1979年にTV放送された、日本ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』。 そのキャラクターデザイン・アニメーションディレクターの安彦良和が手掛けた、累計発行部数1,000万部を誇る大ヒットコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメ化第4話『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN Ⅳ 運命の前夜』が11月19日(土)よりイベント上映となります。
そして、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』は、太田垣康男(小学館「ビッグコミックスペリオール」にて連載中)による累計発行部数200万部を誇る大ヒットコミックスを、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』を手掛けたサンライズ第1スタジオが描くファン待望の「ガンダム」シリーズ最新作です。2015年12月より有料配信中の『機動戦士ガンダム サンダーボルト』全4話に新作カットを加えたディレクターズカット版『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』が7月29日(金)よりBlu-ray & DVDが一般発売中です。
 この度オリジン VS サンダーボルト プロデューサートーク round.4、を行う運びとなりました。当日は、『THE ORIGIN』より谷口理プロデューサー、『サンダーボルト』より小形尚弘プロデューサー、さらに『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『ガンダムビルドファイターズトライ』の小川正和プロデューサー、アムロ・レイのモノマネでお馴染みの若井おさむさん、シャア・アズナブルのモノマネで知られるぬまっちさんが登壇いたしました。会場では、「サンダーボルト」Blu-ray&DVD発売記念として4K上映が行われ、小形P、若井さん、ぬまっちさんが改めて「サンダーボルト」を振り返り、深層へと迫っていきました!そして谷口P・小川Pが登壇すると、サンライズを代表するプロデューサーが揃い、各作品の制作秘話や新情報についてのトークが繰り広げられ、会場にいるファンは大興奮!最後は、前回のトークショーで『THE ORIGIN』から『サンダーボルト』に引き継いでいたジオン軍旗の返還式が行われました!

◆日  程: 7月29日(金) 
◆場  所: 新宿ピカデリー スクリーン3 (新宿区新宿3丁目15番15号)
◆登壇予定:『THE ORIGIN』谷口理プロデューサー、『サンダーボルト』小形尚弘プロデューサー、
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』、『ガンダムビルドファイターズトライ』小川正和プロデューサー、
若井おさむ、ぬまっち ※敬称略

【4K上映をみての感想】
ぬま:手書きなので4Kでみると細部まではっきり見えました。
小形:あまり観てほしくないところや直視できないシーンとかもクリアに見えますね(笑)
若井:腕を切るシーンは原作にありませんがあえていれたのには意図があるんですか?
小形:松尾監督は、ダリルのイオに対する決意をより高めたかったと言っていました。
若井:あのシーンがあるからダリルに感情移入できました。あとやっぱり音楽がすごく合いますよね。音がそれぞれステレオに聞こえますし、ガンダムの怖さが凄く伝わりますよね。最後カーラ先生が自爆しようとしてたところにビームサーベルがグサッってなった瞬間に、ジャズが流れ出すじゃないですか?あの時めちゃくちゃ痺れるんですよ。それこそサンダーボルトが(体に)落ちるみたいな。そこからテンションがすごく上がるんです。
ぬま:あれで興奮するって若井さんかなり異常ですね(笑)
【サンダーボルト感想】
谷口:続編が楽しみですね(笑) 『サンダーボルト』は最初みたとき、R指定がつくだろうなと思いましたね。原作もそうですが結構きわどいので、これがR指定つかなかければなにやってもいいなって思いました(笑)
小形:全部映倫さんに見て頂いたんですけど、逆につかないんだと思いましたね(笑) ガンダムの初のR指定っておもしろかったのにちょっと残念でしたね(笑)
小川:大変なことしてるなと思いましたね。監督の松尾さんも自分が新人の時に仕事をさせていただいたので…。(松尾監督は)昔はもっと優しかったんですけどね(笑)

【小川Pに対し】
若井:(鉄血のオルフェンズに)グレイズ・アインがありますが、『サンダーボルト』のサイコ・ザクを見た時はどう思いましたか?(笑)

【富野さんとは】
若井:僕は10年くらい前にご挨拶させて頂いて、「僕はね、たまたまテレビで君をみたよ。今すぐ連邦の制服を脱ぎなさい!他の事をしなさい!」って言われましたね(笑) ここまで続けてしまいましたね。
【谷口Pに対し】
ぬま:みんなが気になっている、ララァの声が決まりましたけど。
谷口:アフレコは終わっているんですけど、そのあと早見さんは池田さん、古谷さんとお食事してましたよ。すごい良かったです。やっぱり大きい前任者がいますので、すごい緊張感の中でやってました。いろいろ意見はあると思いますが、期待して楽しみしてくれたらと思います。
ぬま:僕らは最初のガンダムを知っておりますので、それとはまたちょっと違うララァをみられるのは嬉しいですね。

【最後に】
小形:『サンダーボルト』は僕も皆さんも疲れたと思います(笑) またいろいろと『サンダーボルト』もこのあとDVDの売り上げ次第でなんかあるといいなと思いますので、また皆さんと来年お会いできると嬉しいですね。それまではここにいるお二人(谷口P・小川P)のつくる「ガンダム」で楽しんで頂いて、何かあるかもしれない『サンダーボルト』に備えて頂ければと思います。