8月6日(土)に世界から30の国と地域が参加し、今年で14回目を迎える世界最大級のコスプレイベント、世界コスプレサミットが名古屋市栄にて行われ、映画『彼岸島 デラックス』より、主役の明を演じる白石隼也と、明の最大の敵・雅を演じた栗原類が登壇した。当日は、炎天下にも関わらず「彼岸島」ファンで溢れかえった。本作は、講談社「ヤングマガジン」にて連載14年目を迎えた松本光司氏による累計700万部のベストセラー漫画の実写映画化作品。現在も読者投票上位に常にランクインしており、2013年に放映されたMBS・TBS系列での連続TVドラマ版「彼岸島」を格段にスケールアップさせ、この秋を代表するエンタテイメントとして、恐怖倍増、迫真のアクション、ド迫力の映像、すべてにこだわり抜いて、デラックスに映画化された。

 コスプレイベント会場ということで、コスプレイヤーたちを目の当たりにした栗原は、「この会場にいると楽しくなってきて、コスプレやりたくなりますね」と楽しんでいた。原作漫画について聞かれると「漫画はすごく痛快な作品ですね。バカな事を真面目にやっているところが最高です」と答えた白石に対して、栗原は「ホラーとコメディ要素がポイントですね。丸太が重要アイテムで、好きな台詞は「みんな、丸太は持ったな!」です」と、オススメポイントを披露した。映画の見どころを聞かれると、白石は「アクションの練習はすごくしました。家でも木刀を振ったりとか。あと、ルイくんの雅はイギリスの血が入っているだけあって、本場感があった。漫画の雅そのまんま」と、その完成度に自信をのぞかせた。栗原は「白石くんのアクションシーンは画面で見ても、近くで見ていてもすごくかっこいい。(雅の武器である)扇子は、舞を意識してやりました。人気キャラなので雅を演じるのはプレッシャーだった」と役作りへのこだわりを語った。

 また、9月からはMBS、TBSにて「彼岸島 Love is over」の放送が発表された。映画『彼岸島 デラックス』へと続く内容となり、撮影期間は普通の作品の倍ほどにもなる3ヶ月半にも及び、制作費は6億円というかなり豪華なまさにデラックスな作りになっている。エンディングテーマを歌うPALUも会場に駆けつけ、『彼岸島 デラックス』の映像を使ったミュージックビデオをバックに、牙をつけたギタリストとエンディングテーマ「100年時が過ぎても」を初披露し、観客を魅了した。ますます盛り上がりを見せる『彼岸島 デラックス』、ドラマと映画セットでハァハァが止まらない!