『烈車戦隊トッキュウジャー』で注目を集めた小島梨里杏さんが初主演を務める映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』が2日、公開初日を迎え、共演者の渡辺佑太朗、清水尚弥、岡本夏美、花影香音、篠田諒、小山莉奈、金子大地、濱正悟、池田和樹、梅村紗瑛、山谷花純、そして、綾部真弥監督と共にシネマート新宿で舞台挨拶を行いました。

7月2日(土) 会場:シネマート新宿 スクリーン1
<登壇者>小島梨里杏(22)、渡辺佑太朗(22)、清水尚弥(21)、岡本夏美(18)、花影香音(19)、
篠田諒(19)、金子大地(19)、小山莉奈(18)、濱正悟(21)、池田和樹(19)、梅村紗瑛(20)、
山谷花純(19)、綾部真弥監督(35)

本作は、おなじみの人狼ゲームを題材に、何者かに閉じ込められた高校生らが繰り広げるデスゲームを描く人気シリーズの第4弾。これまで、桜庭ななみ、土屋太鳳、高月彩良が主演を務めており、小島梨里杏が4代目。若手女優を主演に起用する“ブレイクの登竜門”としても、注目の作品となっています。下記は登壇者のコメントです。

【小島梨里杏】
本日はご来場頂きましてありがとうございます。こんなに早い時間にこんなに沢山の方に集まって頂けたことが本当に嬉しいです。そして初日を迎えることが出来て本当に皆喜んでおります。ありがとうございます。本日は短い間ですが楽しんでいきましょう。よろしくお願いします。

(映画初主演、初日を迎えての感想を聞かれて)観てもらいたいという気持ちももちろんなんですけど、今ここに立っていることがドキドキするような、緊張した状態です。初めて主演をやらせて頂いて、ここに立っていることがビックリするくらい緊張しています。

(苦労したことを聞かれて)乾朱莉として、相馬(渡辺)君との過去がすごく乾朱莉の人生においてすごく大きな存在だったので、そこをどれだけ掘り下げられるか、追いつめられるかということ、「人狼ゲーム」の世界観の外でも、生きていることををすごく感じられて苦労しました。なぜ苦労したかと言うと、皆で撮影をする前にリハーサルがあったのですが、そこで悩んだシーンというのが相馬(渡辺)君に自分の負い目を打ち明けるシーン。そこがリハーサルでも分かっているんだけどできない、何でだろう、という凄い悔しい思いをして皆に見守られながらやっていました。「本番までどれだけ自分を追い詰められるかだよ」って監督からもお言葉を頂いて、自分でも頑張ったシーンです。

(騙してやったぞ、出し抜いてやったぞというようなエピソードを聞かれて)最後嫌ですよ・・・私は、さっきの篠田くんの話を聞いて、乾朱莉としてのことなんですけど、乾朱莉って生き残りたいっていうのと、犠牲者を1人でも出したくないっていう2つで葛藤しているんですけど、その中に、もう1つ、別格として、相馬葵くんを守りたいっていうのを持って演じてたんですけど、相馬くんを守りたいって思ってたんですけど、あれ、守られてたっていう感じです。

(最後に一言)本日は改めてご来場いただき、ありがとうございます。みなさんに見ていただいたからこそ、やっぱり作品は動き出すし、生きていくなってより思います。今日が初日となりますが、どんどん広がっていき、みなさんに見ていただから嬉しいです。このスクリーンで生きてた彼らは、本当に今を生きていたと思います。今を大事に生きていきましょう!よろしくお願いします。

【綾部監督】
シリーズの第4弾なんですが、主人公が何の「役職」か、人狼なのか、村人なのか明かさずにストーリーを進行するというのは初めての試みだったんです。単純に、主役はいったい何の役職だろう、登場人物が何の役職なのか、どう展開していくのかをなるべく皆さんが推理して頂いて、飽きずに99分最後まで観られるような映画にしたい、楽しんで頂きたいというのが一番にありました。あとは、非日常的な設定ですが、今のこの現実の中であてはまるようなことがあるのかなと。その中でこの若い登場人物たちがどうやって次の一歩を踏み出すか、そういう力強さになればいいなと思ってやっていました。