この度、小沢仁志、哀川翔率いる任侠映画界のオールスター総勢25人が出演する映画『CONFLICT〜最大の抗争〜』の初日舞台挨拶がシネマート新宿にて開催され、主演の小沢仁志が登壇した。

登壇するやいなや、いきなりお酒を手に取り、トークをしながら飲み始めるなど冒頭からノリノリの小沢。すでに酔った様子ではあったが、「何度もこういう舞台に立っているけど、お客さんが入っているかとか毎回ドキドキする。2時間43分と長いけど、キャストの見せ場があって面白いから、俺寝なかったよ。だから口コミで広がってほしい」と作品への手応えを語った。

続けて、「自称スターの諸星和己に見せ場はないけどな」とさっそく共演者へ毒を吐くと、
客席から「その話なげぇのか」と暴言が。その声で気づいたのか、小沢が「和だろ、このやろう」と問いかけると、弟の小沢和義がサプライズで登場。「兄貴が暴走をしないように来ました」との言葉とは裏腹に手土産でジンを持って登壇し、たどたどしく台本を広げ、小沢仁志をリード。小沢兄弟の歴史を含め、思い出話に花を咲かせたのもつかの間、事前に取った「小沢仁志への質問」アンケートを手に、「顔面凶器と呼ばれていますが、そろそろ顔面兵器になるんじゃないですか」や、「そろそろ引退して世代交代していいのでは」など、兄弟間でしか出来ない過激な質問に対して「よけいなお世話だよ」と言いながらも「本当は引退して、下の代にバトンタッチしたいんだけどね」と本音を漏らした。

舞台挨拶の途中では、本作にも出演し、小沢仁志が期待を寄せている後輩の本宮泰風、そして本作の監督を務めた藤原健一監督が急遽登壇する一幕も。小沢仁志の独擅場の予定だったが、まさかのサプライズ登壇が続き、小沢の暴走が止まらない舞台挨拶となった。

最後に小沢から「同じようなアイドルが出ているドラマ観てもつまんねぇだろ?そのうち俺らが逆転するから、その旗揚げだと思って観てくれたらと思う。この作品は、今誰が頑張っていて、次誰が来るのかが一番分かりやすい作品。そういった奇跡の作品です」と本作を自信満々にPRし、舞台挨拶は終了となった。