」では、子どもたちが職人やアーティストの技術に直接触れられるワークショップ企画など、参加型の企画を複数実施。

「旧嵯峨御所 大本山 大覚寺」は、チュートリアルが店長・シェフを務める架空のカフェ「大覚寺カフェ」をオープン。絶品スイーツの企画販売を通して、幅広い層に、大覚寺の魅力を伝えてきました。
今年度は、「カフェ」を「集う場所」として捉え、写経の根本道場でもある大覚寺で仏教芸人、笑い飯・哲夫が講師となり、写経を体験学習できる「哲夫塾」を立ち上げました。
第1回は参加者からは大好評。今回は、その拡大版として、大覚寺カフェ「大・哲夫塾」を開催します。

ここでゲストの皆様をご紹介。
まずは、映画祭連携企画より、第19回 京都国際学生映画祭 実行委員会副実行委員長、桂季永(かつら きえ)さんは、「学生映画のおもしろさ、魅力の詰まった作品を取り揃えていますのでぜひご覧ください」とのこと。
京都住みます芸人であり、今回はサイレント映画の活動弁士としてイベントにも出演予定の月亭太遊は「今、京都の皆さんにかわいがっていだいているので、恩返しのためにも活動弁士として皆様を楽しませたい」と語りました。

「アート部門」、京都伝統産業ふれあい館より、京都伝統産業ふれあい館 館長の八田誠治さんと、アナスタシア・ブルカヴェツ さんは、「ここへ来ていただくと、74品目がすべて見られますのでぜひおこしください」とPR。
「旧嵯峨御所 大本山 大覚寺」にて、「大・哲夫塾」を開催する笑い飯・哲夫も登壇しました。
「大覚寺さんで写経の授業をやらせていただいたんですが、ちょっとおしゃべりもやらせていただいたんですが、格式高すぎて静かにしてたんです。そしたら静かにしすぎて、お坊さんに『もっとお笑いをいれなさい』と言われました。
だから今回は、もうちょっと笑いも入れていきたいと思います」と意気込みを。

最後に、文化観光都市・京都と本映画祭を結ぶ架け橋として、京都出身である清水圭と、今くるよが登壇しました。

第1回目からたずさわっている清水圭は、「僕は映画が大好きです。祇園花月は、昔は祇園会館という名前で、学生時代によく映画を観に来ていました。まさかここがよしもと祇園花月になると思いませんでしたが、京都という伝統のあるところで3年目を迎えます。京都だと、3年目といえば、1秒とか2秒とか。まだそれぐらいの歴史しかない映画祭です。でも、活動写真などなかなか観る機会がない映画も上映します。活動写真の時はご年配の方が多いんですが、ぜひ若い方々に昔の歴史ある活動写真を観ていただきたいと思います」と語りました。

今くるよは「架け橋ガールの今くるよです」とPR。そして、「京都はええよ〜。今日もええなと思ったのが、歩いてましたら『いや〜、おかえり!』と言ってくれはってん。『京都国際映画やろ?』とも言ってくれはって、お馴染みになってますよ。これは『どやさ!』です!」と喜んで語り、「どうか皆さん、『どやさ、どやさ』といいながらぜひ参加してください」と締めくくりました。

「京都国際映画祭2016」の詳細は、ホームページにて随時更新していきます。
京都国際映画祭2016オフィシャルホームページ:http://kiff.kyoto.jp/

【京都国際映画祭2016概要】
名 称:京都国際映画祭2016  KYOTO INTERNATIONAL FILM AND ART FESTIVAL 2016
会 期:2016年10月13日(木)〜16日(日)
会 場:よしもと祇園花月/京都市役所前広場/元・立誠小学校/旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
西本願寺/京都伝統産業ふれあい館/京都国立博物館/元離宮二条城 他
主 催:京都国際映画祭実行委員会
運 営:株式会社きょうのよしもと
支 援:京都市