して初の全米興行収入1位(実写映画)を記録するなど、世界中に恐怖とその名を轟かせる清水崇監督の4DX®限定公開作品『雨女』が、6月4日(土)より全国のユナイテッド・シネマ他にて公開いたします。
<恐怖>を描くことでは、右に出るものはいない清水崇監督が、劇場用ホラー映画として6年ぶりに仕掛けるのは、体感型上映システム4DX®を最大限駆使した35分の体感型エンターテインメント!徹底的に4DX®システムを研究して生まれた本作は、映像にあわせて降り注ぐ雨、座席の揺れや風の演出によって座席の背後に気配を感じるなど、五感を直接刺激し、心の底まで恐怖を染み渡らせる臨場感たっぷりの新しい<恐怖体験>となっています。
主演は、『TOKYO TRIBE』(14)でオーディションを経てヒロイン役に抜擢され、『東京無国籍少女』(15)で映画初主演を果たした、今最も注目される若手女優・清野菜名。本作で初のホラー映画に挑戦しています!

この度、劇場公開に先立ち、清野菜名、清水崇監督登壇 完成披露試写会イベントを実施いたしました。

<『雨女』完成披露試写イベント 概要>
【日時】5月26日(木) 
【場所】ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン7  (江東区豊洲2-4-9三井ショッピングパーク アーバンドックららぽーと豊洲3F)
【登壇者】清野菜名、清水崇監督

大きな拍手の中、登場した清野さんと清水監督のお2人。お客さんと一緒に自身が主演した4DX®限定作品である本作を鑑賞した清野さんは、「本当にすごい!雨が降りまくりでびっくりしました。ストーリーにそってイスが動いたり水が降って来たりして、のめり込んで観てしまいました。ゾクゾクしたり、ゾワっとするシーンも多くてハッとしてしまいました!前から水がビシー!と出てくるところが一番驚きました!」と興奮気味にコメント。清野さんの感想に対し清水監督は、「僕はホラー作品を撮ることが多いんですが、主演の方は、撮影をしているせいか出演した作品を怖がる方が少ない中、こんなにはしゃいでくれると嬉しいですね。」と笑顔で語りました。

4DX®上映専用に制作されている本作。4DX®制作にあたりこだわったことを聞かれた清水監督は、「まず、僕はアナログな人間なので、正直このお話しをいただいた時、あまり気が進まなかったんですが、映画館でしか体験できない、映画に没入できる作品だったらやってみようかな。本作が映画館に足を運んでくれるきっかけになればと思って引き受けました。韓国にある4DX®制作会社に依頼したのですが、4DX®作品は大作も多く、エフェクトが多すぎて疲れてしまうんですよね。だからはじめ制作会社から4DX®効果が盛りだくさんなものが送られてきたのですが、エフェクトを吟味して5、6回修正を出しました。修正依頼をし過ぎて、怒られてしまったくらいです(笑)。この作品を機に、今後は4DX®の直しは1作品で2回までにする事になったと聞いて、、、すみません。僕のせいで世界基準を作ってしまいました。」と笑いながら明かしました。

トークは、撮影裏話に。水を使ったシーンが多い本作。2月に行われた真冬の撮影で苦労した点を聞かれた清水監督は「一番寒い時期だったので本当に大変でした。清野さんが水深5メートルくらいのプールで撮影するシーンでは、3テイク目くらいで『もう限界です・・・』と言ってきたから『女優ならやれよ!』(笑)と返しましたが、本当に相当頑張ってくれたと思います!」と撮影秘話を語り、清野さんを称えました。また清野さんは「朝8時から夜9時くらいまでずっと水中で撮影する日もありました。寒すぎてから身体の震えが止まらなくなってしまって、スタッフの方に温めてもらったりもしていました。息を止めて水中に潜ったり、水中でセリフを言うシーンもあったんですが、監督から『もっと(口から)泡を出して!』とリクエストされて、『監督がやってみてよ!』と思うこともありました(笑)」と苦労を明かし、壮絶な撮影であったことが伺えました。

そして最後に「私にとってホラー映画を観ることはイベントのようなことでした。なので、皆さんも友達を誘って夏の思い出の1つになったらなと思います!是非、濡れて帰ってください。」と清野さん。清水監督は「デジタル3Dが流行り出した頃、僕も3D映画を撮りました。幸運にも僕は新しい技術が開発されるタイミングに、挑戦できるチャンスをもらうことができました。今回、今までにない体験のできる映画を作りました。是非、映画館に足を運んでもらえるきっかけになる作品になれば嬉しいです!」とメッセージを送り、自信を伺わせながら本作をPRしました。