平素より大変お世話になっております。5月28日(土)から全国286スクリーンで公開がスタートしました『オオカミ少女と黒王子』(二階堂ふみ、山崎賢人W主演/廣木隆一監督)は、6月8日(水)までの13日間で55万人動員、興収6億5500万突破。公開初日から女子中高生でにぎわい、女性から絶大な支持を集めています。
この度、大ヒットを記念して、主演の二階堂ふみさん・山崎賢人さん登壇の舞台挨拶を実施いたしました!
イベントでは、劇中でも登場する“カップルが鍵をかけると永遠の愛が結ばれると言う伝説がある、神戸のヴィーナステラス「愛の鍵モニュメント」を模したハートの南京錠が用意され、本作が永遠に心に残る作品になるという願いを込めて南京錠をモニュメントに施錠しました!

●日時:6月9日(木)
●場所:新宿ピカデリー スクリーン1(新宿区新宿3丁目15番15号)
●登壇者:二階堂ふみ、山崎賢人
◆イベント実施レポート

映画『オオカミ少女と黒王子』の本編終了後、作品の余韻に浸った観客が集まる会場に、二階堂さんと山崎さんが客席からサプライイズで登場!会場からは黄色い歓声が沸き上がりました。

二階堂さん「今日はお越しいただきありがとうございます。沢山の人に観ていただけて幸せです」、山崎さん「今日はこうして公開して2週間たってまた舞台に立つ機会をくださってありがとうございます。嬉しく思います」と、感無量の面持ちで挨拶をしました。

本作でドSな黒王子・恭也を演じた山崎さんですが、今日の衣装は白を基調としたスーツ姿。「黒いイメージばかりなので、今日は白いイメージで。良いイメージでイメージアップです(笑)」と、イメージアップを狙ったことを明かし笑いを誘いました。

本作でヒロイン・エリカを演じた二階堂さん。初めて普通の女子高生役を演じ、チャレンジングになった本作の大ヒットについて、二階堂さん「嬉しいです。話をいただいてから温めていた作品でもあるので、特別な作品になりました」とニッコリ。続けて、「普通の高校生役で嬉しかったです。観ていただく方にエリカが身近な存在になるといいなと思って演じていたので嬉しいです」と、チャレンジングな役柄を演じることのできた喜びを明かしました。

一方、山崎さんは「僕にとってもチャレンジな役でした。ふみちゃんとも6年ぶりに共演できて良い時間を過ごせました。廣木監督のもと楽しくやっていた作品がこうして大ヒットしているのは嬉しいです」と、しみじみと大ヒットの喜びを明かしました。自身が演じたドSな役柄については、「自分はドSな部分はあまりないです、お芝居だから楽しんでやれたんで(笑)。かっこいいセリフとか色々なことを恭也からもらいました」と、自身の役柄から学んだことを教えてくれました。

本作では、恭也がエリカに放つドSなセリフが見どころの1つですが山崎さんは「全部好きです。でも『うるせー口だな』っていうのが好きです」と語り、「マネージャーさんにおごった時に、ふざけて『これで俺に頭上がらねーな』と言ってみたりします(笑)」と、茶目っ気たっぷりに話し、会場からは笑いが起きました。

高校生の恋愛が描かれる本作ということで、本作には注目の人気俳優が勢ぞろい!二階堂さんは「みんな仲良く楽しくやっていましたが、1つの作品つくることに対して年齢関係なくプロ意識を持っていたので、同年代ですが、緊張もありつつ楽しい現場でした」と撮影現場を振り返りました。

山崎さんは「監督が自由にやらせてくれました。クランクインの時に僕がまだドSになりきれてなくて、遠慮していた時に、ふみちゃんがもっと本気で来てって言ってくれて吹っ切れました。現場で話しながら作品をつくっていけたことが良かった」と明かし、二階堂さんは「遠慮なく一緒に作り上げていけたらと思っていました」と、2人の仲の良さと役者としての情熱が伝わってきました。

本作の撮影は福岡や神戸など様々な場所で行い、二階堂さんと山崎さんは「福岡は屋台がおいしかった」と口をそろえてコメント。監督と吉沢さんと4人で屋台に足を運んだそうで、撮影現場でも、トランプゲームをやって負けた人がトマトジュースをおごるというゲームをしたという仲の良いエピソードを明かしました。

印象に残ったシーンについてMCに問われると、「最後の神戸で撮った南京町で撮ったシーン。すごく寒くて大変でした」と二階堂さん。山崎さんは「神戸で走るシーン。最後にエリカの事を思って走るので。400メートルくらいあって大変でした」と思い思いに撮影の印象的なシーンを振り返りました。

今日が映画のキャンペーンが最後ということでお互いに感謝の気持ちを述べる一幕も。二階堂さん「ありがとうございました。本当にその言葉につきるというか、現場でエリカをつくっていくうえでも山崎君がいなくちゃ出来なかったことが沢山ありますし、宣伝もいつも楽しませていただいて。6年ぶりに会って刺激になりました」、山崎さん「嬉しいですね。ふみちゃんありがとう。デビュー以来6年ぶりで、僕がスタートした時に出会って、違うジャンルのものをやってきて、この作品で出会っていろんなことを教えてもらいましたし、空き時間も楽しかったので、本当にありがとうちう気持ちです」と、それぞれ思い思いに感謝の気持ちを込めて話しました。

最後に、劇中で登場した“カップルが鍵をかけると永遠の愛が結ばれると言う伝説がある、神戸のヴィーナステラス「愛の鍵モニュメント」を模したハートの南京錠が登場し、二階堂さん「エリカのようにまっすぐ出会える人に皆様も出会えるように」、山崎さん「エリカと恭也のような幸せが皆様に訪れますように」という2人の願いごとを書いた鍵を施錠し、会場は大盛り上がりの中、幕を閉じました。

◆最後にメッセージ
二階堂さん:これで終わりなんだ、と何度かみなさんにお会いする機会をいただけて、皆さんから元気や勇気をいただけてとても幸せでした。エリカと恭也のような素敵な出会いがありますように。この映画を愛してくれて本当にありがとうございました。

山崎さん:この映画の舞台挨拶は今日で最後です。このような場でしか言えないことも沢山あり楽しかったです。自分の大切なことに気付いたときに走り出せるようなこの映画を思い出していただけたら。2度目でも何回も観ていただけたらう嬉しいですけど、大切な何かをみつけてくださったら嬉しいです。