宮藤官九郎監督最新作、長瀬智也・神木隆之介出演『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。6月25(土)から公開された本作は、全国288スクリーンで上映され、週末ランキング第一位の大ヒットスタート。7月10日(日)までで、動員719,582人、興収950,699,400円を記録しております。7月11日(月)大ヒットを記念いたしまして、大ヒット御礼舞台挨拶を実施いたしました。

監督・脚本を務めた宮藤監督、そして大ヒットドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS系)にレギュラー出演した、ラーメンズ・片桐仁がお揃いの地獄図Tシャツで登壇。片桐は、長瀬智也演じるキラーKの先輩、鬼野役を演じるほか劇中に登場する“鬼Phone”、“鬼Pad”の制作も担当し、舞台挨拶では実物を持参。「石よりは軽く、鬼よりも軽い」と宮藤監督と片桐による軽快トークで舞台挨拶がスタート。本作で片桐が出演した経緯は「鬼phone、鬼padありきだった」と言い、「(衣装を担当した)伊賀さんが台本を読んで打ち合わせの途中で、仁さんに頼んだ方がいいですよとアドバイスをいただいて。これだけ作ってもらうのも悪いなと思って、映画に出演いただこうということになったのですが、空いてた役が黄色い鬼と我慢汁だったんです。誰だか分かんない度で言えばいい勝負です。(笑)」と暴露。片桐は「特殊メイクに3時間かかった」と言い、「すごい時間がかかって、会ったら誰だか分からなくて、人見知りしちゃった」と宮藤監督が撮影当時を振り返り、続けて「特殊メイクを担当するメイク部は(片桐さんの)顔がハデなので、元の顔に造形で勝とうとするんです」と、メイク部による気合いの入った特殊メイクによって一見見ただけでは分からない風貌が出来上がったという。さらに、片桐の出演シーンは「すべてアドリブ」と言い、「痛い、痛い、痛いと言うから。桐谷くんが『アイシングしようか!』と言い出して、すごい面白かったんですけど。いつまでやるのかなって(笑)」と実際には劇中以上にやり続けていたが、「まったくいらない役ですからね(笑)」と宮藤監督が驚くべき発言をすると、片桐も「なんのために出演したんだって役ですからね」と納得した様子に、会場は爆笑!

 この日は観客からの質問にも答えるティーチインを実施。輪廻転生が描かれた本作について、「生まれ変わるなら何になりたいですか?」という観客からの質問には、片桐は「運動神経のいい人。代々片桐家は運動神経が悪いことが分かっていますので、小中学校で運動神経がいいか悪いかで、その子の人格が左右される。プロ野球選手並みの運動神経の良い人がいいです」と答えると、宮藤監督は「人間だったらグラビアアイドルになりたい。本屋でサイン会や握手会やって、まだ脱いでないんだっけ?と思われるみたいな。イメージビデオを何本出せるかを争いたいです」と監督らしい(?)発言が飛び出す。次に「歌うたいの小鬼役に憂歌団の木村さんが出演されていますが、どういったご縁ですか?」という質問に対して、「もともとゴスペルの曲があがってきたので、ゴスペルシンガーにお願いしたんです。そしたら、『地獄を肯定する映画なので』とすごく真っ当な理由で断られた(笑)。ロバート・ジョンソンみたいなブルースでもあるなと思って、木村さんを勧められたので、ちっちゃい鬼で出演いただきたい!と決めてオファーしました。いい方向になったと思います」とこれまで明かされなかった裏話に会場はまたも大爆笑!

 最後に、片桐は「地獄っていう新しいジャンルの映画が誕生しました。輪廻転生をしっかり繰り返していて、こんなにしっかりとした地獄の映画はこれまでなかったと思います。さらに、泣ける映画でもあります。正面から地獄を扱っていて、大好きな映画になりました」と本作を絶賛。宮藤はこれまで35回も舞台挨拶に登壇しており、「まだまだ僕の舞台挨拶地獄は続きます。劇場の大きい音で観てもらうのがいい映画なので、ぜひ周りの人に進めていただければと思います」と、今後も地獄のPR活動に励む志を明らかにし、拍手喝采のなか舞台挨拶は終了した。