フランス映画「男と女」の製作50周年記念の関連イベントの会見が6日(火)に東京広尾・フランス大使公邸で行われ女優の夏木マリ、歌手の野宮真貴が登壇した。
夏季休暇を明けて最初の公式行事となる駐日フランス大使のティエリー・ダナ氏から、冒頭に映画「男と女」の魅力が語られ、1966年のカンヌ映画祭で初めて上映された際、激しい嵐で上映が中止になったにも関わらず大賞を受賞したエピソードを披露。今秋開催される「ルルーシュ・イン・コンサート」とリマスター上映される「男と女」に期待を寄せるコメントを残した。
中盤には歌手の野宮真貴が映画に出演した女優アヌーク・エーメを意識したメイクと衣装で登場。「男と女」製作50周年合同プロジェクトのオフィシャル・サポートソング『男と女』をこの日、初披露。同曲は小西康陽が新たに和訳詞したヴァージョンで、あの「ダバダバダ」のフレーズにも日本語詞を使った斬新な歌詞で、原詞を書いたピエール・バルーからもお墨付きを貰ったほど。
続いてプロジェクトのオフィシャル・サポーターでもある女優の夏木マリが登壇し、野宮真貴に花束を贈呈。『素敵だったわ、ぴったりね』と夏木は野宮の新ヴァージョン『男と女』を絶賛。自身が女として目覚めた映画だっとと話すと、野宮は「大人のカッコいい女性は海外ではアヌーク・エーメ、日本では夏木さんです!」と夏木が憧れだったことを告白。

夏木が「年を重ねれば重ねるほど、フランスの女性はカッコよくなるね」と振ると「私もフランスに行きたいですね」と返すなど、ひとしきりフランス女性トークで盛り上がる。
最後に仏大使館文化参事官アンスティチュ・フランセ日本代表 ピエール・コリオ氏が登壇。野宮が歌った新和訳版『男と女』を「ダバダバダ部分の日本語は言葉はわからないけど、とっても耳心地が良かったです!」と称え、日仏交流を象徴した映画「男と女」のコンサートとリマスター上映をあらためてプッシュし3人で乾杯をしてイベントの成功を祈った。
「男と女」製作50周年記念の「クロード・ルルーシュ・イン・コンサート」は9月20日に大阪、21日、22日に東京で開催。又、9月7日(水)より東京・日本橋三越にて期間限定の特別展示会、「フランス映画「男と女」ギャラリー in 日本橋三越」も開催される。

<クロード・ルルーシュ・イン・コンサート 公演概要>
大阪公演:
会場:フェスティバルホール
日時:9月20日(火) 開場 18:00/ 開演19:00/
東京公演(2日公演):
会場: NHKホール
日時:9月21日(水)開場18:00/開演19:00
   9月22日(祝)開場13:00/開演14:00

<クロード・ルルーシュ・イン・コンサート公式サイト>
http://lelouch2016.jp/

<野宮真貴オフィシャルサイト>
http://www.missmakinomiya.com/