本日、東京港区のザ・リッツカールトン東京にて映画『ファインディング・ドリー』の≪監督来日記者会見≫を行いました。本作は6/17より全米の4,305館で公開し、週末興行収入が136,183,170ドルの圧倒的なオープニング興行成績で〝アニメーション史上全米歴代No.1“の歴史的大ヒットを記録いたしました!これは世界的大ヒットとなった『ズートピア』($75,063,401)『トイ・ストーリー3』($110,307,189)、『シュレック3』($121,629,270)『ミニオンズ』($115,718,405)を遥に超え、全米歴代アニメーション作品のオープニングNo,1を塗り替える偉業を達成、公開2週目も、公開1週目の『インデペンデンス・デイ:リサージェント』を超え週末興行収入NO.1とその大ヒットの勢いは止まらない。(数字はBox Office Mojo調べ)

大ヒットを携え来日をしたのは、『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』でアカデミー賞2冠のアンドリュー・スタントン監督と、「トイストーリー・オブ・テラー」でアニー賞を受賞したアンガス・マクレーン共同監督。記者会見に登場した2人は「アニメーションに対して文化的なリスペクトを持っている日本でこの『ファインディング・ドリー』を公開でき、とても嬉しい!」と喜びの声を上げた。歴史的大ヒットの要因を聞かれると「世界中で愛された作品でドリーもニモも好きになってもらえた。大人になった人たちがドリーの事を気にかけ、旧友にまた会えるような気持ちで楽しんでくれたんだ」とアンガス共同監督は答えた。全世界で社会現象となった作品の続編でドリーを主人公にした理由についてアンドリュー監督は「続編は作らないと言ってきたが、ドリーがマーリンやニモを失うかもしれない、彼女の家族が見つからないかもしれないと心配で、続編のことが頭から離れなくなったんだ」語った。忘れんぼうという欠点を持つドリーを通して伝えたいことを聞かれると、アンドリュー監督は「作品で普遍的な真実を伝えたいと思っている。欠点はあるけど、そのありのままの自分を受け入れた時、心の平穏や自信を持つ事ができると感じてもらえたら」と語った。本作でのニモの役割を聞かれると「ニモは前作で大海を渡った経験からの自信があり、それをドリーに伝えたいと思ってるんだ。ドリーとの絆を大事にしてるけど、彼らの絆がどうなるか、緊張の展開も待っているよ」とアンガス共同監督は語った。映像へのこだわりについて「前作の精神や通じるものを大切にしながら、技術の進化も最大に活用し作品をアップグレイドさせた。我々ピクサーの集大成としての最高のエンターテイメントを作った。細部へのこだわりや細かい仕掛けもあり、いろんな驚きを感じてもらえると思うので、1度と言わず何度も観て楽しんでもらいたい」とアンドリュー監督は語った。

スペシャルゲストとして日本語吹替版キャストの室井滋、木梨憲武、上川隆也、中村アンが『ファインディング・ドリー』の特注帽子を被って登場!帽子へのコメントをアンドリュー監督がすると、通訳の前に木梨が「こんなに似合っている人はいない!出来れば実写で使いたい」とまさかの通訳!で会場を爆笑で包んだ。ドリー・ブルーのワンピースで登場した室井は「今回はドリーが主役と伺いとても驚きましたが、本当に嬉しかったです。吹替にのめり込むあまり、すっかり自分がドリー化してしまっているんです。今日も初めての会場なのでトイレから戻れなくなったり・・・。おかしいですよね。」と忘れんぼうな一面を披露し会場を笑わせた。ニモの・マーリンの声を演じた木梨は「今回も『ドリー!ニモ—!』って叫び声を中心に厳しいスタジオに一人ぼっちで頑張りました。完成版を観たら見事でした!前作より進化して素晴らしい映像とストーリー!前作の時に生まれてなかった娘も今は大きくなったので、子供と観たい!アメリカではとんでもない記録が出て、次は日本。よろしくお願いします!」と語った。ハンクの声を演じた上川は「昔からピクサー作品が大好きだった私がニモの続編に出演できるなんて本当に光栄です。ハンクやドリーと一緒に冒険してください」と話し、自身初となる声優を務めた中村さんはジンベエザメのデスティ二—・ブルーの衣装に身を包み「オーディションのチャンスを頂き、絶対にやりたい!とって全力を出し、役を頂く事が出来ました!今日ここにいることが感動的です!」と話した。実際にキャスト達の声を聴いたアンドリュー監督からは「本当に素晴らしかった!映像は英語の口に合わせて作っているのに、オリジナルのようなクオリティ、まさにピッタリ!」と大絶賛のコメントを寄せた。

海中をイメージした記者会見場では大きなスクリーンに海を再現!アンガス共同監督は“ドリー”を、アンドリュー監督は“ニモ”を描きスクリーンの海に入れると、会場からは驚きの声が。続いて日本語吹替版キャストから監督達へのプレゼントとして4人が描いた魚もスクリーンの海に登場。上川が描いたタコのハンクの登場に「素晴らしい!一緒にピクサーで働かないか?」とその上手さからスカウトが!キュートなニモを描いた中村の画に続き、室井さんのハート付きのドリーが登場、最後に木梨が描いたカラフルな≪ノーリー≫という名の魚が登場、会場を笑わせた。さらに木梨の≪しげる≫と≪大山さん≫という名の魚が登場し、スクリーンいっぱいに泳ぐ魚たちで、映画さながらの綺麗な水中の世界が再現された。

最後に2人の監督へドリーとニモが映画かれた『ファインディング・ドリー』オリジナル提灯を贈呈すると「美しい贈り物をありがとう!」と大感激。最後に室井から「この夏、暑くなりそうですが、是非、涼しい劇場へお越しいただき、この夏一番の思い出を作ってくださいね!ドリー、マーリン、ハンク、デスティニーも劇場で待っています」コメント。アンドリュー監督も「愛情で作ったスケールアップした本作をぜひ日本の皆さんに楽しんでほしい。」と呼びかけ来日記者会見は終了した。

世界中で大ヒットを記録している『ファインディング・ドリー』はいよいよ、この夏7月16日(土)日本公開!