「スター・ウォーズ」シリーズの創始者であるジョージ・ルーカスが長年温めていたアイデアに着想を得た、今まで全く語られることのなかった物語がついに映画化。シリーズの原点である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』へと続くアナザー・ストーリー『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が、12 月 16 日(金)公開となる。6(ロク)日=『ローグの日』ということで、9月6日(火)に、六本木ヒルズアリーナで『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公開記念スペシャルイベントが行われた。本作は強い個性を持つ反乱軍による極秘チーム<ローグ・ワン>が、銀河全体を脅かす帝国軍(悪)の究極兵器〈デス・スター〉の設計図を奪うという決死のミッションに挑む今年一番の話題作。不可能なミッションに挑むという物語にちなみ、目覚ましい活躍と熱い”チームの力“で日本全体を勇気づけてくれた卓球男子日本代表の水谷隼さん、競泳男子日本代表の瀬戸大也さん、競泳男子日本代表坂井聖人さんが“ローグ・ワン JAPAN”に任命され集結した。

オープニングは音楽団「源-minamoto-」による美しい音色のスター・ウォーズメドレーで幕を開けた。約 1000 人が会場に詰め掛け一気にヒートアップする中、“ローグ・ワン JAPAN”として任命された水谷さんと瀬戸さん、坂井さんはお揃いの『ローグ・ワン』JAPAN T シャツで登場。水谷さんは「今日は盛り上がって行きましょう。今日はパンツ履いてます!安心してください」と挨拶し集まった会場のお客さんから大きな拍手と歓声が鳴り響いた。実は水谷さんの誕生日が6月9日で語呂がローグになることにちなみ、「これからはローグの日で覚えてもらいます」と会場を沸かせた。坂井さんは「昔チョコエッグに付いてくるおもちゃを全種類コンプリートしました!」と、スター・ウォーズ好きなエピソードを明かした。

また、本作の“ひとりでは戦えない”というテーマにちなみ、それぞれチームの大切さについて聞かれると瀬戸さんは「リオでは競泳が初日だったから自分たちが勝てば日本チームが盛り上がると思って頑張りました。チームで戦うことは大切なことだし、良いパフォーマンスができると思います」と仲間の支えがあってこそ力を発揮できると明かす。また、坂井さんが瀬戸さんに憧れて早稲田大学に入ったことを明かすと瀬戸さんは「(坂井さんとは)師匠と弟子のような関係。まさにオビ=ワンとアナキンみたいな関係です」とスター・ウォーズにかけてコメント。さらに本作の主人公で女性戦士ジン・アーソらローグ・ワンは、97.6%勝つ見込みのない極秘ミッションに挑むことから、困難を乗り越える時の原動力を聞かれた坂井さんは「応援が一番力になる。声援がないと諦めそうになった時頑張れない。何て言ったらいいんですかね・・・何も言えねぇ」と北島康介選手の名言にかけて会場を沸かせた。

チームの大切さ、不可能なミッションへの原動力などのエピソードを語る“ローグ・ワン JAPAN”だったが、世界一有名な悪役であるあのダース・ベイダーの影が忍び寄っていた。「コーホー…」と不気味な呼吸音が漂う会場。ストーム・トルーパーを従え、ついに帝国の司令官であるシスの暗黒卿ダース・ベイダーが登場した。“ローグ・ワン JAPAN”はダース・ベイダーに向かってライトセーバーを構え、今にも戦いが始まりそうな雰囲気に、会場は大盛り上がりだった。そしてさらに『ローグの日』を盛り上げるべくスペシャルライブを行ったTaku Takahashi(m-flo)さんと Crystal Kay さんも会場に駆けつけ、“ローグ・ワン JAPAN”とダース・ベイダーらとフォトセッションに参加。会場は大盛況のうちに幕を閉じた。