「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の人気漫画家・古谷実のベストセラーコミック『ヒメアノ〜ル』森田剛を主演に迎え、濱田岳、佐津川愛美、ムロツヨシらの最強キャストと共演。5月28日(土)の全国公開以降、300館規模の作品が並ぶ中、86館という公開館数ながらぴあ映画初日満足度調査第1位(5月28日調べ)、Yahoo!映画評価ランキング第1位(5月30日時点)を獲得と話題沸騰・絶賛公開中の本作!このたび、大ヒットを祝し、主演・森田剛、濱田岳、吉田恵輔監督登壇による舞台挨拶が行われました。

上映終了後、いきなり登場したMCに場内がざわつく中、「実は本日、森田剛さん、濱田岳さん、そして吉田恵輔監督が、何と!!
皆様と一緒に本作をご覧になっていたんです!!」と言うと、それを知らない観客からは大きな悲鳴が。さらに森田らにスポットがあたり、舞台上に登壇すると場内のテンションはマックスに!実はこの日、森田のアイデアからキャスト、監督らがこの日集まった観客とともに作品を鑑賞する上映会をサプライズで実施。この企画は先日、吉田監督と一緒にいったイタリアの映画祭で観客と一緒に作品を観たときからの森田の希望だったようで「みなさんと一緒に観れて貴重な体験ができました。」と感想を述べると、濱田も「笑ってくれたりとかザワザワする感じが、よかったです!」と続けた。海外の観客との違いについて森田は「独特と言いますか、ウディネよりは静かに集中して観られているなと感じました。向こうはケラケラ笑っていたので」とこの日の観客のリアクションについて率直に語った。作品の大ヒットについて吉田監督は「(公開)初日の夕方にプロデューサーの普段は見慣れないご機嫌な顔が見られたので、あの日はよく飲めました。」と喜びを語った。イベント中には、公式HPを通じてファンから集まった質問に答える場面では「次回、森田さん、濱田さんと作品を撮るならどんな作品にしますか?」との吉田監督への質問に対して「森田君が嫌そうな壁ドンさせたいね〜。ぞーっとするセリフを言わせたいね!」というと、観客からも「やってぇ〜!」とリクエストが。森田は「(監督と)ご一緒できるなら!」と言いつつも「壁ドンは…できないなあ、膝が笑っちゃいそう」と苦笑する場面も。その他の質問に対して真剣に答える森田の姿や濱田のコメントに対して吉田監督がツッコミを入れるなど楽しそうに進行していった。舞台挨拶の締めくくりに森田は「上映後の独特な空気で盛り上がっているか心配になった」と言いつつも「本当に自信をもって一人でも多くの方に観ていただきたいです!」と観客に呼びかけ大声援の中、イベントは終了した。

Q1【森田さんへの質問】
クライマックス前の、森田にたくさんの幻聴が聞こえるシーンは、どんなことを考えながら言いましたか?

森田:考えてないんですけど撮影が終わって少し経ってからアフレコをして、監督にその日いただいたセリフを当てました。

Q2【濱田さんへの質問】
森田(※森田役名)ばかりが悪いと言われてますが、イジメに加担したり、女の子と付き合ったりする
悪い男・岡田(濱田役名)についてはどう思いますか?

濱田:安藤さん(※ムロツヨシ役名)騙そうともしてるしね〜、認めます。岡田も悪い奴です。

Q3【吉田監督への質問】
次、森田さんや濱田さん撮影をするならどんな作品にしますか?

監督:森田君だったら、森田君が嫌そうな壁ドンさせたいね〜。ぞーっとするセリフを言わせたいね!
岳君は…あんまり思いつかない!あ、普通のひと!また!

森田:ご一緒できるなら、壁ドンは…(拍手)できないなあ、膝が笑っちゃいそう…
監督:10分に1回壁ドン!

Q4【吉田監督へ質問】
監督のやさしさのラストで余計にコワくなりました。なぜあのラストシーンにしたのですか?

監督:優しさもあるけど、もちろん俺の中では両方の気持ちがあるというか、残酷さも描いているのでこの話45分かかるからな〜

Q5【森田さんへの質問】
一番つらかった撮影シーンは?

森田:居酒屋も結構タバコとか吸ってきつかったし、あとは、警察官との取っ組み合いは体力的にきつかったです。
格闘技みたいな感じだったので終わった後、腕に力が入らないくらいでした。

Q6【森田さんへの質問】
一番印象に残った監督の言葉は?

森田:撮影の途中から「俺はノッてきたぞ!」と言ってて、ついていくしかないと思いました。
濱田:俺とムロくんがいるときはこないんですよ〜。佐津川さんがいると来るんですけれどね〜!