映画『オデッセイ』ぼっち芸人のヒロシ、スギちゃん、イベントで意気投合!
『ゼロ・グラビティ』を超えて大ヒットを記録し、第88階アカデミー賞では作品賞、主演男優賞含む7部門にノミネートされたSFサバイバル超大作『オデッセイ』の発売中のブルーレイ&DVDが大ヒットを記念したイベントが今日都内で行われた。本作は宇宙飛行士ワトニーが火星に置いてきぼりにされ、ポジティブな精神力でサバイバルに挑戦し生き抜いていくストーリーだが、ワトニー同様“ピン芸人としてひとりぼっち”で芸能界を“サバイバル”しているヒロシ(44)と、“ポジティブ”なスギちゃん(42)がゲストとしてイベントに登壇した。
登壇した2人は早速作品の感想を聞かれると、ヒロシは「火星でおきざりになるサバイバルなんて今まで観た事がない!」と興奮気味に答え、スギちゃんは「NASAがバックアップしただけあり、凄くリアリティーを感じました!」と二人揃って『オデッセイ』の世界観を存分に楽しんだ事を明かした。
実際に火星にひとりぼっち残されてしまったら、どういう風に切り抜けますか?という質問には、ヒロシは「バラエティの雛壇の時でさえ、どうしたら良いのか分からないのに火星なんて無理。」と自虐的に答えた。一方でスギちゃんは「余裕でしょ。火星であろうと、食べれない物でも食べて生きていくと思うぜ〜」とスギちゃん節を炸裂させ会場を沸かせた。
また火星にひとつだけ持ち物を持っていけるとしたらと、問われるとヒロシは「仕事。5月も2件しかなかった。」と答えると、スギちゃんも「俺たち休業だと思われているけど、あけっぱなしですから!」と応戦した。
『オデッセイ』に絡めたネタを披露するシーンもあり、ヒロシはひとりぼっちネタ、スギちゃんはサバイバルネタを披露。お互いにネタを褒め合い、「久しぶりに仕事したけど、俺たち気が合うね。」と“ぼっち芸人”同士意気投合していた。
さらにイベント途中、『オデッセイ』本編中にワトニーの命を繋ぎとめたジャガイモに因んだジャガイモ風激辛シュークリームロシアンルーレットに2人は挑戦した。激辛シュークリームにあたってしまったスギちゃんは、目に涙を浮かべながら「辛くないぜ〜」と悶え苦しんでいた。
報道陣から、ピーク時の状況の質問が飛ぶとスギちゃんは「ピーク時にどれだけ稼いでも、税金がエグい。一発屋は長持ちしないから、税金免除してほしい〜」と独自の見解を語り、ここでもヒロシも「本当!それ!」と息が合った掛け合いを見せた。
最後にヒロシは「お世辞抜きで面白いです。僕はよくぼっちキャンプをするんですが火星ではこうやって生き抜くのかと参考になります。」、スギちゃんは「諦めなければ何とかなる可能性があるんだということを教えてくれる。奮い立たされる作品です。」としっかり本作へお薦めコメントを語った。