泉政調副会長の「まずは君達が落ち着け！」にキャーッ！
『シン・ゴジラ』女性限定鑑賞会

現在社会現象的ヒットを記録している『シン・ゴジラ』の「女性限定上映」が24日に新宿バルト9で行われ、 市川実日子、 塚本晋也、 松尾諭、サプライズゲストに片桐はいりが登壇。LINE LIVEにてその模様が中継された。

この女性限定試写会は、先日開催された「発生可能上映」の派生イベント。
「発生可能上映」の翌日に発表され、開始3分で売り切れるという注目度の高さが話題となっていた。

塚本、市川、松尾に加え、サプライズで片桐が登場。しかも、全員劇中の衣装で登場し、会場のボルテージは一気にアップ。

鳴り止まない声援に対し、泉修一（保守第一党政調副会長）を演じた松尾が「まずは君達が落ち着け！」と劇中さながらのセリフを発すると会場中が「キャー！」と大歓声。「これ、一回だけだから」と照れる松尾に会場が「え〜」と反応すれば「じゃああと3回（笑）」と切り返すサービス精神の高さが見えた。

上映中の様子も観ていたという松尾は「上映も観ていたんですけど、泉と谷口とのやりとりの合間にヒューッ！　て黄色い声援があって、ムラムラするというか……変な気持ちになりました」と感想を述べて照れくさそうな笑顔。

“ベテラン官邸職員のおばさん”として役名も無く、劇中では一瞬の登場となった片桐だが会場の大きな声援に「ちょっとしか出てないのになんで私まで人気あるの（笑）」と戸惑い気味。台本には「絶妙のタイミングでお茶を差し出す」としか書いておらず、さらに庵野総監督から「あなたの笑顔にかかってますからね」と言われてプレッシャーを感じた事を話した。

間邦夫（国立城北大学大学院生物圏科学研究科准教授）を演じた塚本は「セリフで自分が何言っているか分かっていない」と話し、庵野総監督からは「大陸間を飛翔する」のくだりを気合い入れてやって下さいと言われたが、いざ本番では普通にやって下さいと言われたという、庵野流の演技指導を明かした。

尾頭ヒロミ（環境省自然環境局野生生物課長補佐）を演じた市川が挨拶をすると会場からは「可愛い〜！」の声援。LINE LIVE上のコメントも、「尾頭さんキタ！」「美日子ちゃん大好き！」と続々。しかし、本人は「かわいくない！」とピシャリと否定し、劇中のキャラクターさながらの表情にさらにコメントが盛り上がる結果となった。

現在、Twitterなどネット上を中心に、尾頭ヒロミのイラストをアップする事がブームになっている事に関連して、松尾が「素敵なイラストがたくさんあって、壁紙にしようかな」とつぶやくと、市川が「家の？」と素で返し笑いを誘う一幕も。

撮影現場では異様な空気が漂い、緊張の仕方が尋常ではなかったという塚本と市川。
台本には前提として「早口」という指示が書かれ、松尾は「長谷川博己に早口でしゃべらないとカットされるよ」と脅されたことも明かすと、市川はゴジラの生態を語る長い台詞を劇中さながらの早口で披露し、会場を大いに沸かせた。

この日、女性限定の鑑賞会だったが、劇場には「総理ご決断して」「まずは君が落ち着け」「踏んづけて！」などなど、試行をこらしたうちわや、サイリウムにマスキングテープで『シン・ゴジラ』等のロゴを貼り、応援していた人も。『シン・ゴジラ』への熱狂はまだまだ冷める事が無さそうだ。

【番組概要・配信結果】
番組名　　　【ネタバレ注意】『シン・ゴジラ』女性限定鑑賞会議後を直撃！
配信日時 　2016年8月24日（水）21:00〜
動画URL　https://live.line.me/r/channels/75/broadcast/21263