海外ドラマ史に残る伝説的TVシリーズ『ROOTS/ルーツ(1977)』。作家アレックス・ヘイリーが1976年に出版した自伝的長編小説の出版から40周年に当たる今年、リメークした本作『ROOTS/ルーツ(2016)』が、8月22日(月)からヒストリーチャンネルにて4夜連続で放送される。それを記念した取材会が行われ、新しいクンタ・キンテの声優を担当する櫻井孝宏さんと、オリジナル版『ROOTS/ルーツ』でクンタ・キンテ役を務め、本作では父親オモロ・キンテ役を務める池田秀一さんをお呼びして、「新旧クンタ・キンテ」対談取材会を開催いたしました。その一部を紹介する。

—それぞれのキャラクターを演じてみた感想は?
池田:40年前に主人公のクンタ・キンテを演じさせていただきまして、40年経ってそのお父さんを演じました。もう40年経っちゃったんだなぁと感慨深いものがあります。年相応にやらせていただき、なかなか面白かったです。
櫻井:今回『ROOTS/ルーツ』に関わることで、自分の中に無かった知識や経験を、作品を通して知ることができました。その感動もあるんですが、それと同じくらい苦味や悲しみという負の感情も揺さぶられた気がします。そんな作品だったと思います。

—それぞれの役の印象をお聞かせください。
池田:オリジナル版に比べると、クンタ・キンテもイケメンですけどオモロ・キンテも洗練されていますよね。40年前のお父さんはちょっと田舎臭かったかな(笑) だから、初めて映像を見たとき「えっ?」と思いました。僕が40年前にクンタ・キンテを演じた時の、お父さんの印象が自分の中にまだ残っていましたので。今回のお父さんは、「僕は僕でいいのかな」という感じでやらせていただきました。
櫻井:大地とともに生きる!という感じで生活している彼の子供っぽさや奔放さがとても素敵だなぁと思いました。でもその後に起こることを知っているので、収録中はとてもいたたまれない気持ちでした。彼は目立つ存在だったんだな、という気がします。

—今回親子役だったわけですが、親子役をやられる印象をお聞かせください。
櫻井:初めて聞いたときは、やっぱり『ROOTS/ルーツ』のルーツである池田さんなので、ちょっと「ドキッ!」としましたね。これはヤバいなと思い(笑)、必死にお芝居しました。でも、池田さんのオモロ・キンテの声を聴きながら収録することができたので、それは僕にとっては凄く手助けになりました。道しるべのような、そんな存在でした。

池田:映像を観る限り、クンタとオモロ、お互いの愛情が通じていたと思いますよ。
『ROOTS/ルーツ』を新しくアメリカで作っている、と噂は聞いていました。そして日本語版をやると聞いて、どうやら僕も出そうだ、という話を聞いて、「(クンタ・キンテ登場時の年齢である)16歳の役はもう無理だ……」と誤解していました。後からお父さんのオモロ・キンテ役と聞いて、「よかった……」と(笑) でも、新しいクンタ・キンテをやれと言われたら……やったかな?(笑)

—本作を楽しみにしているファンの皆様に一言お願いいたします。
池田:僕自身も楽しみにしているので、是非ご覧いただきたいと思います。きっといい作品になっていると思います。

櫻井:オリジナル版のオンエアもあるので、リメーク版と並列に観てほしいと思います。同じ原作の作品ではありますが、時代の色があって、それを同時に観られるのは凄いことだと思います。理解できない部分があったり、逆に価値観が変わってしまうこともあったり……自分が今生きている現実に置き換えることができる瞬間がたくさんある作品です。是非ご覧下さい。

オリジナル作品から40年という歳月が経ち、新たに分かったことを盛り込まれながら今の時代に合う最高の内容となっている本作。圧倒的な力にも負けず、自分の生きる道を探し、貫き、生き残る力強さを是非感じて頂きたい。『ROOTS/ルーツ(2016)』は、8月22日(月)からヒストリーチャンネルにて4夜連続で放送される。

ヒストリーチャンネルにて8月22日(月)23:00〜25:00日本初放送スタート!
8月22日(月)〜25日(木)4夜連続放送が決定!